裏小説

 僕の前世は地獄の悪魔だった。正確にはたくさんの殺人をおかして地獄に落ちて悪魔になった。それもテレビの悪魔に最初こそは自分の力を上手く使えなかったが、だんだんと力の使い方を知り地獄を駆け上がって上級悪魔になった。そこから色々とあり大切な仲間や頭だけになったりとあったがまあそれなりに楽しい前世だった。
 最後は自分にとって一番いけ好かない奴を守って僕は死んだ。それも最後に今までの皮肉を込めてとびっきりの笑顔でアイツが苦しむように言ってやった。死ぬ前にたくさんの悪魔を守りつつ戦っていたそれがよかったのか僕は消えずに天国にも行かず転生していた目覚めた時僕は産まれたばかりの赤ん坊だった。
 今回はただの人間ではなく人間と妖精のハーフだった。茨の谷に住み、両親は仲睦まじく祖父からの反対を押し切って母が父に猛アタックをかけているから本当にすごいと思う。
 魔法の発露が遅くそれを心配した両親は森の奥に住む、リリア様の元に僕を送り出した。そこで僕は兄弟子であるシルバーに出会った。そして僕はいつかはマレウス様の騎士として仕えるために日夜シルバーと切磋琢磨し鍛練に励んでいた。
 そこから何年か過ぎマレウス様とリリア様はナイトレイブンカレッジに入学し1年後シルバーも入学した。残された僕は1人で鍛練に励んでいた。その際悪魔の時に使えていた電撃も鍛えて、小さい頃にシルバーが僕が怒った時に左目が薄く渦を巻いていると言ってきたことがあったもしやと思い1人で怒った時に鏡を見たが確かに薄くだが渦を巻いていた。
 でもこれでは使えないなと思い他の使えていた能力はどうなってるかを確認したら電撃での攻撃は使えた。流石に今の身体からはケーブルは出せなかったけど、それに僕のユニーク魔法は電気での移動が攻撃に特化したと考えると使いやすかった。
 ただまだまだなれないのかユニーク魔法を使うと身体が痺れてしまうのが難点だった。ナイトレイブンカレッジからの入学届けが届くその日まで僕は1人で鍛練に励んでいた。
 そしてついに入学届けが届き無事に今日、マレウス様こと若様が通うナイトレイブンカレッジの入学式に来ていた。これまで色々とあったがこの学園で学びいつの日か立派な騎士になるためにも学問に勤しむぞと行きこんだ。
 そう思いながら入学式を眺めていると何処か見覚えのある後ろ姿が見えた。確か最後の生徒が何処かに行ってしまい学園長が連れてきたんだったかこんな日になにそそっかしいことをしているんだ。
 地獄のプリンセスのチャーリーでもあるまいし……そう言えば後ろ姿が何処となく似てるような───

 「何時の名を告げよ」
 「……チャーリー……チャーリー・モーニングスター……」
  「……は?……」

 どうやら僕は地獄からは逃れられないようだ───











 あの後闇の鏡により何処の寮も相応しくないと出たり少し魔獣が暴れる事件があったがすぐに収まり、チャーリーは元の場所に返されることになったがこの世界は別の世界だから帰る場所はない筈と思っていたら案の定帰れなかった。その後学園長がチャーリーを連れて何処かに向かったが僕は寮に行くために心配だったが行けなかった。その際ちょっと浮かれていたのもあり間違えたが何の問題もない。


















 ここや上に果てにはあそこを探しても奴は何処にもいなかった─────だから私は悟った─────この世界の何処を探しても奴はいないのだと─────なら何処を探せばいいのか─────奴が最後に見せたあの笑顔が頭から離れない─────彼との日々を忘れられない私を見れば旧友ともはおおいに笑うだろうか、それともあの時にフラなければ良かったんだとあざ笑うのか─────わからない─────わからないから教えてくれ、お前が私を待っていた時の気持ちを、あの時私が、戻ってきた時どんな気持ちだったか、あぁ……教えてくれ私にオシエテクレ─────

 「えっと……アラスター……大丈夫?」

 ダイジョウブデスカッテ、えぇ……ワタシはシゴクダイジョウブですよ!

 「そ、それならいいんだけど……それで彼のことなんどけど……」

 えぇえぇナニかソチラでワカリマシタカ?

 「私ね頑張ってね、セラにも頼んで上にね聞いてきたのそしたらね」

 ソシタラ?

 「彼のことわかったの!……でもね……」

 デモネトハ?

 「彼……本来なら天使になるはずだったんだけど……天使にならずにそのまま転生してしまったのそれも……こことは別の世界に……」

 ベツノセカイ───

 「だから……彼にはもう会えないの……だから……大丈夫アラスター……?」

 そうですか……私なら本当に"大丈夫"ですよ

 「そうならいいんだけど……あ、私チャーリーを探しに行かないと行けないのみんなが突然チャーリーが消えて混乱してるから私もう行くね」

 えぇえぇありがとうございますエミリー、貴方のお陰で私はやることが出来ましたから───

 「ならよかった!じゃあねアラスター!」

 えぇ本当に貴方のお陰でやることが出来ましたホントウにありがとうございます───別の世界そこにいるんですね───私から……俺から逃げられると思うなよ旧友ともよ───カナラズかならず貴方を俺の元に連れ戻す───待っていて下さいね─────ヴォックスヴィンセント─────
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