第10幕
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んー、まぁ、案の定というかなんと言うか?
あっという間に広まったよね。
同期(?)どころかミナトクシナにまで噂は広まっていて、果ては三代目にまで
「お主、オビトに気があるのか?」
とか聞かれた日には飲んでいたお茶を盛大に吐き戻した。吹いてない。お茶を含んだ瞬間そんな事を聞かれたものだから、そのまま首の角度を戻してしまいろろろって口から零れたんだよ。
噂の出処は間違いなくあの女子ズの中の誰かなんだろうけれど、あんなくだらない噂話がこの国トップの火影にまで伝わっているとは…。いや、情報網がハンパないってことなのか…?
そして噂を信じたミヤビちゃんには泣いて足に縋りつかれた。
「ぅぅぅ私のミノリちゃんがぁぁ…!!」
ってさ。久しぶりに会った人間への第一声がこれよ。
あ、そういえばミヤビちゃんで思い出したけど、なんか班員とこの度和解し、男性恐怖症もまあそれなりに克服したらしいよ。てか
これは本人達から聞いた話ではないけれど、髪の毛切ったのは意地悪じゃなくてそいつの趣味で、ミヤビちゃんのことが好きだから同意の元でやったのを、ミヤビちゃんの反応を見た周りが勘違いして無理矢理やったと広めてしまったらしい。
んー、どっちもどっちだけど、とりあえず、ミヤビちゃんはあの前髪に不満しかないみたいね…。
さて、盛大に脱線したが一言言わせて。
みんなしてこんな信憑性のないくだらない噂話に翻弄されて、大丈夫かこの里!!??
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