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それから気が変わらないうちに、とフットワークの軽い涼香に連れられて、5組の谷地さんの所に連れていかれた私は、谷地さんの可愛さに面食らっていた。
「やっちゃーん!連れてきたよー!マネージャー候補!」
谷地さんはそれはそれは小柄で、ほわんとした、可愛らしい子だった。
「涼ちゃん!ほ、ほんとぉ!?」
目をキラキラさせてこちらに目線を向けて、
「谷地仁花と申します!っしゃっす!!」
雰囲気と口調のギャップがさらに可愛い。。なんだか小動物を思わせる雰囲気で。
「あたしと同中の、夢野優子。ゆっこって呼んだげて!」
「4組の、夢野です。谷地さんは、、やっちゃん?って呼んでいいのかな?」
私がおずおずと尋ねると、うんうんっと首を縦に振って、手を差し出してくれた。
「わたしバレーのこと本当によく知らなくて、すっごく心強いです!ゆっこちゃん、ぜひよろしくお願いしゃっす!!」
私も全然わからないから、、とそっと手を差し出すと、
「きっ、、、、綺麗な手だねぇーー!!すべすべ!!」
と微笑んでくれた。
隣でうんうん。と嬉しそうな涼香。
心から喜んでくれているのがわかるやっちゃんを前に、少し緊張していた私の心も和らいだ。
「4組ってことは、、確か月島くんと山口くんと同じクラスだね?」
そうだ!と思い出すように手をポンっと打つやっちゃん。
「そうだね。って言っても、まだあまり話したことないんだよね。」
そこがちょっと不安な所でもある。
うちのクラスは席も男女で右と左に別れているし、人見知りもあってか同じ中学だった友達と話すくらいで、クラスの全員と打ち解けているわけでもなかった。
