裏小説
瓦礫の山にボロボロで倒れてる俺の体を雨が冷ましていく。死ぬ程むかつくあいつに挑んだ結果見事にやられて地面に転がっていた。
あの日、私はパートナーになって欲しかった彼に誘いを断られた。それだけならまだ許せたかもしれないそれなのにあいつは誘いを断るだけでなく煽りに煽ってきた。そして最後に地獄に友達はいないと言ってきた。その後は見事にぶちギレた。あれでキレない方がおかしい。そしてそこからラジオデーモンことアラスターのことが憎くて憎くてたまらなくなった。
そこから何十年と立った。今日こそはと勢いはあっただが実力の差は火を見るよりも明らかだった。
向こうは地獄に来た時から強く当日、何人もの上級悪魔達が消えその悲鳴がラジオデーモンが流すラジオから放送されていた。それ程までに強い。
片や俺は地獄に来てからコツコツと努力でのしあがっていった。あいつと同じ上級悪魔にもなった。そこから更にがむしゃらに努力したなのにアラスターの足元にも及ばない。
「くぁ……と、止めを……刺さないのかよ……アラスター!」
ボロボロの体でうつ伏せに倒れた俺は何とか顔を上げてアラスターを睨みながら叫んだ。それでも、アラスターは止めを刺さずに去っていった。その後雨が降りだした。熱くなっていた体を急激に冷ましていく。でも動く気力もない。俺は負けてない、負けてなんか無いでもそれはあいつが止めを刺さなかっただけだ。それだけでだんだんと悲しくなる、俺はそんなにもお前に見られてなかったのか、それ程までに俺はお前より劣るのかと、考えたくもないのに頭は周りにまわる。
「……こんな気持ちになるなら……最初からあんな奴……知らなきゃよかった……出会わなければよかった……」
こんなに悲しいのに未だに見て欲しい自分がいる。あんな奴に出会わなければこんな気持ちにならなかったのか、あんな奴よりもっといい奴にでも会ってれば今よりだいぶましだったのか、そんなもしもを考えていたが、自分が悪魔であるがテレビの悪魔であるためあまり雨に当たりすぎるのはそもそもよくない事を思い出した。
「……いや今はそんなことよりも……何処かに移動しなければ……ぐぅっ……」
だがボロボロにされた体はいうことを聞いてくれるわけでもなく動けなかった。
「……くそっ……ぐぅっ……」
何とか仰向けになったがそこまでだった。それほどまでに身体中がボロボロで痛かった。
「……あぁ……」
顔を上げて空を見た。辺り一面黒い雲におおわれた空、そこからすべてを洗い流すように降りそそぐ雨が自分に降りかかる。
「……この雨が……この気持ちも……洗い流してくれたら……どんなにいいのか……」
そうすれば今よりだいぶましになるんじゃないかとそんなことを考えながら目の前が真っ暗になった。
────────────────────
「……うぅっ……今……何時だ……」
ヴォックスが目を覚ましたのは、気絶してから数日が経過した後だった。
「……何とか……体は動くな……」
何とか立ち上がると体を見回した。アラスターにやられた傷は所々何とか塞がっていたが、体の傷を治していたことや気絶していたからなのか体力や魔力はあまり回復はしなかった。
「……雨はいつの間にか止んだか……」
空を見上げてポツリとつぶやく。あれだけ降っていた雨も止み周りには少し水溜まりが残っている程度だった。
「いや今はそんなことよりも開けていた穴をどうにかしなければ……」
気絶してから数日もたってしまっていたし仕事に支障
あの日、私はパートナーになって欲しかった彼に誘いを断られた。それだけならまだ許せたかもしれないそれなのにあいつは誘いを断るだけでなく煽りに煽ってきた。そして最後に地獄に友達はいないと言ってきた。その後は見事にぶちギレた。あれでキレない方がおかしい。そしてそこからラジオデーモンことアラスターのことが憎くて憎くてたまらなくなった。
そこから何十年と立った。今日こそはと勢いはあっただが実力の差は火を見るよりも明らかだった。
向こうは地獄に来た時から強く当日、何人もの上級悪魔達が消えその悲鳴がラジオデーモンが流すラジオから放送されていた。それ程までに強い。
片や俺は地獄に来てからコツコツと努力でのしあがっていった。あいつと同じ上級悪魔にもなった。そこから更にがむしゃらに努力したなのにアラスターの足元にも及ばない。
「くぁ……と、止めを……刺さないのかよ……アラスター!」
ボロボロの体でうつ伏せに倒れた俺は何とか顔を上げてアラスターを睨みながら叫んだ。それでも、アラスターは止めを刺さずに去っていった。その後雨が降りだした。熱くなっていた体を急激に冷ましていく。でも動く気力もない。俺は負けてない、負けてなんか無いでもそれはあいつが止めを刺さなかっただけだ。それだけでだんだんと悲しくなる、俺はそんなにもお前に見られてなかったのか、それ程までに俺はお前より劣るのかと、考えたくもないのに頭は周りにまわる。
「……こんな気持ちになるなら……最初からあんな奴……知らなきゃよかった……出会わなければよかった……」
こんなに悲しいのに未だに見て欲しい自分がいる。あんな奴に出会わなければこんな気持ちにならなかったのか、あんな奴よりもっといい奴にでも会ってれば今よりだいぶましだったのか、そんなもしもを考えていたが、自分が悪魔であるがテレビの悪魔であるためあまり雨に当たりすぎるのはそもそもよくない事を思い出した。
「……いや今はそんなことよりも……何処かに移動しなければ……ぐぅっ……」
だがボロボロにされた体はいうことを聞いてくれるわけでもなく動けなかった。
「……くそっ……ぐぅっ……」
何とか仰向けになったがそこまでだった。それほどまでに身体中がボロボロで痛かった。
「……あぁ……」
顔を上げて空を見た。辺り一面黒い雲におおわれた空、そこからすべてを洗い流すように降りそそぐ雨が自分に降りかかる。
「……この雨が……この気持ちも……洗い流してくれたら……どんなにいいのか……」
そうすれば今よりだいぶましになるんじゃないかとそんなことを考えながら目の前が真っ暗になった。
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「……うぅっ……今……何時だ……」
ヴォックスが目を覚ましたのは、気絶してから数日が経過した後だった。
「……何とか……体は動くな……」
何とか立ち上がると体を見回した。アラスターにやられた傷は所々何とか塞がっていたが、体の傷を治していたことや気絶していたからなのか体力や魔力はあまり回復はしなかった。
「……雨はいつの間にか止んだか……」
空を見上げてポツリとつぶやく。あれだけ降っていた雨も止み周りには少し水溜まりが残っている程度だった。
「いや今はそんなことよりも開けていた穴をどうにかしなければ……」
気絶してから数日もたってしまっていたし仕事に支障
