天使の悪魔【暗殺チーム】
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「…ダイヤ。天使のような君の寝顔が見れて今日も幸せだよ。朝飯を作ったんだ、食べようぜ」
「……シザー…その…これはよくない、と思う。なんで貴方が私の寝室に勝手にはいるの…?」
「?呼びに来ただけだ」
「そうじゃなくて…一応私は女なんだけど…。それに、いちいち手を握る必要はないし…距離が近い」
「………それもそうだな。……わかった……明日からやめるよ……」
「う…っ。ううん、貴方がいいならいい。ありがとう」
「!!!本当か!?なら明日からも愛をこめて、起こしに来る!」
ブンブンと動く犬の尻尾の幻覚が見えながらダイヤは起き上がった。一緒に暮らして一週間が経ったが、困っていることがある。
シザーの距離が異様に近いのだ。そして、ダイヤを何故か神格化しているような気がする。
イルーゾォが言っていた『ダイヤオタク』というやつなのか…。
「波紋はどう?」
「…ああ。まあまあだな。やっぱりなにかが足りない気がするんだ」
「そう。…でも、焦らなくていい。私が生きている限り、貴方は私が守るから…」
「まだ俺を拾ったことを気にしてるのか?…ダイヤ、俺はもう暗殺者になると決めたんだ。お前を守るくらいにはなる」
「……ふふ、シザーは…ヒーローみたい。言うことが、すごくかっこいい」
「そ、そうか?まあ実際俺はシニョリーナ達にモテるからな!ダイヤもやっと俺の魅力が分かったのか、嬉しいぜ」
「うん」
「!!う、お、あ、あのゴリラを起こしてくるッッッ!!」
ガン!と壁にぶつかりながら部屋を出て行くシザーにダイヤは首を傾げながら服を脱いだ。
そこで、鏡から視線を感じてナイフを手に取る。自分のスタンドを出した。
「ホワイトデビル。鏡の中に居る人を引き摺り出して」
「殺しますか?」
「殺しちゃだめっ!」
「わかりました」
どさっと鏡から落ちてきたイルーゾォの首にナイフをそっと添える。イルーゾォは顔を真っ青にしてダイヤの肩を掴んだ。
「ち、違う。落ち着けダイヤ。俺はあのクソ野朗がダイヤに手を出さないか心配で、」
「…貴方は女の子の着替えを覗くクソ野朗じゃあないの…?」
「おい言葉遣いが汚いのは許可しな、…すいませんでした」
手を上げて謝るイルーゾォにダイヤは眉を下げる。イルーゾォにも、困っている。こうして鏡から視線を感じることが増えた。
その視線は身体を舐め回すように見るいやらしいもので、ダイヤは無意識のうちに緊張している。…イルーゾォはきっと自覚がないのだ。そんな目でダイヤを見ていることに。
ダイヤも確信がないので強く言えない。
ダイヤはそんな訳で二人の男に、少し困っているのである。
「……お前、なんか甘い匂いがする」
「え…きゃっ。や、な、な、に?」
「……違うな。これは香水じゃあないぞ。んん?なんだ?」
くんくんと首筋に鼻を近付けるイルーゾォにダイヤは混乱する。近い。シザーよりも近いその距離に思わず後ずさった。その拍子に背後のベッドにぼすりと倒れてしまう。慌てて目だけでイルーゾォを見上げた。
イルーゾォは瞬間、目の色を変えた。
どろどろと蜂蜜を煮たような色を乗せてダイヤを眺める。足の爪先からつつ、となぞっていくような視線だ。
爪先、ふともも、股、お腹、胸、首筋、舐めるように見下ろされてダイヤは情けなく顔を泣きそうに歪めた。
いやだ、この目は、私を抱く時のボスの目に似ている。いや、いや、私にさわらないで。
ぞくぞくとする身体に涙が出る。
だがその涙は悲しみや怒りによるものではなく、快楽から引き出されたいやらしい女の涙だった。それにイルーゾォは気付いてごくりと喉を鳴らす。下半身が痛いくらいに張り詰めていた。
「や…っ、その目で見ないで、」
「…どんな目だ?なあ、ダイヤ…」
「っ、や、いやっ…」
「随分といやらしい反応をするじゃあないか。…男に慣れてるのか?むかつくな」
ぎしり、とイルーゾォの体重を乗せたベッドから軋む音がする。ダイヤは、ぁ、と震えた声を出してイルーゾォを見上げた。今から喰われる女の顔だ。初めて見るその顔にイルーゾォは興奮が限界を超えて、加虐的な笑みを思わず浮かべる。
「んん?抵抗しないのか?」
「や…イルーゾォ、おかしくなってる。離して…!」
「どこかだ?まさかさっきからとか言うなよ。…俺はもうとっくにおかしくなってる。お前に出会った時から」
お前が、俺をおかしくしたんだ。
「ひゃうっ!?あ、ぁっ、いやぁ!し、しざ、ぁ、んむっ」
「おっと、声は出すなよ。…はぁ、すげぇ。ダイヤを…やっと…」
「ぁ、ん〜っ!」
なんで、こんなことに。
ダイヤは胸をすわれながら目を見開いた。
髪を解いたイルーゾォが顔を赤くしながら夢中でダイヤの身体に触れている。
ダイヤはしにたくなった。
こんなの、仲間に、どうして。
あれから鏡の中の世界に入れられたダイヤは泣きながら喘いでいる。イルーゾォがどこかいつもの様子とは違って怖かった。
いつものイルーゾォに戻って、と泣きながら想う。
「や、やめて…っ、いる、おねがい、」
「……綺麗だ、ダイヤ」
「は…っ、あ!ぁ、あっ!ほわいと、デビルっ!わたしを、ころしてぇ…っ」
「スタンドはあっちだろ、ダイヤ。それに…ッ、お前を死なせるかよ…ッ」
「きゃ、やぁぁあっ!いやぁ、こんなの、いやぁっ!おねが、いる、いつもの、、もどってぇっ」
「…はー…っ、は。だめだ、もう我慢できない、抱かせろ、抱かせてくれ、ダイヤ…!」
「やっ、しざぁ!はやく、はやく…っ!スタンド、」
「っダイヤ!!!」
世界が戻った。
目の前には思い切り殴られて気を失ったイルーゾォと、汗だくのシザーが居る。
ダイヤはシザーに痛いほど抱きしめられた。
「ダイヤ…!スタンド使いなら、殺した!」
「っ…や、やっぱり、スタンド、使いだったの?」
「ああ。お前達が消えて、最初はイルーゾォの我慢が効かなくなったのかと思ったが…考えればアイツはそんなに馬鹿じゃあない。ゴリラだが、馬鹿じゃないゴリラだからな。スタンドの可能性を考えて探したらいたぜ」
ほら、とシザーが指差した場所には男が倒れていた。だがその男は顔面がぼこぼこに殴られていてよくわからない。ダイヤはそっとシザーの頬を叩いた。ぺちりと音が鳴る。
「シザー…やり過ぎだよ」
「うっ。だが、スタンドについて吐かせてから殴ったぜ。あいつは他のチームの人間で、お前に気があったらしい。俺やイルーゾォに襲わせて傷心しているお前に漬け込もうと今回スタンドを使ったらしいな。全く低俗なスタンドだぜ、あのクソ野朗」
「……てことはシザーが私に近いのも、イルーゾォが鏡から見ていたのもそのスタンドのせいなの?」
「いや?それは関係ないぜ」
「………」
「それよりも、だ。あいつ殺していいか?いいよな?ついでにイルーゾォも。ダイヤの美しい身体に触りやがって…!ぶっ殺したいところだがイルーゾォはスタンドに操られてたんだもんな。半殺しにしてやるか。くそぅ、どうせなら俺に…、あ、いや、今のは違うぞ」
「………シザー。私、少し寝る…」
「……シザー…その…これはよくない、と思う。なんで貴方が私の寝室に勝手にはいるの…?」
「?呼びに来ただけだ」
「そうじゃなくて…一応私は女なんだけど…。それに、いちいち手を握る必要はないし…距離が近い」
「………それもそうだな。……わかった……明日からやめるよ……」
「う…っ。ううん、貴方がいいならいい。ありがとう」
「!!!本当か!?なら明日からも愛をこめて、起こしに来る!」
ブンブンと動く犬の尻尾の幻覚が見えながらダイヤは起き上がった。一緒に暮らして一週間が経ったが、困っていることがある。
シザーの距離が異様に近いのだ。そして、ダイヤを何故か神格化しているような気がする。
イルーゾォが言っていた『ダイヤオタク』というやつなのか…。
「波紋はどう?」
「…ああ。まあまあだな。やっぱりなにかが足りない気がするんだ」
「そう。…でも、焦らなくていい。私が生きている限り、貴方は私が守るから…」
「まだ俺を拾ったことを気にしてるのか?…ダイヤ、俺はもう暗殺者になると決めたんだ。お前を守るくらいにはなる」
「……ふふ、シザーは…ヒーローみたい。言うことが、すごくかっこいい」
「そ、そうか?まあ実際俺はシニョリーナ達にモテるからな!ダイヤもやっと俺の魅力が分かったのか、嬉しいぜ」
「うん」
「!!う、お、あ、あのゴリラを起こしてくるッッッ!!」
ガン!と壁にぶつかりながら部屋を出て行くシザーにダイヤは首を傾げながら服を脱いだ。
そこで、鏡から視線を感じてナイフを手に取る。自分のスタンドを出した。
「ホワイトデビル。鏡の中に居る人を引き摺り出して」
「殺しますか?」
「殺しちゃだめっ!」
「わかりました」
どさっと鏡から落ちてきたイルーゾォの首にナイフをそっと添える。イルーゾォは顔を真っ青にしてダイヤの肩を掴んだ。
「ち、違う。落ち着けダイヤ。俺はあのクソ野朗がダイヤに手を出さないか心配で、」
「…貴方は女の子の着替えを覗くクソ野朗じゃあないの…?」
「おい言葉遣いが汚いのは許可しな、…すいませんでした」
手を上げて謝るイルーゾォにダイヤは眉を下げる。イルーゾォにも、困っている。こうして鏡から視線を感じることが増えた。
その視線は身体を舐め回すように見るいやらしいもので、ダイヤは無意識のうちに緊張している。…イルーゾォはきっと自覚がないのだ。そんな目でダイヤを見ていることに。
ダイヤも確信がないので強く言えない。
ダイヤはそんな訳で二人の男に、少し困っているのである。
「……お前、なんか甘い匂いがする」
「え…きゃっ。や、な、な、に?」
「……違うな。これは香水じゃあないぞ。んん?なんだ?」
くんくんと首筋に鼻を近付けるイルーゾォにダイヤは混乱する。近い。シザーよりも近いその距離に思わず後ずさった。その拍子に背後のベッドにぼすりと倒れてしまう。慌てて目だけでイルーゾォを見上げた。
イルーゾォは瞬間、目の色を変えた。
どろどろと蜂蜜を煮たような色を乗せてダイヤを眺める。足の爪先からつつ、となぞっていくような視線だ。
爪先、ふともも、股、お腹、胸、首筋、舐めるように見下ろされてダイヤは情けなく顔を泣きそうに歪めた。
いやだ、この目は、私を抱く時のボスの目に似ている。いや、いや、私にさわらないで。
ぞくぞくとする身体に涙が出る。
だがその涙は悲しみや怒りによるものではなく、快楽から引き出されたいやらしい女の涙だった。それにイルーゾォは気付いてごくりと喉を鳴らす。下半身が痛いくらいに張り詰めていた。
「や…っ、その目で見ないで、」
「…どんな目だ?なあ、ダイヤ…」
「っ、や、いやっ…」
「随分といやらしい反応をするじゃあないか。…男に慣れてるのか?むかつくな」
ぎしり、とイルーゾォの体重を乗せたベッドから軋む音がする。ダイヤは、ぁ、と震えた声を出してイルーゾォを見上げた。今から喰われる女の顔だ。初めて見るその顔にイルーゾォは興奮が限界を超えて、加虐的な笑みを思わず浮かべる。
「んん?抵抗しないのか?」
「や…イルーゾォ、おかしくなってる。離して…!」
「どこかだ?まさかさっきからとか言うなよ。…俺はもうとっくにおかしくなってる。お前に出会った時から」
お前が、俺をおかしくしたんだ。
「ひゃうっ!?あ、ぁっ、いやぁ!し、しざ、ぁ、んむっ」
「おっと、声は出すなよ。…はぁ、すげぇ。ダイヤを…やっと…」
「ぁ、ん〜っ!」
なんで、こんなことに。
ダイヤは胸をすわれながら目を見開いた。
髪を解いたイルーゾォが顔を赤くしながら夢中でダイヤの身体に触れている。
ダイヤはしにたくなった。
こんなの、仲間に、どうして。
あれから鏡の中の世界に入れられたダイヤは泣きながら喘いでいる。イルーゾォがどこかいつもの様子とは違って怖かった。
いつものイルーゾォに戻って、と泣きながら想う。
「や、やめて…っ、いる、おねがい、」
「……綺麗だ、ダイヤ」
「は…っ、あ!ぁ、あっ!ほわいと、デビルっ!わたしを、ころしてぇ…っ」
「スタンドはあっちだろ、ダイヤ。それに…ッ、お前を死なせるかよ…ッ」
「きゃ、やぁぁあっ!いやぁ、こんなの、いやぁっ!おねが、いる、いつもの、、もどってぇっ」
「…はー…っ、は。だめだ、もう我慢できない、抱かせろ、抱かせてくれ、ダイヤ…!」
「やっ、しざぁ!はやく、はやく…っ!スタンド、」
「っダイヤ!!!」
世界が戻った。
目の前には思い切り殴られて気を失ったイルーゾォと、汗だくのシザーが居る。
ダイヤはシザーに痛いほど抱きしめられた。
「ダイヤ…!スタンド使いなら、殺した!」
「っ…や、やっぱり、スタンド、使いだったの?」
「ああ。お前達が消えて、最初はイルーゾォの我慢が効かなくなったのかと思ったが…考えればアイツはそんなに馬鹿じゃあない。ゴリラだが、馬鹿じゃないゴリラだからな。スタンドの可能性を考えて探したらいたぜ」
ほら、とシザーが指差した場所には男が倒れていた。だがその男は顔面がぼこぼこに殴られていてよくわからない。ダイヤはそっとシザーの頬を叩いた。ぺちりと音が鳴る。
「シザー…やり過ぎだよ」
「うっ。だが、スタンドについて吐かせてから殴ったぜ。あいつは他のチームの人間で、お前に気があったらしい。俺やイルーゾォに襲わせて傷心しているお前に漬け込もうと今回スタンドを使ったらしいな。全く低俗なスタンドだぜ、あのクソ野朗」
「……てことはシザーが私に近いのも、イルーゾォが鏡から見ていたのもそのスタンドのせいなの?」
「いや?それは関係ないぜ」
「………」
「それよりも、だ。あいつ殺していいか?いいよな?ついでにイルーゾォも。ダイヤの美しい身体に触りやがって…!ぶっ殺したいところだがイルーゾォはスタンドに操られてたんだもんな。半殺しにしてやるか。くそぅ、どうせなら俺に…、あ、いや、今のは違うぞ」
「………シザー。私、少し寝る…」
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