私のヒーローアカデミア
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爆豪視点
爆豪「てん!てん!!しっかりしろ!!」
轟「クソ!氷結が間に合わなかった…!出血が酷い!!なんかで抑えねぇと」
てん…てん……
刃のクソヴィランの攻撃がモロに腹に入ってる。
俺がかかえている、てんの体からは大量の血が流れ続けている。
素人目に見て、これが普通に助かるとは思えない。
嘘だろ…俺は……
守りたかったんだろ…!
マ《ヴィランの狙いの一つが判明!生徒のかっちゃん!かっちゃんは戦闘を避けるように!!わかった!?かっちゃん!!》
轟「聞こえたか!?お前狙われてるってよ」
爆豪「かっちゃん、かっちゃんうるせぇな…今それどころじゃね……」
『か、つ…ん』
爆豪「てん!!」
生きてる…よかった。
てんがまだ生きている。
それだけで俺は生きる希望が生まれる。
てんは俺の全てだ。死なせねぇ。
爆豪「俺のことは…クッソどうでもいいんだよ!!」
!
ズオ
クソっ!こいつ…!
轟が氷で攻撃するが当たんねぇ。
轟「地形と個性の使い方がうめぇ」
爆豪「こいつ、相当場数踏んでやがる…!」
クソ!早くこんな奴ぶっ殺して、てんを施設に連れてきてぇのに…!!
轟「ここで、でけぇ火使って燃え移りでもすりゃ火に囲まれて全員死ぬぞ。わかってんな?」
爆豪「わーっとるわ」
俺は、無力だ。
てんに、何もしてやれねぇ…
爆豪「てん…」
俺の腕の中で、どんどんてんの体温が落ちていくのがわかる。
呼吸が浅くなって、過呼吸気味になってくる。
クソ!俺はこんな姿を見たかったわけじゃない。
こうならない為に、強く………!
『そんな、顔…し、ないで…かつくん』
そういって、俺に向かって微笑む。
爆豪「おい、喋るな、楽にしてろ」
こいつは、いつだって、自分のことは後回しで、他のやつのことばかり気にする。
くそバカ野郎だ。
そういうとこが………
『…かつく…に、選んでもらっ、た服、ボロボロになっちゃった、ね…ゲホッ』
爆豪「おい!!喋んな!!!服なんかこれから何度でも選んでやるから。これから…何度だって……」
てん………
爆豪「なぁ、もう無理に喋んな。代わりに、俺の話、聞いてくれてん…」
てんが少し虚ろになった目で俺を見つめてくる。
爆豪「なぁ、俺たちが初めて出会った時のこと、覚えてるか。
俺、言ったよな。
お前のこと泣かすやつは俺がぶっ飛ばす。
って……」
あのとき、言えなかった言葉の続き、今なら……
爆豪「俺が全部っ…!全部ぶっ飛ばしてやる!!
だからっ…!
…………____俺のそばにいてくれ」
クソっ、なんで、涙なんか…
爆豪「好きだ、てん。どうしようもなく…
何処にも行くな、死ぬな__…
…好きだ、愛してる」
てんの瞳が、一瞬見開かれて、光が戻った気がした。
『か…くん、わた…、す……』
てんは、瞳を閉じた。
爆豪「おい、嘘だろ…てん…?なぁ…」
てんの冷たい体を強く抱き締め、額を擦り寄せる。
爆豪「うわああああああああああ」
柄にもなく、大きな声で嗚咽を漏らしたその時、
ピカッ
轟「なんだ!?」
爆豪「てん、が…光って……」
突然、てんの体が光出した。
その背中には…
轟「個性の羽…?」
いや、羽というにはあまりにも規模が違いすぎる。
そうこれは、
爆豪「翼…」
そして…
爆豪「あっ、おい…」
俺の手の中から自ずと離れ、その体は宙に浮いている。
光は消えることなく輝き続け、てんの体を包んでいる。
すると…
轟「傷が…!治っていく!?」
爆豪「嘘だろ…」
嘘だと言いつつ、本当だと信じたい。
てんは、自分の力で、死の淵から戻った。
そう思った。
すべて、傷が治ると、てんの目が開いた。
爆豪「てん!よかった…!」
轟「てん、死んじまうかと思ったぞ」
生きてる。
よかった。
本当に……
しかし、俺と轟の言葉に、てんは無反応だった。
どこか、雰囲気も、いつもより冷たい気がする。
爆豪「てん、どうした…?」
轟「もしかして…意識がねぇのか…?」
てんは俺たちの方に背を向けると、右手を前に真っ直ぐ伸ばした。
そして、なんの前触れもなく、個性を使い、バリアの様なものを俺たちを守るように張った。
爆豪「これも全部、無意識だってぇのかよ…」
轟「わかんねぇけど、そうしかてんが俺たちに反応しない理由が思いつかねぇ。だけどこれ、バリア…だよな?俺たちを守る意思があるのか…」
爆豪「てんの個性で間違いねぇ、試験の時に使ってた…だけど……」
キィン!
キィン!!
こんなに、耐久度あったか…?
てんの張ったバリアは、クソヴィランの攻撃をすべて弾いている。
だけど、クソヴィランも攻撃をやめねぇ…
爆豪「近づけねぇ!クソ!最大火力でぶっ飛ばすしか…」
轟「ダメだ!」
爆豪「木ィ燃えてもソッコー氷で覆え!!」
轟「爆発はこっちの視界も塞がれる!仕留めきれなかったらどうなる!?
手数も距離も向こうに分があんだぞ!
それに…今のてんと意思疎通が出来るのかわかんねぇ…だから無茶だ!」
爆豪「だからってこのまま…」
緑谷「いた!氷が見える!交戦中だ!!」
!?
デク…?
?敵「あ…?」
ドドドド
木がドンドンなぎ倒されていく。
何連れてきやがった…クソデクっ!
『うっ…』
爆豪「てん!?」
てんが頭を抑えて苦しそうにしたかと思うと、の個性が解かれて、空から落ちてくる。
俺はてんを受け止める。
爆豪「てん?てん!クソ…」
意識がねぇ…
障子「爆豪!轟!どちらか頼む……」
?敵「肉……」
ギュオ
障子「光を………!!」
ドガ
?敵「あ”っ」
なんだ…あれ、
常闇のダークシャドウか!?
緑谷「かっちゃん!!」
クソっ!こんな時に…
障子「早く”光”を!常闇が暴走した!!」
THOOM
轟「見境なしか。っし、炎を…」
爆豪「待てアホ」
常闇につぶされたヴィランが起き上がる。
グゥーー
?敵「肉〜〜〜ダメだぁあああ。肉、にくめんんん
駄目だ駄目だ許せない
その子たちの断面を見るのは僕だぁあ!!」
ズオ
クソヴィランが気色悪ぃこといって刃を出す。
ガッ
ダークシャドウ「強請るな、三下」
ミシミシ
爆豪「…見てぇ」
握りつぶした敵をそのままぶん投げる。
ドガガガガ
投げられた敵は自身の体で木をなぎ倒しながら、数十メートル先の木に打ち付けられて止まった。
ダークシャドウ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!暴れ足りんぞォ!!」
カッ
ダークシャドウ「ひゃん!」
暴走を止めないダークシャドウを俺と轟が光で抑える。
これで、てんを安全な場所へ連れて行ける……
腕の中で眠るてんを見つめる。
爆豪「待ってろよ…」ボソ
緑谷「あ、敵の目的の一つがかっちゃんだって判明したんだ」
あ?
常闇「爆豪…?命を狙われているのか?何故…?」
緑谷「わからない…!とにかく、施設が1番安全だと思うんだ」
常闇「成程。これより我々の任は爆豪を送り届けること…か!」
こいつら勝手に色々話やがって…
緑谷「このメンツなら正直…オールマイトだって恐くないんじゃないかな…!」
爆豪「なんだこいつら!!!!」
轟「爆豪お前中央歩け。
そうだ、混戦で気を配れなかったがてんの様子はどうだ?」
緑谷「そう言えば、てんちゃん、どうしたの!?まさか…」
爆豪「気ィ失ってるだけだクソナードが!!」
障子「B組のそいつも同じ状況か?」
轟「いや、少しなった経緯が違う。
それに、てんはさっき死にかけている…」
「「「なっ!?」」」
爆豪「おい半分野郎胸糞悪ィ事思い出させんじゃねぇ…!ぶっ殺すぞ!!!」
障子「詳しい話は進みながら聞こう。行くぞ!」
爆豪「てん!てん!!しっかりしろ!!」
轟「クソ!氷結が間に合わなかった…!出血が酷い!!なんかで抑えねぇと」
てん…てん……
刃のクソヴィランの攻撃がモロに腹に入ってる。
俺がかかえている、てんの体からは大量の血が流れ続けている。
素人目に見て、これが普通に助かるとは思えない。
嘘だろ…俺は……
守りたかったんだろ…!
マ《ヴィランの狙いの一つが判明!生徒のかっちゃん!かっちゃんは戦闘を避けるように!!わかった!?かっちゃん!!》
轟「聞こえたか!?お前狙われてるってよ」
爆豪「かっちゃん、かっちゃんうるせぇな…今それどころじゃね……」
『か、つ…ん』
爆豪「てん!!」
生きてる…よかった。
てんがまだ生きている。
それだけで俺は生きる希望が生まれる。
てんは俺の全てだ。死なせねぇ。
爆豪「俺のことは…クッソどうでもいいんだよ!!」
!
ズオ
クソっ!こいつ…!
轟が氷で攻撃するが当たんねぇ。
轟「地形と個性の使い方がうめぇ」
爆豪「こいつ、相当場数踏んでやがる…!」
クソ!早くこんな奴ぶっ殺して、てんを施設に連れてきてぇのに…!!
轟「ここで、でけぇ火使って燃え移りでもすりゃ火に囲まれて全員死ぬぞ。わかってんな?」
爆豪「わーっとるわ」
俺は、無力だ。
てんに、何もしてやれねぇ…
爆豪「てん…」
俺の腕の中で、どんどんてんの体温が落ちていくのがわかる。
呼吸が浅くなって、過呼吸気味になってくる。
クソ!俺はこんな姿を見たかったわけじゃない。
こうならない為に、強く………!
『そんな、顔…し、ないで…かつくん』
そういって、俺に向かって微笑む。
爆豪「おい、喋るな、楽にしてろ」
こいつは、いつだって、自分のことは後回しで、他のやつのことばかり気にする。
くそバカ野郎だ。
そういうとこが………
『…かつく…に、選んでもらっ、た服、ボロボロになっちゃった、ね…ゲホッ』
爆豪「おい!!喋んな!!!服なんかこれから何度でも選んでやるから。これから…何度だって……」
てん………
爆豪「なぁ、もう無理に喋んな。代わりに、俺の話、聞いてくれてん…」
てんが少し虚ろになった目で俺を見つめてくる。
爆豪「なぁ、俺たちが初めて出会った時のこと、覚えてるか。
俺、言ったよな。
お前のこと泣かすやつは俺がぶっ飛ばす。
って……」
あのとき、言えなかった言葉の続き、今なら……
爆豪「俺が全部っ…!全部ぶっ飛ばしてやる!!
だからっ…!
…………____俺のそばにいてくれ」
クソっ、なんで、涙なんか…
爆豪「好きだ、てん。どうしようもなく…
何処にも行くな、死ぬな__…
…好きだ、愛してる」
てんの瞳が、一瞬見開かれて、光が戻った気がした。
『か…くん、わた…、す……』
てんは、瞳を閉じた。
爆豪「おい、嘘だろ…てん…?なぁ…」
てんの冷たい体を強く抱き締め、額を擦り寄せる。
爆豪「うわああああああああああ」
柄にもなく、大きな声で嗚咽を漏らしたその時、
ピカッ
轟「なんだ!?」
爆豪「てん、が…光って……」
突然、てんの体が光出した。
その背中には…
轟「個性の羽…?」
いや、羽というにはあまりにも規模が違いすぎる。
そうこれは、
爆豪「翼…」
そして…
爆豪「あっ、おい…」
俺の手の中から自ずと離れ、その体は宙に浮いている。
光は消えることなく輝き続け、てんの体を包んでいる。
すると…
轟「傷が…!治っていく!?」
爆豪「嘘だろ…」
嘘だと言いつつ、本当だと信じたい。
てんは、自分の力で、死の淵から戻った。
そう思った。
すべて、傷が治ると、てんの目が開いた。
爆豪「てん!よかった…!」
轟「てん、死んじまうかと思ったぞ」
生きてる。
よかった。
本当に……
しかし、俺と轟の言葉に、てんは無反応だった。
どこか、雰囲気も、いつもより冷たい気がする。
爆豪「てん、どうした…?」
轟「もしかして…意識がねぇのか…?」
てんは俺たちの方に背を向けると、右手を前に真っ直ぐ伸ばした。
そして、なんの前触れもなく、個性を使い、バリアの様なものを俺たちを守るように張った。
爆豪「これも全部、無意識だってぇのかよ…」
轟「わかんねぇけど、そうしかてんが俺たちに反応しない理由が思いつかねぇ。だけどこれ、バリア…だよな?俺たちを守る意思があるのか…」
爆豪「てんの個性で間違いねぇ、試験の時に使ってた…だけど……」
キィン!
キィン!!
こんなに、耐久度あったか…?
てんの張ったバリアは、クソヴィランの攻撃をすべて弾いている。
だけど、クソヴィランも攻撃をやめねぇ…
爆豪「近づけねぇ!クソ!最大火力でぶっ飛ばすしか…」
轟「ダメだ!」
爆豪「木ィ燃えてもソッコー氷で覆え!!」
轟「爆発はこっちの視界も塞がれる!仕留めきれなかったらどうなる!?
手数も距離も向こうに分があんだぞ!
それに…今のてんと意思疎通が出来るのかわかんねぇ…だから無茶だ!」
爆豪「だからってこのまま…」
緑谷「いた!氷が見える!交戦中だ!!」
!?
デク…?
?敵「あ…?」
ドドドド
木がドンドンなぎ倒されていく。
何連れてきやがった…クソデクっ!
『うっ…』
爆豪「てん!?」
てんが頭を抑えて苦しそうにしたかと思うと、の個性が解かれて、空から落ちてくる。
俺はてんを受け止める。
爆豪「てん?てん!クソ…」
意識がねぇ…
障子「爆豪!轟!どちらか頼む……」
?敵「肉……」
ギュオ
障子「光を………!!」
ドガ
?敵「あ”っ」
なんだ…あれ、
常闇のダークシャドウか!?
緑谷「かっちゃん!!」
クソっ!こんな時に…
障子「早く”光”を!常闇が暴走した!!」
THOOM
轟「見境なしか。っし、炎を…」
爆豪「待てアホ」
常闇につぶされたヴィランが起き上がる。
グゥーー
?敵「肉〜〜〜ダメだぁあああ。肉、にくめんんん
駄目だ駄目だ許せない
その子たちの断面を見るのは僕だぁあ!!」
ズオ
クソヴィランが気色悪ぃこといって刃を出す。
ガッ
ダークシャドウ「強請るな、三下」
ミシミシ
爆豪「…見てぇ」
握りつぶした敵をそのままぶん投げる。
ドガガガガ
投げられた敵は自身の体で木をなぎ倒しながら、数十メートル先の木に打ち付けられて止まった。
ダークシャドウ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!暴れ足りんぞォ!!」
カッ
ダークシャドウ「ひゃん!」
暴走を止めないダークシャドウを俺と轟が光で抑える。
これで、てんを安全な場所へ連れて行ける……
腕の中で眠るてんを見つめる。
爆豪「待ってろよ…」ボソ
緑谷「あ、敵の目的の一つがかっちゃんだって判明したんだ」
あ?
常闇「爆豪…?命を狙われているのか?何故…?」
緑谷「わからない…!とにかく、施設が1番安全だと思うんだ」
常闇「成程。これより我々の任は爆豪を送り届けること…か!」
こいつら勝手に色々話やがって…
緑谷「このメンツなら正直…オールマイトだって恐くないんじゃないかな…!」
爆豪「なんだこいつら!!!!」
轟「爆豪お前中央歩け。
そうだ、混戦で気を配れなかったがてんの様子はどうだ?」
緑谷「そう言えば、てんちゃん、どうしたの!?まさか…」
爆豪「気ィ失ってるだけだクソナードが!!」
障子「B組のそいつも同じ状況か?」
轟「いや、少しなった経緯が違う。
それに、てんはさっき死にかけている…」
「「「なっ!?」」」
爆豪「おい半分野郎胸糞悪ィ事思い出させんじゃねぇ…!ぶっ殺すぞ!!!」
障子「詳しい話は進みながら聞こう。行くぞ!」