第27幕
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『……ん…』
体が揺れる感覚と腹への違和感とで目を覚ました。
顔を上げると結構なスピードで景色が後ろへと流れていっており、漸く自分が誰かに俵担ぎされているのだと理解した。
日は落ちて、辺りはもう暗くなっている。
「気が付きましたか」
『イタチ君…』
暗部の面を被ったままでもわかった。
先程ダンゾウから助けてくれたのはイタチだったんだね。
でも、なんでここに…。
『任務だったって聞いたけど…』
「……嫌な予感が、していたんです」
『そっか……。ありがとう…』
シスイも私も、この子には何も言っていなかったのに。
私は一体何度うちはに命を救って貰ってるんだろうかほんとに。返さなきゃいけない恩がどんどん積み重なっていく…。
『…サスケは?…寝てんの?』
私とは反対の腕にサスケが抱えられていて、やけに静かだとは思っていた。絶対色々と聞いてくるだろうと思ってたのに。
少しうるさかったから気絶させた、なんて返事が返ってくるとは思わなかった。
『イタチ君、飛雷神使うから一旦止まってくれる?』
「わかりました」
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