第18幕
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後日ミナトから聞いた話だが、あの日、うちは一族の中で会合を欠席した者、参加しなかった者は子ども達とオビトを除いていなかったそうだ。
いくら写輪眼を開眼していたとしても、瞳術を使いこなせなければ九尾を操るのは無理だし、尾獣や人柱力のことは里の中でも極少数しか知らない情報なため、子ども達に疑いが向くことはなかった。
会合のことはうちは一族しか証明出来る者がいないため、彼らがグルになっているだけなのではと、何も進展しなかった上、結果として最悪の疑惑が浮上しただけになってしまった。
そのため、しばらく暗部の監視がつくのは回避出来ないそうだ。
なんだか…このまま行くと本当にうちは一族は滅亡の一途を辿ることになりそう。
もしそうなったら…その時私はどのように動いたらいいのか…。
こんなにも多方面に大切な人達が増えて、皆が傷つかないようにするにはこの身一つでは足りない気がする。
あまり芳しくない状況に、どうしても嫌な想像をせずにはいられなかった。