第2幕
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歩きながら今後の説明を受けた。
どうやら、すぐ明日から護身のための訓練を始めるらしい。
お相手はミナト。
これには大大大大っ賛成。
だってミナト教え方うまそうだし、何よりイケメンだもの。
私のやる気が上がる上がる。
しかし、ついでに言われた生活の拠点については多少の不満がある。
つまるところ火影の家なわけだけれど。
我が儘言える立場じゃないし仕方がないけどさ、結界はひどいよね。逃げねーっての。それ以外はパーフェクツなんだけどねええ。
なんやかんやで着いた。
道のりを覚えられたわけではないが、とりあえず目印になる建物だけは把握できた。
「じゃあ、明日また迎えに来るから、動きやすい服装に着替えて待っててね」
『わかりました』
女中さん(ryに部屋まで通される。
部屋の場所くらいは覚えてんだけど…と思ったけれど、昨日通された部屋とはどうやら違うみたい。
まぁ別にどこだって構わな…かま…構わ……
『和洋折衷!!!!』
ベッドだ!ベッドと箪笥が増えた!
そして障子以外に窓がある!!
これでバチッとやられずに採光できる!!
『あ…すみません…』
クスクスと笑い声が聞こえ我に返る。
私としたことが、興奮して思わずはしゃいでしまった。
女中さん(ryは笑うのを隠そうともせずに去っていった。
夕飯出来たら呼びに来ると言い残して。
『さて…』
箪笥の中やら窓やら色々物色し、最終的にベッドへと到着。
うむ、なかなかだ。
この普通の弾力、普通の手触り、普通の枕。
何を取っても普通!庶民にはこれがいいんだ!
ぽふんと飛び乗りそのままゴロゴロ。
お腹は空いているけれど、突然襲ってきた睡魔に勝てるはずもなく、うとうとと深い眠りに落ちていった。