第8幕
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何度目かの護衛任務。
今回はうちの里に来た行商人を、無事に自国である波の国へ送り届けるという内容。波の国への護衛任務と聞いて思わず身構えた私は悪くないと思う。
何やら木の葉は土の国の岩隠れの里と戦争ぶちかましてるらしく、そこ周辺への護衛任務だったならB…いや最悪Aランク任務になりかねないが、波の国っつったら土の国のほぼ真反対だし、しかも別に護衛対象も要人じゃないじゃんってことでD級任務なんだってよこれが。
というわけで意気揚々と木ノ葉の里を出ぱーつ。
『〜♪』
「うふふ、ミノリ、なんだかご機嫌だね」
「ったく…遠足に行くわけじゃないんだぞ!…あっ!怪しい人影!!」
草むらに突っ込み何もいないことを確認してとぼとぼと戻ってくるオビトを尻目に鼻歌を続けた。
『初めてなんだ、火の国を出るの』
何度目かの護衛任務だって最初に言ったけど、何気に全部火の国の中で完結する任務だったからこれが初の国外任務となるわけだ。そりゃテンションも上がるでしょう。
「オビトの言う通り、遠足でなく任務であることに変わりはないから気をしっかり引き締めるんだ。いいね?」
『はーい』
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