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主人公
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やっと本部へ戻った。
火口の家を終わらせてから、結局ウエディと手分けしてまだウエディの未侵入の他のヨツバの定例会議メンバーの家へ侵入する事になり、殆ど作業を終わらせてきたところ。
ほぼ火口で確定だろうとLが断定しているのでそれ以外の人間は簡単な作業で済んだからまだ良かった。
自動扉が開くと竜崎と夜神月の姿だけだった。
「……戻ったわ」
「お疲れ様です。流石に疲れましたか?」
「…ええ、少しね。…夜神君、一応今確認できるかチェックしてもらえる?」
「…大丈夫か?白樺さん。」
机に突っ伏した体を起こし、そのキーボードのキー1つで切り替えができる様にしてあり、いつ何があっても必要最低限の操作でカメラや音声の切り替えができる様にしておいた。
「…さすがだよ白樺さん」
「ウエディがいなかったらまだやってたね」
と苦笑いを見せた。
まぁ、彼なら粗方説明すれば理解するだろうと思い詳細な説明を省いて伝えた。さすがと言ったところですぐ理解してくれた。
「…シャワー浴びてきて良い?」
「どうぞ。…ついて行きましょうか?と言いたいところですが、夜神君がいるので今日のところはやめておきましょう。」
「…夜神君のお陰で不法侵入者がいなくて助かるわね」
「あなたもですよ」
「ちょうどさっきそれを考えていたところなの」
ふふ、と笑う。
後ほどカモミールティーを用意しておきますと後ろから聞こえた。声を発する体力が残っていなかったのでひらひらと右手を挙げてみせた。
「白樺さんはいつもカモミールティーなのか?」
「はい疲弊した時は必ず飲んでいます」
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さっとシャワーを浴びて、髪を乾かした後。
随分前にシャワーの後バスルームを出る時は服を着なさいと言われて以来そうする様にしている。適当にキャミワンピを肌に通して少しだけ横になろうと思いベットに横たわった。
竜崎が私は多分1番動いてもらうことになってしまうからと特段良いマットレスを用意してくれたものだった。
(…い、いいのか!?女性の部屋だぞ!)
(…はい。夜神君は入れたくありませんが、コレがある以上やむを得ません。)
…妙にリアルな夢を見た。
竜崎……と夜神君……
2人で何か言いあって…
(……寝てるんだ、そっとしておくぞ)
(…カモミールティーを淹れ、カットオレンジを置いたら出ます。そこで待っていてください。)
(…おい、鎖の長さが足りないだろ!)
(?)
(…物凄い汗だ)
(…身体が熱いです。脈も高い、呼吸、やや荒い)
(…まさか風邪?)
カチャカチャと食器の音……
ガシャン、、ーーー
…大嫌いな、大嫌いな陶器の割れる音…
子供の泣き声……
鐘の音………雨が窓を打ち付ける音……
え、る………
「…
「……ぇ…竜崎?」
「…体調が悪いんですか?」
「いいえ?眠ってただけよ?」
「…カモミールティー、アイスにしました。あと、オレンジ」
「いつもの、ね…ありがとう」
「うなされてました」
「…よくある事なの」
「少々無理をさせましたね…。すみません。」
「…全然元気よ。それよりあなた「はい、不法侵入です。」
「…いえ?それより手…」
「不法侵入はいいんですね」
あぁ、失礼しました。つい…と何か言いかけて手を離した。少々喉の奥が熱く氷の入ったアイスカモミールティーが、ちょうど良く冷やす。
「少し休んでください。策を考えたので後ほど伝えます。」
「今行くわ」
「ダメだよ、白樺さん。少しでも休んで」
「あっ、夜神君ごめんなさい…」
存在を忘れていて、気恥ずかしくて少し体温が上がる。気がした…。
夜神君の前で竜崎に甘えてしまった…
「あっ、いやいいんだ…その「羨ましいですか、夜神君?」
「何言ってるんだ!」
「夜神君、ユリはダメです。大体夜神君には海砂さんがいるでしょうに」
だから違うんだよ、とじゃらじゃらと手錠と鎖の音を立てて私の部屋から出ていく2人。
「ユリ〜。30…いや、1時間休んでください。どうせ長時間休める性格じゃないでしょうし。これはLの命令です」
「…分かったわ」
彼は昔からこうだ。Lの命令と言えば歯向かえないことをわかっている。そして、そういえば私が必ず聞くとも。
こんなに長期間行動を共にするのはもう本当に久しいが、過去5回言われたことがあるLの命令。
これで6回目となった。
…束の間の休息か
「ほんと、優しいんだから」
とは言っても眠れそうにはないし、オレンジを食べてメイクを済まそうと、一切れオレンジに口を付けた。
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自室を立て本部の中央ホールに戻る。
「…命令では60分としましたが、あれから48分しか経ってません。12分残っています」
「…通常約10分前には勤務地到着並びに始業準備が一般マナーよ」
「12分残っています。あなたが
「そのマナーを押し倒すのであれば2分多いです」
「あら、私は約10分前と言ったわ。12分から10分、約2分差では約10分の約に該当の範囲内でしょう?」
「…今回だけ認めましょう」
「私の勝ちね」
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竜崎は私がウエディとカメラの仕掛けに出掛けている間、だいぶ考えがまとまったそうで内容を伺う。。
-------その内容はこうだ
夜神月はキラだった、キラの力は今他人に渡り今はキラだった事を忘れているという事を前提とた分析をさせたという。
夜神月はキラだった、そして能力は他人に渡った。
-----これは夜神月の意思で渡ったのか。
-------それとも裏にキラの能力を与える者がいて、その者が夜神月から別の者に移したのか。
「…それなら前者、夜神月の意思でしょうね」
「はい、そうです」
「…なるほどね。キラの能力は、能力を持った者の意思でしか動かないという事。」
「はい、私の推理ですがね。もし仮に本当に裏に何か…それこそ天からの召し物等の存在は認められませんし捕まえようもない。」
だが、信じてしまいそうになる出来事を2度経験してしまったわけだが…
2度目の事は偶然で片付く。言わないでおくことにした。
「…殺しの方法がまだ分かっていません。
火口が自分から能力を渡さない状況を作って殺し方をみせてもらいます」
さくらテレビの出目川が今でもやっているキラ特番、3時間枠を取らせ番組の終盤でキラH…火口卿介を発表すると言う。
火口が自分で動き、殺せると思う者を磨りガラス越しに出演。番組の事故で磨りガラスが倒れ、一瞬、姿を確認させる。
顔は分かっている、名前を調べれば調べられそうな者が番組に出るとの事。
奈南川に番組を見る様連絡させて、火口を焚き付ける。
火口の行動パターンはある程度読め、名前を入手し、殺人の動作を確認、確保。
と言った策。実にLらしいやり方だった。
これなら確固たる証拠を得られる、
「しかし問題は第二のキラ同様に顔だけで殺せる様になれば演者はもちろん…死ぬ」
「名前を調べられそうな者…限られます」
「そんな人いるかな〜?」
「「「松田さん」」」
「マッツー!」
「…松田か。」
「会議を聞かれた事、死んだ筈の松井マネ…火口からすれば信憑性しかないわ」
「はい。適任ですが、ユリの言う様に第二のキラと同じ力を得られたら……松田さんが死にます」
「どうせ準備もありますし、ダメなら他の策も考えますから2.3日でやるかやらないか、松田さん自身が決めてください」
「…2.3日なんていりませんよ。やらせてください!」
こうして偽番組の生放送が開始される事となった。
「私と夜神君はギリギリまで本部で統率を取ります」
「ユリは火口の追尾」
「模木さん、アイバーはヨシダプロで待機、ウエディ、夜神さんはさくらテレビで待機。
「家から動きヨシダプロ、そしてさくらテレビの順に動くと予想されます。ヨシダプロの履歴書すら偽名となれば必ず局へ向かう筈です。ヨシダプロからは模木さんとアイバーは百合の援護へ。さくらテレビから逃げた場合はウエディ、夜神さんもです。」
こうして火口の確保の策は決まった。
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探偵達の突撃