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主人公
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「ねぇリューク?今このノートの所有者って私なのよね?」
「あぁ、そうだな」
「…じゃあ、所有者の私に教えてくれない?例えば私がノートを今この瞬間に使用したとして2週間以上名前を書かなければ私は死ぬかしら?」
「…クククククお前気付いたのか!あぁ、死なないな」
「やはりそうですか」
「うぉ!なんだお前も気付いてたのか」
「大方そうだろうと思っていました。このルールは嘘ですね?」
「あぁ、嘘だ」
まるで愉快だとでも言うような、これが真実だとでも言うような、そんな表情でけろりと答えた。
このルールはリュークが書き出した嘘だと言う。だからレムはこのルールの質問についてだけは答えなかったのだろうか?このルールの真偽がどちらであっても他のことがだいぶ紐解けたのだからこの際どちらでも良かったが、このルールについても確かめておきたかった。
このルールはあの監禁の時間の意味を大きく左右する。
「では、なぜ偽物のルールを書き足したんですか」
「…お前って本当にすげーヤツなんだな。お見通しってワケか。」
「夜神月に頼まれたのかしら?偽のルールを付け加えろと」
「さぁな…?」
「…お前、なぜそんなに協力的なんだ」
黙っていたレムが興味本位なのか、海砂のためなのか分からないがリュークへ質問した。
「…Lに俺のノートを見つかった時点であいつの負けだろ。それに俺は協力じゃない、所有権のある人間に憑いてるだけだ。で、その人間に聞かれている事を答えているだけだ」
「…確かにあなたが正しいと思うわ」
こうして死神2人との生活が始まった。
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「ここにいる全員別のノートに触れてるけど、あなたの姿は見えないのよね?」
「あぁ、そのノートに触ったLとナナ、お前にしか見えない。触れれば見えるがな」
例の手紙、筆跡の鑑定結果を見ながらそう。と返事をした。
夜神月の過去に描いた文字から直近の物、大学に提出した物など、数種類用意し鑑定に出したが【完全一致】本人の物と断定された。
また、デスノートに書かれた文字も鑑定に出したがこちらも同じく【完全一致】と言う結果に至った。
さすがにLと互角に戦うだけな事はある、なんと彼はノートに書いた犯罪者達の名前の筆跡をバラつかせていたのだ。特定されないよう…。大学へ提出したレポートや論文、ここで書き記した書類等含め複数の文字を対象に照合させて良かった。
ここまでは良い。
たが
以前竜崎も言ったように、このノートは未確認物質。地球上の物質ではない。各国の上層部やICPO、政府はこれをどう受け止め、判断するのか。
実際に検証しなければ死神御用達の人間の名前を書くと死ぬノートなんて信じないだろうし検証すらどこの国が受け入れるのだろうか。だがこのノート、世間に存在を公表すればそれこそ世界の大パニック…私欲の為、国家の為…ノートを巡った戦争も起こりかねないだろう。
夜神月のに証拠を挙げ自白を取った上での極秘の元での捕獲
これが良いだろう。
流石に本部員達の協力無しには無理だろう。
「夜神月以外の本部員達…特に夜神局長へ報告。その上で私の策を話します。…目の前で実際デスノートを使用する場面を押さえ記録し確保。1番これが良いでしょう。6カ国から受入可能と返答があります。その内で隔離状態いや、ほぼ絶遠に近い形になりますがレムさんへの約束通り月君と一生を共にできます。自白があれば拷問や拘束も必要がない。…海砂さんの生活安全は守れるでしょう。私の監視下には勿論なります。」
Lの監視下、全責任の元であればキラは抹殺しなくて良いとの答えだと言う。
「…ミサは夜神月さえいれば良い。私はミサが良いなら良いだろう」
「Lの全責任の元での隔離。つまり私の監視下だけではなくナナの監視下でもあります。」
そしてLは極秘にとある国の領地の小さな島にキラの収容施設を設立すると言った。
超極秘領地だそうで、ドローンやヘリなど含め侵入は該当国政府の許可が降りなければ絶対許されないのだとか。
…どうやってそんな所の許可を易々と得たのだろうか気になる所。
Lはレムにパソコンを見せ施設と島のCAD図と地形図を見せた。
「あなたへの約束です。これで如何でしょうか」
「あぁ、良いだろう」
一見普通の一軒家のような建物。そこは本当に小さな島だが想像とは違ったプライベートビーチに近いような島だった。どうせセキュリティは私の仕事だろう。
「ここが設立されるまでは別の場所で収容します。それまでは少し我慢していただく必要にはなりますがすぐに出来ます。そしてノートについてですが、ノートの所有権は隠していたりその者が離れている場所にあった場合、記憶はどうなりますか?」
「その場合は記憶を持ったままだろう」
「他人が保管、預かる場合などでも?」
「あぁ、そうだ」
「では、リュークさんのノートは月君に一度お返ししましょう…」
「うひょ!返すのかよ!」
「…なるほどね。リューク、面白くなるわよ」
「…そいつはありがたい」
ギラリ、と怪しい目が光った。
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「夜神さん、少しお時間良いですか」
「…あぁ?どうかしたのか」
レムとLと3人で話した部屋へと連れて行く。
「論より証拠…まずはこちらをご確認ください」
2冊目のデスノート を差し出す。
「!?2冊目が出てきたのか!」
「はい、続いてこれを」
夜神さんは黒い死神を見て、絶句したがレムとは既に対峙し、耐性があるのか驚きはしなかった。
そして夜神月から海砂へ宛てた手紙を差し出す。これはコピー。そして筆跡鑑定の結果用紙。
「……な、なにを!!」
信じられない、と言った顔を見せる夜神さん…無理もない。信じてやまない息子がキラだった。では辛いだろう。
そして夜神さんはこう言った。
「…私は竜崎の推理を今まで否定してきてしまったのか」
「…仕方ありません。夜神さん。これは死神レムからの証言を元に発見した物達です。押収には私が出向きました。
……日本警察庁刑事局長。これよりキラ逮捕につき正式に協力要請を致します。Lへの全協力を頂けますか?」
「刑事局長として……。」
「夜神さんの統率がなくては他の本部員達が動いてくれないと思うんです。竜崎が姿を晒すと決めた時、ついてきて今も尚残り続けてくれたのは勿論キラへの反骨心もあると思いますが、夜神さんがLと共にキラを追う選択をしたからだとも思います。…ですから、統率を取ってもらえません?」
息子がキラだった…
苦渋の決断だろう。どこで間違えたのか、何がどうしてそうなったのか、多分夜神さんは頭が割れるほど痛かったと思う、心臓も暴れ狂った事だろう。
「夜神さん、賢明な判断を」
「…白樺……。日本警察はキラ逮捕に向け、Lに全面協力を約束する。」
「…ご協力感謝します」
小さく頷いた。早速で申し訳ないけれど時間がない。竜崎…Lの考えと策、そして確保後についてを簡素に述べた。
「…死神と取引?」
「ええ、意外と良い奴なんですよ?」
出来ればもう誰も殺さない、この手法の元動きたかった。
黒い方の死神は怪しく笑った。
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探偵達の手法