第6幕
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「はじめまして!」
と、その女性は太陽のような笑顔で私を迎えた。
そう、ここはミナト宅。そして燃え盛る炎の如き赤い髪をもつその女性は波風夫人ことうずまきクシナ。美人の極み。
「私はうずまきクシナ。あなたの先生であるミナトの妻よ」
『えっと…長谷部ミノリです。ミナトさんにはいつもお世話になってます』
「ふふ、しっかりした子ね」
私の泣き腫らした目を知ってか知らずか、クシナは安心させるようににっこりと微笑む。
「どんどん食べてね。いっぱい作ったから」
ダイニングのテーブルにはたくさんの料理が並べられていて、全てにしっかりラップがかけられていた。そっか、もうこんな時間だもんね、随分待たせたようで申し訳ない。
『いただきます…』
1番近くにあった肉じゃがを取り1口。めっっっっちゃ美味い。まさに母の味という感じ。母さんも料理が上手い人だったけど、クシナは比にならないほど美味かった。
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