第6幕
夢小説設定
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今思えば、昨日1日で3年分くらいの痴態を晒したのではないかと思う。
与えられた自室の窓際で頬杖をつきながらため息をついた。
氷結の獣事件(めっちゃ罵倒されたあれ)は別にどうだっていい。どうでもいい奴らになんて思われようが関係ないし。
でもその後よ。
自分よりも遥かにちっちゃい子に嫉妬心抱いて挙句ホームシックで号泣して、さらにはミナトの服に鼻水を擦り付けもうこれホントよく今日ミナトと顔を合わせられたものだわ。
なーんか涙腺緩いんだよね。いや、緩いってか、精神年齢が幼くなったのかなんなのか、すっごい急に感情が高ぶることが多くなったというかうーーーーん…。
コンコン
「ミノリー、お昼ご飯作るから手伝ってくれる?」
『あ、はーい』
まぁ、それ以外は特に変わったことがないからいいか。
考えても考えても理由なんて分からないし、なんなら私の気のせいかもしれないから、クシナが呼びに来たその時点で考えることをやめた。
きっといつかわかる。