第6幕
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鈴取り合戦によるチームワーク向上作戦も大分前に終了…というよりは修了し、今日も今日とて任務に勤しんでいた。任務と言っても迷子の猫探しだけどさ。
『はぁ…』
ぼーっと空を見つめため息を1つ。
なんだか気持ちが優れない。何かがあったわけではないけれども。
はぁ…。
「おい!ミノリそっち行ったぞ!」
『…え、あっうんっ!』
私に向かって走ってきた茶トラの猫は急旋回して引き返して行き、追ってきたオビトの股をくぐって、そしてカカシに捕まえられた。
「ったくしっかりしてくれよなぁ」
『…ごめん』
オビトに頭をぐしぐしと掻き回される。カカシは私には目もくれなかった。
トリップしていたのは私だから仕方あるまい。
「ミノリ、どうかしたの?悩み事なら私で良ければ聞くよ?」
オビトの手を払い除け、リンは私の頭に手を置き目線を合わせてそう言った。
『んー…ありがとう。でも、自分でもよく分からないんだ…』
だから大丈夫。
そう告げてみんなと別れた。
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