第27幕
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『んじゃあシスイ君、また夕方頃に来るよ』
よろしくね。
そう言って背中をぽんと叩いた。
今日は例の作戦決行日だからとやや緊張の面持ちで、なんだかシスイらしくない。余裕ぶっこいてる姿の方が似合ってるよ。
すかさず頭をわしゃわしゃと撫で回せば、ポカンと一瞬アホみたいな顔になり、すぐにふっと優しく目が細められる。
くそっ!これだからイケメン一族は!!軽率に微笑むのを止めなさい惚れちゃうだろうが!!
早朝からイタチは任務に行っており声をかけることは出来なかったけれど、オビトも協力してくれると言っていたし、こうしてシスイにもとりあえず会うことが出来たので良しとする。
今のうちに会っておかないと、あとでどうせ私達を置いて先に行っちゃうんだろうから。
「あれ、ミノリさん。まだここにいたの?イタチ兄さんなら任務だって言ったでしょ」
『あぁ、うん。今はイタチ君を探してるわけじゃなくてね。
サスケはこれからアカデミー?』
「そっ。
ぁあっ!そうだミノリさん!ミノリさんからも言ってやってよ!いっつもナルトが突っかかってきていい迷惑なんだ!」
シスイ宅からの帰り道、アカデミーへと向かうサスケに出会った。う〜ん、やっぱうちはの血はすげぇぜ。ぷんぷんと頬を膨らませた顔でさえも可愛いんだから全く。
クーデターが起きさえしなければ、イタチや両親が生きててくれれば、原作のようにスレたりせず育ってくれるだろうか。……真っ直ぐに育つサスケは想像つかないが…。
『OKOK〜。言っとく言っとく。あいつがそんなんで聞くとは思わないけど』
「勘弁してよ〜。面倒なんだよもー」
『はっは、善処するよ』
もー!お願いだよミノリさーん!なんて服に縋られては聞かない訳にはいかないしね、今度ナルトに会った時に言っておくとしようかな。
『あぁそうだ。今日はアカデミーから帰っても真っ直ぐに家に帰って待っててくれるかな』
「えー、なんで?オレ今日も修行しようと思ってたんだけど」
何事も無かったら無かったでいいが、もし何かあったら困る。ダンゾウが相手ならば備え過ぎるくらいが丁度良いだろう。
サスケには渋られたが、先程のナルトの件を盾にして約束を取り付けた。
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