第12幕
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その時は突然訪れた。
霧隠れの忍との戦である。
その任務にミナトはついてこられないと言うし、きっとこれが運命の分かれ目となるあの任務なのだろう。
今回の個人的な目的だが、1つは、命にかえてもリンを守ること。2つ目はオビトの奪還だ。任務の成功?んなもん後回しだ後回し。
『何があっても絶対死なないで』
任務の出発前にリン、カカシ、そしてミナトにお守りを渡した。もちろん中には飛雷神の術式を仕込んでいるので、失敗しなければいつでも駆けつけることができる。
ちなみに、ミナトからも私達にクナイのプレゼントがあったのでありがたく頂戴しておいた。
さて、そんなこんなで霧隠れの忍と交戦しているわけだが。
医療忍者のリンは後方に待機している。いつどこで攫われるか分からないからとリンの元から離れられないでいると、ついに他の班のやつに怒られた。遊びじゃないんだぞ、と。これが遊びなら真っ先にお前をぶっ殺してるからなとか考えつつフルシカトしてやったら今度はリンに怒られたので、仕方がないから影分身を何人かその場へおいて前線へと出た。
まあ何かあったら分身が教えてくれるだろう。それに、他班の忍も別に無能だってわけじゃないんだから。
とりあえず攻めてきた霧隠れの忍をちぎっては投げちぎっては投げて、その合間にリンの様子を見に行って、という行動をひたすら繰り返していた。決して油断はしなかった。
任務に一区切りがついてからも、里に帰るまではと最大級の警戒をしていた。のに。
なーんで今私とカカシは必死でリンを探しているんだろうか??
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