私のヒーローアカデミア
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《てんが職員室に向かっている頃の教室》
緑谷視点
相澤「全員戻ったか、席に着け。入学早々悪いが話がある」
緑谷「あ、あの!てんちゃんが…日向さんがまだ戻ってません!!」
相澤「ああ、そのてんの話だ。あいつは今職員室に行っているから心配するな。
ま、大体やつは気づいていたと思うが、20人クラスと言われていたのに、A組には21人いる。疑問に思ってたやつも多いだろう」
そうだ、それは僕も思ってた。
一般入試の定員36名。それが18ずつ分かれて2クラス。そこに2名ずつの推薦入学者。計20人クラスのはずだ。
相澤「あいつは推薦でも一般でもなく、特別入学という形で、入学している。
納得のいかないやつもいるかもしれんが、これはあいつの意思ではなく、学校側の意思だ。
さらに言うともっと上のな…
ま、だから、てんを責めないでやってくれ」
てんちゃんだけさっきのテストに参加していないから、どんな個性なのかわからない。
やっぱりさっき聞いておけばよかった…!!
雄英から一目置かれる個性!どんな個性なんだ!!
だけど、なんか、ひっかかる…
先生、なにか隠してないか?
単純に強個性というなら、普通に推薦を受けさせて合格させればいい話だし、そう考えると……
相澤「それと、もう1つ。お前らにお願い…があるんだが、てんのことは下の名前で呼んでやってほしい。」
八百万「先生、それはなぜなのか理由をお聞かせ願えても?」
相澤「ま、そうなるわな。ちょっとこっからは個人情報になっちまうから大きな声では言えねぇんだが、事が事だし仕方ないか…
あいつ、てんは、幼少期に親を亡くして教会で育ってる。
それで、最近、親戚に引き取られ苗字が変わったんでな。
彼女の精神面の配慮ということだ。」
八百万「そういうことでしたか…」
なるほど、だから朝、名前を言う時に言い淀んだのか。
それで、名前で呼んで欲しいって…
爆豪「チッ…こりゃ確定だな…」
ん?かっちゃん、いま何か言ったかな…?
相澤「学校が引き抜いた理由としては、個性の能力が珍しい回復持ちということだそうだ。
ま、後は本人に聞くんだな。
長くなっちまったがHRは終わりだ。明日から授業に入る。しっかり休んでおくように。じゃ」
そう言って相澤先生は出ていった。
爆豪「おい、デク」
緑谷「わ!なに!?かっちゃん!!」
ビックリした。かっちゃんから話しかけてくるとは思わなかった…
爆豪「あいつ…てんと、仲良くなったんだろ」
緑谷「え、あ、うん!」
爆豪「てんと、何話した」
緑谷「え?うーん、そんなになにか親密なことは話してないよ。お互い自己紹介したくらいかな」
爆豪「チッ!そんだけかよ使えねぇなクソが!!」
緑谷「理不尽だ…」
かっちゃんが人に興味持つなんて…
てんちゃんの、個性がすごいからかな?
聞いても教えてくれないんだろうけど…
----------------
オ「相澤くん!!」
相澤「オールマイト…」
オ「彼らには全てを話さないのかい?」
相澤「校長と話した結果、てんを含め、生徒には話さないことにした」
オ「そうか…まあ、その話は置いといて!この前の件は話しても良かっただろうに」
相澤「その話は、今しなくともいずれ知るでしょう。それなら、俺の口から話さなくていい」
オ「うむ、まあしかし君はてん少女のことを全く知らない仲な訳でもないし!君の個性は彼女の”もしも”にぴったりだ!」
相澤「ま、そーゆーわけですわ」
オ「誰かが、彼女を導く助けをしてくれればよいな……」
相澤「ええ」
緑谷視点
相澤「全員戻ったか、席に着け。入学早々悪いが話がある」
緑谷「あ、あの!てんちゃんが…日向さんがまだ戻ってません!!」
相澤「ああ、そのてんの話だ。あいつは今職員室に行っているから心配するな。
ま、大体やつは気づいていたと思うが、20人クラスと言われていたのに、A組には21人いる。疑問に思ってたやつも多いだろう」
そうだ、それは僕も思ってた。
一般入試の定員36名。それが18ずつ分かれて2クラス。そこに2名ずつの推薦入学者。計20人クラスのはずだ。
相澤「あいつは推薦でも一般でもなく、特別入学という形で、入学している。
納得のいかないやつもいるかもしれんが、これはあいつの意思ではなく、学校側の意思だ。
さらに言うともっと上のな…
ま、だから、てんを責めないでやってくれ」
てんちゃんだけさっきのテストに参加していないから、どんな個性なのかわからない。
やっぱりさっき聞いておけばよかった…!!
雄英から一目置かれる個性!どんな個性なんだ!!
だけど、なんか、ひっかかる…
先生、なにか隠してないか?
単純に強個性というなら、普通に推薦を受けさせて合格させればいい話だし、そう考えると……
相澤「それと、もう1つ。お前らにお願い…があるんだが、てんのことは下の名前で呼んでやってほしい。」
八百万「先生、それはなぜなのか理由をお聞かせ願えても?」
相澤「ま、そうなるわな。ちょっとこっからは個人情報になっちまうから大きな声では言えねぇんだが、事が事だし仕方ないか…
あいつ、てんは、幼少期に親を亡くして教会で育ってる。
それで、最近、親戚に引き取られ苗字が変わったんでな。
彼女の精神面の配慮ということだ。」
八百万「そういうことでしたか…」
なるほど、だから朝、名前を言う時に言い淀んだのか。
それで、名前で呼んで欲しいって…
爆豪「チッ…こりゃ確定だな…」
ん?かっちゃん、いま何か言ったかな…?
相澤「学校が引き抜いた理由としては、個性の能力が珍しい回復持ちということだそうだ。
ま、後は本人に聞くんだな。
長くなっちまったがHRは終わりだ。明日から授業に入る。しっかり休んでおくように。じゃ」
そう言って相澤先生は出ていった。
爆豪「おい、デク」
緑谷「わ!なに!?かっちゃん!!」
ビックリした。かっちゃんから話しかけてくるとは思わなかった…
爆豪「あいつ…てんと、仲良くなったんだろ」
緑谷「え、あ、うん!」
爆豪「てんと、何話した」
緑谷「え?うーん、そんなになにか親密なことは話してないよ。お互い自己紹介したくらいかな」
爆豪「チッ!そんだけかよ使えねぇなクソが!!」
緑谷「理不尽だ…」
かっちゃんが人に興味持つなんて…
てんちゃんの、個性がすごいからかな?
聞いても教えてくれないんだろうけど…
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オ「相澤くん!!」
相澤「オールマイト…」
オ「彼らには全てを話さないのかい?」
相澤「校長と話した結果、てんを含め、生徒には話さないことにした」
オ「そうか…まあ、その話は置いといて!この前の件は話しても良かっただろうに」
相澤「その話は、今しなくともいずれ知るでしょう。それなら、俺の口から話さなくていい」
オ「うむ、まあしかし君はてん少女のことを全く知らない仲な訳でもないし!君の個性は彼女の”もしも”にぴったりだ!」
相澤「ま、そーゆーわけですわ」
オ「誰かが、彼女を導く助けをしてくれればよいな……」
相澤「ええ」