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主人公
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-キラに呼びかけてみようと思います
ふと Lはそう言った。
捜査本部に伝える前にあなたの意見を聞きたい。と続けた。
「世界同時中継を謳いキラに挑発をけしかけようと思うんです」
「乗るかしら?」
「確率86%以上。これでどこに潜伏しているのか炙り出せるはずです」
それならやる価値はあるわ。と頷く。
捜査本部協力の元、テレビ局を使って全世界同時中継を謳い呼びかけると言う話だった。
それは中継の流れる時刻に死刑実行される予定の極秘で捕らえた凶悪犯罪者を 使い自分がLだと名乗らせキラへの挑発のような発言をさせる。いわゆる囮。そこでキラがその死刑囚をきっと殺害するであろう、殺害方法をリアルタイムで確認できるであろうという策。その場で殺害しなくとも必ず裁くと踏んだ。
実にLらしいやり方だった。
「世界中継と言いながら、日本にしか放送しません。日本内にいないと想定して念の為に時間差で各国に放送はしますが、私の考えではほぼ99%の確率で日本にいるのでまずは日本で流します。」
「思い切って関東だけ絞るのは?」
「…なるほど。いいですね、そうしましょう。」
「関東がダメなら東北、東北がだめなら、と地区ごとに時間を分けましょう。的は小さい方がいいわ」
こうして、名探偵Lによる中継は開始される事となった。
顔と名前が必要の可能性が高いのだから、おそらく殺されることはない…はず。
考えたくはない…けどもし本当に Lが殺された時は私が必ず捕まえる。
- LIND.L.TAILOR
この死刑囚が淡々と丁寧に語り出した。
なかなかやるじゃないこの男。決行が決まってからはこの男にはパソコンの画面越しに合成音声を介して演技指導を綿密に行った。
僅かなミスも許されないし、囮だとキラに疑われるようでは信憑性に欠けてしまう。端的に冷静にと伝えたのだが、元はそこそこ頭が良いのだろう。思っていたよりはるかに流暢にやってのけた。
よくやったわ…と最後に少しだけ心の中で褒めた。死刑囚と言えどこんな使い方をしてしまった。万が一殺されてしまったら、彼の死も無駄にはできない。
と考えたのも束の間。
胸を押さえて苦しむテイラー
無意識に私の手が少し震える。
流石のLも驚いた表情をみせた。
「そんなことが…」
その手にそっとLが手を重ねた。
やはり、直接手を下さずに殺せるカラクリを持っている。予想以上推理未満だった事が確信に変わった。
報道スタッフと捜査関係者によって慌ただしく運ばれていくテイラーの様子を最後に即座に見慣れた - L -の白い画面に切り替わる。
Lは私の上の手を動かし、マイクのスイッチのONを押した。
「まさかとは思ったが…信じられないな。」
この、驚いたという発言にすら余裕を感じる。テイラーの死を確認し当初の予定より煽る L。
「さぁ、どうした?私を殺してみろキラ!」
----何言ってるのよ!?
ちらりとこちらをみて僅かに上げた口角。
「どうやら殺せない人間もいるようだな。」
いいヒントをもらった。と僅かにニヤっとした。そして、彼はキラに日本の関東にしか放送されていない事を知らせた。
「お前は今、日本の関東にいる」
「キラ…お前を死刑台へ送る日もそう遠くなさそうだ。」
-また会おう。-
こうして中継は終わった。やはり関東に潜伏していた。1つの推理が確実に変わった瞬間だった。
「......私が正義だ。」
「あなた、キラ相手に何言ってるのよ…」
「...つい」
「私を殺せだなんて挑発心臓に悪…ちょっと!?」
「…少しだけ許してくれ」
窓際に座っていた私に近づいてきて肩に寄りかかってきた。
「……少しよ。」
不思議と悪くない気分ではあった。
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探偵達の挑発
なんか長くなってきてしまったけど。
2人の関係性も進めたい気持ちもどこかに…。
極力原作に沿わせたいです。
原作との矛盾がありそうな気がしてヒヤヒヤしてますゴメンナサイ