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flower

10時を少し過ぎた頃、スガとも合流し駅ビル内から雑貨を中心に見て回る。

あーでもないこーでもないと、男3人で言い合いながら結局スガはブランケット、大地はコーヒーカップに決めたようだ。

「俺らはこのままラッピングしてもらいに行くのはけど、旭どうする?」

雑貨もピンときたものが無く、駅前で見た花屋が頭をよぎる。

「俺、花屋見に行ってくるよ。さっき駅前に気になった店があって。」

「じゃあ終わったら牛丼屋で飯食べてくべ。」

そこで2人と昼の約束をして、花屋に足を運ぶことにした。



「いらっしゃいませ。」

先ほどとは違い、入口のドアは開いたままで、レジには朝見かけた女性とは違う女性が接客をしていた。

店内も洒落た内装で、様々な花の香りでいっぱいだった。

そこまで広くはない店内に、どうしたものかと立ち止まっていると

「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」

レジ奥の扉から、朝の女性がでてきた。女性の周りだけキラキラ輝いて見えるのは、きっと気のせいではない。

「あ、、えっと、プレゼントを、、」

照れくさくなって、口ごもる俺に

「ありがとうございます。よろしければ、おすすめのものをご案内させて頂きますね。」

慣れない自分に気づいたのか、笑顔で手際よくブーケや、小さなプランターに寄せ植えしたものを紹介してくれた。

「ご予算に合わせて、色々お選びいただけますし、私なんかは生花で作ったリースも可愛らしくて、すきです。」


なによりキラキラした笑顔が眩しくて、プレゼントするには珍しくていいな。と思い、そのリースをお願いすることにした。
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