マイヒーロー
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どこに行くにも一緒だった私たちだけれど、夕くんが中学にあがり部活に打ち込むようになると、なかなか話す機会もなく、そのまま春休み期間中に引っ越すことになってしまった。
それでも引っ越しの当日、夕くんは部活の前に家に寄って、見送ってくれたのだった。
「華、東京にやな奴がいたらすぐ呼んでくれ!いつでも駆けつけてやる!」
久しぶりにしっかりと目があった夕くんは、ちょっと大人びて見えて、上手く笑えなかったのを思い出す。
「幸子ちゃんからちょこちょこ聞いてるんだけど、夕くん高校でもバレー、続けてるみたいよ」
幸子ちゃんというのは、夕くんのママさんで、とても小柄で可愛らしい人だ。
「また明日にでも、ご近所周りにあいさつ行かないとな。」
「そうね。華も明日一緒に来てね。」
日曜の夕方なら、夕くんもいるかな。なんて淡い期待をしてしまうのは、きっと仕方ない。
簡単に夕食を済ませると、まだ整頓しきれていない自分の部屋を片ずけることにした。
「片ずけたらお風呂入っちゃってよー!」
とお母さんの声を背に、ドアを閉める。
クローゼットを開けて、ダンボールから本やらCDやらを出して棚にしまっていくうちに出てきた小さなアルバム。
中には幼少期の思い出がたくさんつまっている。
どの写真にも夕くんが写っていて、自然と頬がゆるむ。
このあどけない表情の夕くんは今、どんな風に変わっているんだろう。
それでも引っ越しの当日、夕くんは部活の前に家に寄って、見送ってくれたのだった。
「華、東京にやな奴がいたらすぐ呼んでくれ!いつでも駆けつけてやる!」
久しぶりにしっかりと目があった夕くんは、ちょっと大人びて見えて、上手く笑えなかったのを思い出す。
「幸子ちゃんからちょこちょこ聞いてるんだけど、夕くん高校でもバレー、続けてるみたいよ」
幸子ちゃんというのは、夕くんのママさんで、とても小柄で可愛らしい人だ。
「また明日にでも、ご近所周りにあいさつ行かないとな。」
「そうね。華も明日一緒に来てね。」
日曜の夕方なら、夕くんもいるかな。なんて淡い期待をしてしまうのは、きっと仕方ない。
簡単に夕食を済ませると、まだ整頓しきれていない自分の部屋を片ずけることにした。
「片ずけたらお風呂入っちゃってよー!」
とお母さんの声を背に、ドアを閉める。
クローゼットを開けて、ダンボールから本やらCDやらを出して棚にしまっていくうちに出てきた小さなアルバム。
中には幼少期の思い出がたくさんつまっている。
どの写真にも夕くんが写っていて、自然と頬がゆるむ。
このあどけない表情の夕くんは今、どんな風に変わっているんだろう。
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