第4幕
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「おはよう」
朝目が覚めると隣にミナトが座っていた。
ご丁寧に正座で、目が合うとにっこりと微笑んだ。
いや夢だ夢だ夢だ。だってまさかミナトがこんなところにいるわけないじゃん曲がりなりにも火影の家だよここ。警備ザル過ぎでしょそんなの。
ってことで夢に決まってるから寝直すんだ。そして覚めろ起きろウェイクアップ。
「ミノリ。お は よ う」
『はいおはようございますミナトさん!』
ガバッと起きて正座でミナトに向かい合った。
夢じゃないみたいだ。なんてこった。
「ん!こんな朝早くから悪いね。これから俺出かけるからさ、今しか時間なくて」
ちらりと時計を見ると、ただ今の時間、"4時"。びっくりして2度見したわ。ほんとに朝早いな。
『わかりました。今すぐ準備するんで5分待っててください』
「ああいや、そうじゃなくて。どうしても俺じゃないといけない任務が入ってね、今日の君の修行を見てあげられなくなっちゃったんだよ」
『あ…………。そうなんですね?了解です』
いよっしゃぁあああああ!!!!!!!!!
突然降って湧いた休日!!!いえええええ!!!!!!
「というわけで、今日はゆっくりしててもいいよ。毎日毎日修行修行じゃ君も疲れるだろうしね。
もちろん1人でも修行はしてくれた方がいいけど」
『あーー、………ハイ』
遠巻きにいや結構近いぞ1人修行しろって言ってんな。
「それか、この里に慣れるためにもちょっと散策でもしてきたら?」
『え、いいんですか?』
「でもいいかい?今度はちゃんと迷わずに帰るんだよ」
『……………』
「……返事は?」
『ハイ…』
そしてミナトは普通に靴履いて玄関から出て行った。
てことはうふふ。普通に招き入れられてただけなのねうふふ。いや部屋主の私を起こさんかーい。
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