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主人公
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さくらテレビの騒動、翌日。
「各国の首脳達はLをテレビ出演させろと…」
困った様な口を開く夜神さん。先程、会議へ出席してこちらに戻ってきた。戻ってくるや否や、会議の内容を竜崎へ報告する。
「Noとは答えるけど自分達は顔も名前も晒したくないからLを差し出せってこと?」
「…それが一番正しい選択です」
呆れた。何が各国首脳よ…。
今まで数々の重大困難や事件がある度にLに泣きついてきたくせして、あっさりそれ?と髪をかきあげる。
期限は4日だったわね…妙に冷静な竜崎ことL。
本日はショートケーキだそうで、てっぺんのイチゴをつんつんと艶めくシルバーのフォークで突いた。
「昨日から少々口にはしていましたが、このキラは今までのキラとは違います。」
「別のキラが現れたとでも…!?」
本部員達は不思議そうな顔を見せた。
私に補足を求める様ちらりと私の方を見る竜崎。
「…ええ、私もそう考えてる。予告に使われた者達や手口を考えると少し強引で安易だと思いません?今までのキラとは少しやり方が違うと思いません?そして、最低限の工夫は施してあるにしても郵送等といぅた足のつく可能性があることを今までのキラは一切してこなかったのに今更このタイミングでするかしら?」
「はい、そうです。私はこのキラを偽キラ…いや第二のキラと考えています。」
「「第二のキラ!?」」
「ええ、名前を知らないはずの人物達をあの中継で殺害できたということ。顔だけで殺せるという事からも推測できますね。今までのキラにはそれらしきことは見当たらなかった。」
「そして何よりキラを否定してきたと言うだけで”罪の無い物を葬った”こと。これは今までのキラはしなかった事でしょ?テイラーの時は負けず嫌いが働いたのでしょうけど、それ以外は罪の無い者や情状酌量の余地のある者、故意に罪を犯していない者は殺してない」
「はい。ですから第二のキラの可能性…今回は70%以上です」
「もしこちらを捕まえられたら本物の方も捕まえられるかもしれないわね」
「その通りです。第二のキラを追いましょう。」
こうして第二のキラを捕まえると言う方向性で決まった。
それにあたり、人物が1人欠けている…と呟く竜崎。
「夜神さん、月君に捜査協力を依頼しても良いでしょうか。実際に来てもらいたい。」
「…息子が良いとすれば私は構わないが」
こうして夜神さんの電話で夜神月がここへやってくる事となった。
「月君にはこのビデオを見てもらい、どう推理するかを見たい。第二のキラと考えている事は伏せ、彼がどう判断するかみてみたい」
夜神月がキラである場合第二のキラの可能性は言わないだろうと踏んでの事。
キラであればLをテレビ出演させ、始末させる絶好のチャンスを逃すはずがない。
万が一夜神月が第二のキラ、別のキラという判断をすれば疑いはほぼ晴れる。
という説明を夜神さん達にしたところで、夜神月が到着した。
「久しぶりね」
軽く挨拶を交わし、本部の人間の紹介と念の為にここにはいないがもう何人かいる事を仄めかす。
もしここにいる捜査本部員達が死んだ場合あなたがキラよと言わんばかりに外にもいる事を伝えた。これで迂闊に今日会ったメンバーは殺せないはず…
そして、先程の説明通りに夜神月にビデオを見せた。
だれも説明などしない。
もしかしたらこちらの思惑に気がつき、敢えて第二のキラの可能性を口にするかもしれない事も考えつつ、ビデオは終了する。
「…どうですか?」
「キラの力を持った人間は1人じゃ無い、少なくともこのキラは今までのキラとは違う」
…なるほど〜
さすがね。
少し後ろで見守る夜神さんはいつになく満足そうな、安堵したような表情を見せた。
「やっぱりそう思うわよね。実は私達も同じ考えで捜査しているところよ」
「!?試したのか…?」
「私とユリ二人で第二のキラ説を言っても説得力に欠けますから、月君が同じ推理をした事でより有力になります。本当に頼りになる」
とわざとらしく繋げた。
…分かっていて言ったのかしら?
「決まりですね」
やけに強く言った竜崎。
この説を元に夜神月に早速一仕事頼む竜崎。
「同じ様にテレビを使いましょう。今度は“本物のキラ”をこちらが仕立て第二のキラに呼びかけます」
「それがいいわ、明らかに第二のキラは本物に共鳴しているもの。キラの呼びかけになら応じるでしょう」
「僕もそれがいいと思っていた」
「反撃開始です。早速ですが…
月 君 に 本 物 の キ ラ を 演 じ て 欲 し い ん です 」
竜崎が投げ込んだ。
一瞬顔を歪めた気もした夜神月。
「、僕が!?」
「はい、月君ならできますよね」
さすがに予想外だった展開。もしかするとこの役をやらせるために敢えてこのタイミングで本部へ招いたのかもしれない…
こうして夜神月は原稿の作成に取り掛かることになった。
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探偵達の反撃。