書きかけ小説
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メガトロンの場合
今日は朝から最悪な事ばかり続いた。といっても些細な事だけど宿題を忘れそうになったり、赤信号で止まったり、犬に吠えられたり、危うく水を頭から被ることになったり、あれはほんとにかからなくてよかった。まあそんな小さな不幸が、朝から続いていたんだ。
みんなはたまたま今日が、悪かっただけと笑って言っていたけど、僕はそれでも気にして気分が落ち込んでいた。
「はぁ~……」
「ジャック~ため息なんかついてまだ気にしてたの?気にしたって何にもなんないし、楽しいこと考えよ!」
「こればっかりはしょうがないよジャック、ミコの言った通りに楽しいこと考えようよ。あ、でも気を付けてね小さな悪いことは続いてるから」
「うん分かってるよラフ、ミコもありがとう」
ミコとラフが、僕の事を気遣って励ましてくれた。そのお陰もあって今日はこれ以上悪いことは起きないと思っていたら、オプティマスとラチェットが話始めたんだ。
「どうやらここにエネルゴン反応とディセプティコン反応が、出ているんだ」
「ディセプティコンのエネルゴン鉱山になっているのか」
「どうするオプティマス」
二人で、話し合ってるところにアーシーとバルクヘットが加わり破壊しましょうとアーシーが言えばバルクヘットがそれに賛成する。
オプティマスはその発言に少し考えて頷くとその方が良さそうだなと答えて破壊することになった。
それを聞いていたミコはテンションが上がり跳ねる。
「やった!ディセプティコン倒しに行くんでしょ!私も連れてって!」
「駄目だミコ遊びに行くんじゃないんだぞ」
「連れてってよ!」
すかさずバルクヘットが注意するが今のミコは聞く耳を持ってなくて、すぐに反論する。
行くんだって譲らないミコにさっき励ましてくれたお礼もあった僕は、加勢することにした。
「僕も行きたいかな」
「でもジャック、今行ったら危ないんじゃない?」
「これ以上に悪いことは起きないさ」
相棒のアーシーは僕の事を心配して言ってくれたけど気分展開になればいいなって思ったんだ。
「ラフはどうする?」
「僕もちょっと行きたいかも」
「bee!?」
普段は基地にいるラフもこっちに回ったらバンブルビーが驚いて叫んだ。
「いいでしょお願い!」
「うぅ~……どうする?オプティマス」
ここはもうオプティマスに決めてもらった方が速いと思ったバルクヘットはオプティマスに聞いた。
「いいのではないだろうか」
「やった!」
「ただし今回は鉱山には入らずその前で待機してるように」
「え~!バルクヘットがディセプティコンぶっ飛ばす所見たかったのに!」
「オプティマスが言ってるんだここは素直に聞こう。行けない訳じゃないんだから」
「む~……」
中はどうなってるのか気になり始めた時にすごい揺れが起こった。
「な、なんだっ!?」
「なによこれ!?」
「うわっ!?」
すると地面にヒビが入り始めて僕の足元の地面が割れて大きな穴になった。突然だったために動くことも出来なかった。
「うわあっ!??!!」
「「ジャック!?」」
ミコとラフの叫ぶ声を耳に聞きながら僕はその穴に落ちた______
目を覚ますと周りは土の壁に覆われていた。どれくらい落ちたかは分からなかった。途中で気を失っていたのか目を覚ましたとたん頭がくらくらした。何度か頭を振って周りを見渡した。
道が続いてる通路が何個かあったからそこから進めば外に出られるだろうと思っているとふと地面の感触が土の感じと違うことに気付いた。ざらざらやゴツゴツした感触ではなく滑らかで冷たい。そうこれはまるで__
「……貴様いつまで我の上に乗っているつもりだ……」
「うわっ!?!?」
今日一番の驚きと不幸を同時に味わうことになるなんて誰が思ったかまさか僕の下に居たのがあの破壊大帝だと誰が思うか。
あわててそこから降りてメガトロンを見た。ばくばくと心臓の鼓動が速くなる。
「うそっ!?なんで!?」
「それはこっちが聞きたい程だ」
メガトロンは体を起こして立ち上がるとこちらを睨んだ。
そう言えばあれだけの高さから落ちたのに骨折はおろかひどい傷も無くメガトロンの上に落ちたのは奇跡的によかった下手すれば骨折じゃすまなかったかもしれないからね……でもやっぱりおかしいな普通なら怪我してる筈なのにしてないなんて……まさかぶつかる寸前にメガトロンが掴んで自分の上に乗せたってこと……いやそんなことあり得ないかあの破壊大帝がそんなことするわけないか。
どうしちまったんだよ今日のあいつ、いつもなら不機嫌顔かあるいは邪悪に笑ってるのに今日はやけに機嫌がいいのか何かあったのか口角が2ミリ程上がってやがる。あのサウンドウェーブですら二度見する程だからよっぽどの事なんだろうな……そう言えば今日確かエネルゴン鉱山をオートボットに破壊されてたよな。なのに、あれだからよっぽどいいことでもあったのかよ。だが不機嫌になるところを機嫌かよくなるって一体何があったんだ?
__________
スタースクリームの場合
「おやおやさっきまでの威勢はどうしたのかなジャックく~ん?」
「くっ!」
今何が起こってるかって?うざったいスタースクリームに持ち上げられて煽られてる所、ミコの言葉を借りて言うならほんとマジ最悪。
__________
メディックノックアウトの場合
「大人しくしててくださいね?出ないとどうなるか……あなたなら分かりますね?」
「っ!」
Q何が起こってるか
Aメディックノックアウトに誘拐された
───────────────
サウンドウェーブの場合
「オプティマス!!!」
「メガトロン……!」
アイアコンの遺産があるであろう地点でミコとラフそしてオートボットの相棒のアーシーとバルクヘットとオプティマスで探していたら突如そこにディセプティコンが現れそれがメガトロンとスタースクリームだったから激しい交戦に発展したんだ。
「おらおら逃げてばっかじゃこの俺様には勝てねぇよ!」
「っ!」
「ちっ!ちょこまかと飛びやがって降りて戦えってんだ!」
スタースクリームはアーシーとバルクヘット相手に空から攻撃を仕掛けていた。
「この俺様がお前らと直接戦う訳ないだろ~が!」
エアラクニットに追い掛けられ森の中を逃げ回っていたらいつの間にか皆とはぐれてしまった。
「どうしようアーシーやオプティマス達はまだディセプティコンと戦ってるだろうし……」
途方にくれていたジャックの目の前に突然ゲートが開きそこから現れたのがサウンドウェーブだった為ジャックは驚いた。だが相手はディセプティコンどうにかして逃げなければと考えた。
(何時も船にいるサウンドウェーブが降りてくる程向こうの戦いはヤバイことなのかなそれに、まさかこいつ僕を人質にでもするつもりなのか……)
サウンドウェーブを見ながら警戒して後退りするジャック、するとサウンドウェーブが突然手を出してきた為ジャックは後ろを振り返って逃げたが、今度はサウンドウェーブの背中のケーブルが延びてきてジャックを捕えた。
「うわっ!」
サウンドウェーブの方に向けさせるように持ち上げられて、逃げる為に暴れるがしっかりと捕まれてる為逃げることが出来ない。何度が試したが逃げることが出来ないジャックは諦めて大人しくした。いまここで体力を使い切ったらそれこそ後がないと考えたからだ。この一連の動作の最中一度もサウンドウェーブは喋らなかった。それに不思議に思ったジャックが声をかけた。
「さっきから黙ってるけど結局僕をどうしたいわけ?」
そう聞かれるがやはり何も喋らないサウンドウェーブに頭を抱えた。
(僕を人質にするために捕まえた訳じゃないとしてなら何故こんなことをするんだ?)
考え事をしていると突然サウンドウェーブが動きだした。
「ちょっとどこに行く気なの」
そう声をかけても返事はなくこのまま抱えられても何かと思い一方的に話し掛けることに決めた。
「今日は散々だったなアイアコンの遺産があるかもとここに探しに来たらまさかディセプティコンに遭遇するなんて」
やはり話し掛けても返事はない。それでもジャックは話を続けた。
「離れた所からそれを見ていたらまさかエアラクニットに追い掛けられて1人森の中を迷子になるなんてほんとミコの言葉を借りて言うならほんとマジ最悪」
ただ自分をケーブルで持ち上げて歩くサウンドウェーブをチラッと見るがやはり向こうから言葉は帰ってこない。それでもやはり話を続けようと思うジャックはまた話し出した。
「でもまさかサウンドウェーブが突然現れて僕をケーブルで持ち上げてただ歩いてるのはほんとに何を考えてるのか分からないんだけだね君本当に何を考えてるの?僕を人質にオートボット達を倒そうとしてるなら無理だと思うけどな」
そう言ってみるかやはりと言うか何も話さないサウンドウェーブに最後と言うようにまた口を開いた。
「……まあでも……本当にあそこで1人ではどうにも出来なかったから助かった本当に……サウンドウェーブが現れてくれたことには感謝してるんだよね……助けてくれてありがとうサウンドウェーブ……」
そう言うと突然サウンドウェーブがピタッと止まった。どうしたんだろうとサウンドウェーブを見ていると向こうの方から突然自分を探す声が聞こえてきた。
「あ、みんな戦いが終わったんだ良かった……」
そう安堵していると突然サウンドウェーブがケーブルを下ろして僕を解放した。それに驚いているとサウンドウェーブは来た道を戻るように歩き出すとそこにゲートが現れてそこをくぐるとゲートは消えてしまった。本当に何だったのかと思ったがもしかしてただ単に迷子になった自分をオートボットのみんなと会わせるために降りてきたと思い頭を降った。
(流石に考えすぎかなあのサウンドウェーブがそんなことを……)
そう考えていると後ろからアーシーに声を掛けられて振り返った。みんなに何処に行っていたのか心配したんだぞとジャックが無事で良かったと声を掛けられた。エアラクニットに追い掛けられて森の中で迷子になったがみんなの声が聞こえたから何とか帰ってこれたと半分嘘をついた。流石にサウンドウェーブに助けられたと言えなかった。
(今度会ったらまたお礼を言っとこうかな……)
そう1人心の中で思ったジャックだった。
「おのれオプティマスまたしても我の邪魔をしよって!!」
先程の戦闘から戻ってきたメガトロンは荒れていた。それもその筈アイアコンの遺産は無かったにしろそれでもオプティマスにやられたのが相当頭にきていた。
「メガトロン様落ち着いてください」
「そうですよメガトロン様あまり怒りすぎるのも悪いですよ」
そう言いつつもメディックノックアウトは自分のボディの手入れの方が大事で完全に心が籠っていなかった。まあディセプティコンには相手を思いやるものなんて1人もいないのが正しいのだが。
「それよりもおいサウンドウェーブお前何で応答しなかったそのせいで俺様の大事な翼にダメージ食らったじゃないか!」
アーシーとバルクヘッドを相手取っていたスタースクリームだったがスモークスクリーンが加わったことに形勢が逆転され慌てて逃げようとサウンドウェーブに通信を入れたら応答がなくそのまま飛び続けていた所にスモークスクリーンからの攻撃が入り被弾した。
「そう言えばあなた先程何処からか戻ってきましたが何処に行っていたんですか?まさか敵に情報なんて流してないでしょうね……?」
そうメディックノックアウトが言えばそしらぬ顔をしているサウンドウェーブだが破壊大帝は躱せなかった。
「確かにそうだなサウンドウェーブ貴様何処に言って何をしていた事によっては……」
「……ジャックが森の中で迷子になっていたから助けた……」
明らかにこちらに矛先が向き始めた為サウンドウェーブは声を出した。出したと言うがそれは自分の声ではなく録音した声を再生あるいは繋ぎ合わせて声を出しているのだ。
その繋ぎ合わせた声であるのだが普段ならここにいるディセプティコンのメンバーの声なのだがその声はここにいるメンバーそしてこの船に乗ってるメンバーの声とも合わなかった。
そしてその声を聞いた瞬間この場にいた全員がフリーズした。あのサウンドウェーブがたかだが人間の為それもオートボットが匿ってる人間を助けたことに驚いていた。メガトロンでさへ固まっていた。
「な、なるほどだからあなたいなかったのですねえぇ……」
何とか復活したメディックノックアウトを皮切りに思い思い口に出した。
「てか何でジャック君が迷子になってんだよ」
「あ、それ私のせいッシャ森の中でジャック追い掛けたんだけど逃げられたッシャ」
「いや原因お前かよ」
スタースクリームからのツッコミが入ったがエアラクニットは何処吹く風だった。先程から黙っているメガトロンに皆恐る恐る見ていたがメガトロンが突然口を開いた。
「ふんっ小僧1人助けただけなら問題ないその時の音声後で聞かせるように以上だ」
((あれ?それって自分にも聞かせろってことじゃ(ッシャ)?))
メガトロンとサウンドウェーブ以外の心が1つになっていたがそんなことを知らないサウンドウェーブは1つ頷くと持ち場に戻った。
この場に残ったメガトロン以外のメンバーが自分にも後で聞かせてもらおうと思っていたのだった。
───────────────
ジャックとD軍
その日は何時もと変わらない日になる筈だった。ディセプティコンが出てくるまでは……
「今日こそはここでくたばってもらうぞオプティマスプライム」
「そっくりそのまま返させてもらうぞメガトロン」
メガトロンの場合
今日は朝から最悪な事ばかり続いた。といっても些細な事だけど宿題を忘れそうになったり、赤信号で止まったり、犬に吠えられたり、危うく水を頭から被ることになったり、あれはほんとにかからなくてよかった。まあそんな小さな不幸が、朝から続いていたんだ。
みんなはたまたま今日が、悪かっただけと笑って言っていたけど、僕はそれでも気にして気分が落ち込んでいた。
「はぁ~……」
「ジャック~ため息なんかついてまだ気にしてたの?気にしたって何にもなんないし、楽しいこと考えよ!」
「こればっかりはしょうがないよジャック、ミコの言った通りに楽しいこと考えようよ。あ、でも気を付けてね小さな悪いことは続いてるから」
「うん分かってるよラフ、ミコもありがとう」
ミコとラフが、僕の事を気遣って励ましてくれた。そのお陰もあって今日はこれ以上悪いことは起きないと思っていたら、オプティマスとラチェットが話始めたんだ。
「どうやらここにエネルゴン反応とディセプティコン反応が、出ているんだ」
「ディセプティコンのエネルゴン鉱山になっているのか」
「どうするオプティマス」
二人で、話し合ってるところにアーシーとバルクヘットが加わり破壊しましょうとアーシーが言えばバルクヘットがそれに賛成する。
オプティマスはその発言に少し考えて頷くとその方が良さそうだなと答えて破壊することになった。
それを聞いていたミコはテンションが上がり跳ねる。
「やった!ディセプティコン倒しに行くんでしょ!私も連れてって!」
「駄目だミコ遊びに行くんじゃないんだぞ」
「連れてってよ!」
すかさずバルクヘットが注意するが今のミコは聞く耳を持ってなくて、すぐに反論する。
行くんだって譲らないミコにさっき励ましてくれたお礼もあった僕は、加勢することにした。
「僕も行きたいかな」
「でもジャック、今行ったら危ないんじゃない?」
「これ以上に悪いことは起きないさ」
相棒のアーシーは僕の事を心配して言ってくれたけど気分展開になればいいなって思ったんだ。
「ラフはどうする?」
「僕もちょっと行きたいかも」
「bee!?」
普段は基地にいるラフもこっちに回ったらバンブルビーが驚いて叫んだ。
「いいでしょお願い!」
「うぅ~……どうする?オプティマス」
ここはもうオプティマスに決めてもらった方が速いと思ったバルクヘットはオプティマスに聞いた。
「いいのではないだろうか」
「やった!」
「ただし今回は鉱山には入らずその前で待機してるように」
「え~!バルクヘットがディセプティコンぶっ飛ばす所見たかったのに!」
「オプティマスが言ってるんだここは素直に聞こう。行けない訳じゃないんだから」
「む~……」
中はどうなってるのか気になり始めた時にすごい揺れが起こった。
「な、なんだっ!?」
「なによこれ!?」
「うわっ!?」
すると地面にヒビが入り始めて僕の足元の地面が割れて大きな穴になった。突然だったために動くことも出来なかった。
「うわあっ!??!!」
「「ジャック!?」」
ミコとラフの叫ぶ声を耳に聞きながら僕はその穴に落ちた______
目を覚ますと周りは土の壁に覆われていた。どれくらい落ちたかは分からなかった。途中で気を失っていたのか目を覚ましたとたん頭がくらくらした。何度か頭を振って周りを見渡した。
道が続いてる通路が何個かあったからそこから進めば外に出られるだろうと思っているとふと地面の感触が土の感じと違うことに気付いた。ざらざらやゴツゴツした感触ではなく滑らかで冷たい。そうこれはまるで__
「……貴様いつまで我の上に乗っているつもりだ……」
「うわっ!?!?」
今日一番の驚きと不幸を同時に味わうことになるなんて誰が思ったかまさか僕の下に居たのがあの破壊大帝だと誰が思うか。
あわててそこから降りてメガトロンを見た。ばくばくと心臓の鼓動が速くなる。
「うそっ!?なんで!?」
「それはこっちが聞きたい程だ」
メガトロンは体を起こして立ち上がるとこちらを睨んだ。
そう言えばあれだけの高さから落ちたのに骨折はおろかひどい傷も無くメガトロンの上に落ちたのは奇跡的によかった下手すれば骨折じゃすまなかったかもしれないからね……でもやっぱりおかしいな普通なら怪我してる筈なのにしてないなんて……まさかぶつかる寸前にメガトロンが掴んで自分の上に乗せたってこと……いやそんなことあり得ないかあの破壊大帝がそんなことするわけないか。
どうしちまったんだよ今日のあいつ、いつもなら不機嫌顔かあるいは邪悪に笑ってるのに今日はやけに機嫌がいいのか何かあったのか口角が2ミリ程上がってやがる。あのサウンドウェーブですら二度見する程だからよっぽどの事なんだろうな……そう言えば今日確かエネルゴン鉱山をオートボットに破壊されてたよな。なのに、あれだからよっぽどいいことでもあったのかよ。だが不機嫌になるところを機嫌かよくなるって一体何があったんだ?
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スタースクリームの場合
「おやおやさっきまでの威勢はどうしたのかなジャックく~ん?」
「くっ!」
今何が起こってるかって?うざったいスタースクリームに持ち上げられて煽られてる所、ミコの言葉を借りて言うならほんとマジ最悪。
__________
メディックノックアウトの場合
「大人しくしててくださいね?出ないとどうなるか……あなたなら分かりますね?」
「っ!」
Q何が起こってるか
Aメディックノックアウトに誘拐された
───────────────
サウンドウェーブの場合
「オプティマス!!!」
「メガトロン……!」
アイアコンの遺産があるであろう地点でミコとラフそしてオートボットの相棒のアーシーとバルクヘットとオプティマスで探していたら突如そこにディセプティコンが現れそれがメガトロンとスタースクリームだったから激しい交戦に発展したんだ。
「おらおら逃げてばっかじゃこの俺様には勝てねぇよ!」
「っ!」
「ちっ!ちょこまかと飛びやがって降りて戦えってんだ!」
スタースクリームはアーシーとバルクヘット相手に空から攻撃を仕掛けていた。
「この俺様がお前らと直接戦う訳ないだろ~が!」
エアラクニットに追い掛けられ森の中を逃げ回っていたらいつの間にか皆とはぐれてしまった。
「どうしようアーシーやオプティマス達はまだディセプティコンと戦ってるだろうし……」
途方にくれていたジャックの目の前に突然ゲートが開きそこから現れたのがサウンドウェーブだった為ジャックは驚いた。だが相手はディセプティコンどうにかして逃げなければと考えた。
(何時も船にいるサウンドウェーブが降りてくる程向こうの戦いはヤバイことなのかなそれに、まさかこいつ僕を人質にでもするつもりなのか……)
サウンドウェーブを見ながら警戒して後退りするジャック、するとサウンドウェーブが突然手を出してきた為ジャックは後ろを振り返って逃げたが、今度はサウンドウェーブの背中のケーブルが延びてきてジャックを捕えた。
「うわっ!」
サウンドウェーブの方に向けさせるように持ち上げられて、逃げる為に暴れるがしっかりと捕まれてる為逃げることが出来ない。何度が試したが逃げることが出来ないジャックは諦めて大人しくした。いまここで体力を使い切ったらそれこそ後がないと考えたからだ。この一連の動作の最中一度もサウンドウェーブは喋らなかった。それに不思議に思ったジャックが声をかけた。
「さっきから黙ってるけど結局僕をどうしたいわけ?」
そう聞かれるがやはり何も喋らないサウンドウェーブに頭を抱えた。
(僕を人質にするために捕まえた訳じゃないとしてなら何故こんなことをするんだ?)
考え事をしていると突然サウンドウェーブが動きだした。
「ちょっとどこに行く気なの」
そう声をかけても返事はなくこのまま抱えられても何かと思い一方的に話し掛けることに決めた。
「今日は散々だったなアイアコンの遺産があるかもとここに探しに来たらまさかディセプティコンに遭遇するなんて」
やはり話し掛けても返事はない。それでもジャックは話を続けた。
「離れた所からそれを見ていたらまさかエアラクニットに追い掛けられて1人森の中を迷子になるなんてほんとミコの言葉を借りて言うならほんとマジ最悪」
ただ自分をケーブルで持ち上げて歩くサウンドウェーブをチラッと見るがやはり向こうから言葉は帰ってこない。それでもやはり話を続けようと思うジャックはまた話し出した。
「でもまさかサウンドウェーブが突然現れて僕をケーブルで持ち上げてただ歩いてるのはほんとに何を考えてるのか分からないんだけだね君本当に何を考えてるの?僕を人質にオートボット達を倒そうとしてるなら無理だと思うけどな」
そう言ってみるかやはりと言うか何も話さないサウンドウェーブに最後と言うようにまた口を開いた。
「……まあでも……本当にあそこで1人ではどうにも出来なかったから助かった本当に……サウンドウェーブが現れてくれたことには感謝してるんだよね……助けてくれてありがとうサウンドウェーブ……」
そう言うと突然サウンドウェーブがピタッと止まった。どうしたんだろうとサウンドウェーブを見ていると向こうの方から突然自分を探す声が聞こえてきた。
「あ、みんな戦いが終わったんだ良かった……」
そう安堵していると突然サウンドウェーブがケーブルを下ろして僕を解放した。それに驚いているとサウンドウェーブは来た道を戻るように歩き出すとそこにゲートが現れてそこをくぐるとゲートは消えてしまった。本当に何だったのかと思ったがもしかしてただ単に迷子になった自分をオートボットのみんなと会わせるために降りてきたと思い頭を降った。
(流石に考えすぎかなあのサウンドウェーブがそんなことを……)
そう考えていると後ろからアーシーに声を掛けられて振り返った。みんなに何処に行っていたのか心配したんだぞとジャックが無事で良かったと声を掛けられた。エアラクニットに追い掛けられて森の中で迷子になったがみんなの声が聞こえたから何とか帰ってこれたと半分嘘をついた。流石にサウンドウェーブに助けられたと言えなかった。
(今度会ったらまたお礼を言っとこうかな……)
そう1人心の中で思ったジャックだった。
「おのれオプティマスまたしても我の邪魔をしよって!!」
先程の戦闘から戻ってきたメガトロンは荒れていた。それもその筈アイアコンの遺産は無かったにしろそれでもオプティマスにやられたのが相当頭にきていた。
「メガトロン様落ち着いてください」
「そうですよメガトロン様あまり怒りすぎるのも悪いですよ」
そう言いつつもメディックノックアウトは自分のボディの手入れの方が大事で完全に心が籠っていなかった。まあディセプティコンには相手を思いやるものなんて1人もいないのが正しいのだが。
「それよりもおいサウンドウェーブお前何で応答しなかったそのせいで俺様の大事な翼にダメージ食らったじゃないか!」
アーシーとバルクヘッドを相手取っていたスタースクリームだったがスモークスクリーンが加わったことに形勢が逆転され慌てて逃げようとサウンドウェーブに通信を入れたら応答がなくそのまま飛び続けていた所にスモークスクリーンからの攻撃が入り被弾した。
「そう言えばあなた先程何処からか戻ってきましたが何処に行っていたんですか?まさか敵に情報なんて流してないでしょうね……?」
そうメディックノックアウトが言えばそしらぬ顔をしているサウンドウェーブだが破壊大帝は躱せなかった。
「確かにそうだなサウンドウェーブ貴様何処に言って何をしていた事によっては……」
「……ジャックが森の中で迷子になっていたから助けた……」
明らかにこちらに矛先が向き始めた為サウンドウェーブは声を出した。出したと言うがそれは自分の声ではなく録音した声を再生あるいは繋ぎ合わせて声を出しているのだ。
その繋ぎ合わせた声であるのだが普段ならここにいるディセプティコンのメンバーの声なのだがその声はここにいるメンバーそしてこの船に乗ってるメンバーの声とも合わなかった。
そしてその声を聞いた瞬間この場にいた全員がフリーズした。あのサウンドウェーブがたかだが人間の為それもオートボットが匿ってる人間を助けたことに驚いていた。メガトロンでさへ固まっていた。
「な、なるほどだからあなたいなかったのですねえぇ……」
何とか復活したメディックノックアウトを皮切りに思い思い口に出した。
「てか何でジャック君が迷子になってんだよ」
「あ、それ私のせいッシャ森の中でジャック追い掛けたんだけど逃げられたッシャ」
「いや原因お前かよ」
スタースクリームからのツッコミが入ったがエアラクニットは何処吹く風だった。先程から黙っているメガトロンに皆恐る恐る見ていたがメガトロンが突然口を開いた。
「ふんっ小僧1人助けただけなら問題ないその時の音声後で聞かせるように以上だ」
((あれ?それって自分にも聞かせろってことじゃ(ッシャ)?))
メガトロンとサウンドウェーブ以外の心が1つになっていたがそんなことを知らないサウンドウェーブは1つ頷くと持ち場に戻った。
この場に残ったメガトロン以外のメンバーが自分にも後で聞かせてもらおうと思っていたのだった。
───────────────
ジャックとD軍
その日は何時もと変わらない日になる筈だった。ディセプティコンが出てくるまでは……
「今日こそはここでくたばってもらうぞオプティマスプライム」
「そっくりそのまま返させてもらうぞメガトロン」
