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主人公
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「…ほんとに拘束されてるのね」
「一応本当です」
本部のモニターには弥、夜神親子の3画面映っており、その様子はもはや混沌とている様に見えた。
「夜神さんがこうしている必要はないんですがね」
こうして3人の監禁、拘束を目の当たりにする。
「…これは中々」
---------そして監禁から3日
夜神月が拘束されてもどうせ犯罪者が死んでいくことはたまらないだろうと読んだ。
何か算段があるはずだもの。今はそれが知りたい…が、夜神月がボロも出すはずもない。精神力も並大抵ではないでしょうし。
やはり物的証拠が欲しい。
しけし犯罪者裁きはぴたりと止まった。
「…意外ね。次々と犯罪者は世界中で報道されているのに一向に殺される気配がないわね」
「月君を監禁した途端か…こうなると夜神月=キラってことになるな。」
流石の相沢さんもそう思わざるを得ないことを口にした。
それもそう、私も竜崎も夜神月を監禁したところで犯罪者は裁かれると読んでいたのだ。だが実際は1人も殺されることはない。新しく報道された犯罪者達自身すら驚いているだろうと思うほどだ。
「…これだと本当に月君がキラって判断をしないといけなくなるけどそれだけでは検挙も出来ないわよね?」
「そうですね。証拠も何も無ければ無理でしょう。捕まえたら死ななくなったではさすがに通用しませんね。」
まだ3日ではあるけど、犯罪者も死なない。
なんだか夜神月らしくないわね。
そう、犯罪者が死なないことより犯罪者をどうやって殺しているのか方法と物的証拠が欲しかった。
弥の様子は変わらない、早く解いてと訴えるばかりだ。
-こうして夜神月監禁7日目---------------
「月君流石にやつれてきていますが大丈夫ですか」
竜崎が夜神月に問いかける。
「あぁ、自分でもとても格好の良い状態だと思えないな…だがくだらないプライドは捨てる!」
そう言った瞬間だった。
「…何をしているんだ僕は!!」
「…なに?」
表情の一変する夜神月。
これにはさすがの竜崎も訝しげな顔を露わにする。
しかし、本人が望んだ監禁だ。竜崎が良しとするまで出すことはできないだろう。
なによりも犯罪者裁きが止まっているのだ。
現時点では何も分からない、だがそれは揺るがす事の出来ない事実。今はこれだけでもう十分夜神月=キラと断定せざるを得ない。
殺人方法をどうやって得るか、どう立証するのか、そんな事を考えていた矢先の事。
突然自分はキラではないと激しく主張を始めた。
弥のように眠ることは無かったにしろ、2人とも何かがおかしい。共通しているのは、人格が変わった様な態度の一変。
「…っ僕はキラなんかじゃない!ここから出してくれ…!!」
「ダメです。月君を監禁してから犯罪者裁きが止まっています。」
「っこれは罠だ!!!」
「…月君らしくない、全然論理的でもない」
「月君らしからぬ発言。人格でも変わったようにみえるわ」
モニターはもう何が何だか分からない…こんな状態を映している。
こうして弥海砂、夜神月の主張を毎日聞き出して15日目。
「本当ですか!?」
一冊の新聞を握りしめて飛び込んでくる松田さん。
「あぁ!ついに犯罪者が裁かれだした!」
夜神月の疑惑が晴れるさんが見え、喜びを見せる松田さんと相沢さん。
「…犯罪者と言えど人が死んでいるのに」
「「…」」
夜神さんに伝えようと竜崎のマイクを奪い、しきりに話し出す。
「局長!新たに報道された犯罪者達が裁かれ始めましたよ!!キラは休んでいたんですよ!!」
「っ本当か松田!?人が死んで喜んでいられないが……しかし竜崎の事だ。白とは言うまい…」
「………灰色で。」
気に入らない表情を見せてそう言う。
「聞きましたか局長!限りなく白に近いグレーだったんですよ!」
「……おめでたい人ね」
後ろで片肘をつきながら思わずそう言ってしまった。横で相沢さんがわかるよ、と言うような微妙な表情を見せた。
「ライトくんにもしら…「松田!いや松田さん、やめてください」
夜神月の部屋への通信マイクを入れようとする松田さんの手を払う竜崎。思わず松田とか言っちゃってるし…
「……呑気な人ね」
「ゆ、ユリさん〜……」
おそらく竜崎は夜神月には犯罪者裁きが再開した事を伏せるつもりなのだろう。
ここまできているのだ、流石に精神的なダメージも少なからずあるだろうし、もしかしたら本人の自白を取れるかもしれない。何かボロを出す可能性もある。
「月君、犯罪者裁きが止まってもう2週間です。いい加減認めて貰えませんか?」
「…僕はキラじゃない!!」
こんなやり取りが暫く続いた。
しかし、ここにきて犯罪者殺人の再開?
どう言う風の吹き回しか、本当に松田さんの言う様に休んでいただけ?初めて殺人が始まって以来そんな事一度もなかったのにこのタイミングで…
何か裏があるのか、これも夜神月の策略なのか。
それともやはり死神などとか言う天からのお召し物…。まるで見えもしない雲を掴む様な、月を消す様な、そんな捜査に思えて焦りすら覚える。
また、0からのスタート…
そんな気持ちにすら押し寄せてくる。
きっと竜崎もそうなのだろう。
今の私達に考えられることは無かった。
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探偵達の焦燥