光と闇
──遠い遠い昔ひとりの旅人がいました──
──その旅人は悪い悪い王を倒すために旅をしていました──
──旅人が城に着くと中から沢山の兵士が現れ攻撃しました──
──旅人は魔法で兵士を倒し先へと進みました──
──そして大きな扉の前に立ち大きな扉を開き奥へと進みました──
──旅人が奥へと進むとそこには玉座に座りこっちを見ている悪い悪い王がいました──
──そして二人の戦いが始まりました──
──魔力と魔力、技と技がぶつかり合いその戦いは激しく繰り広げられました──
──そしてついに旅人は悪い悪い王を倒しました──
──世界に平和が訪れると旅人は何処かへと去っていきました──
──そのあと旅人を見たものは誰も居ませんでした……──
話が終わるとピーチ姫は絵本を閉じたここはキノコ王国にあるピーチ城その図書室、ここでピーチ姫は絵本を見つけその話を二人に読み聞かせていました。
その二人というのは一人は赤い帽子と赤い服、青いオーバーオールに白い手袋で、立派な髭のあるみんなが知ってる【ミスター任天堂】ことマリオと緑の帽子と緑の服、青いオーバーオールに白い手袋で、立派な髭。たまにみんなから影が薄いと言われる永遠のにげふんげふん【緑の人気者】ことルイージ。
二人はピーチ姫に呼ばれお城に来ていた。
「このお話面白いですねピーチ姫」
「僕もこの本どうしたんですか」
「そうでしょ本棚を整理して見つけたの」
普段はあまり図書室を利用するものは居ない。
利用するとすればほとんどピーチ姫だけ。
そろそろ本棚を整理しようと思い本棚を整理していたところ一冊の絵本を見つけ読んでみたところ面白く二人にも聞かせてあげようと思い二人を呼んだのだ。
「でも以外でしたわこんな絵本がこの城にあって」
ピーチ姫は本を沢山読んでいたがここにこんな本があったことなど知らなかった。
まあここにある本は結構沢山あるから手に取らなかっただけかと思った。
「でもこの絵本誰が書いたの?」
「それが分からないの書いた人の名前が書かれていないのよ」
普通本には書いた人の名前が書いてあるだがこの絵本にはその名前が無いだから誰が書いたのか分からないのだ。
「そんな本がこの城にあるの変じゃないか?」
「そうだよね」
「ここの本は結構昔からあるから昔の誰かがここに置いたのかしら」
そんなことを言い合いながら考えてると突然部屋の外から何かを破壊する音が聞こえてきた。
「「……まさか……」」
三人はいっせいに嫌な予感がしていたまさかあいつが来たのかとそして案の定予想通りの結果となった。
「ピーチ姫!今回こそはマリオなんぞに邪魔されなぜ貴様がここに居る!」
図書室の扉を豪快に開けて入ってくるのは何度もマリオに野望を砕かれピーチ姫を奪い返されぶっ飛ばされるのに諦めが悪く懲りずにピーチ姫を拐い続けるカメこと大魔王クッパ。その傍らにはカメックババが居た。
「居ちゃ悪いのかよ」
「悪いわ!貴様がここに居ると城まで拐えないだろうが!」
「あはは……」
確かにその通りだ兄さんが居ては拐えない拐うなと言ったところでクッパは聞きはしないと内心で思ったルイージ……だけど本心は兄さんと戦いたいからクッパはピーチ姫を拐うんだろうなとも思って苦笑いをした。
「貴様を倒してピーチ姫を拐う!」
マリオに向かって走り爪を勢いよく振り下ろす。それをなんなくかわし蹴りを入れて図書室から叩き出す。
「お前が暴れると本が傷つく」
本に傷を着けないために部屋から叩き出したあとクッパから離れ構えた。
「ぐおぅ!……貴様!」
「来いクッパ!」
「望むところだマリオ!」
一気に間合いを詰めてクッパは再び爪を振り下ろすがマリオはバックステップで避け上に飛び上がりかかと落としをクッパの頭に決める。
「ぐおぅ!」
「やっちゃえ兄さん!」
「頑張ってマリオ!」
「負けるなクッパ様!」
ルイージとピーチ姫はマリオにカメックババはクッパに応援を送っていた。
「クッパ!」
「マリオ!」
相手を倒すという一心で二人は同時に走りだし相手を見ながら拳を振り上げる。誰もこの時この戦いは普通にマリオが勝って終わりかと誰もが思っていた。
だが運命の歯車は残酷に回り始める……平和の終わりを告げるかのごとく────
マリオとクッパの拳と拳がぶつかろうという瞬間突然二人の横の壁が窓ごと破壊された。
「きゃーー!」
「いったいなに!?」
「な、何事ですか!」
三人は突然のことにパニクっていた。
「お前の仕業かクッパ!」
「これは我輩じゃない!」
マリオはまたクッパの仕業だろうと思い聞いたがこれは違うと叫ぶ。
壁が壊されたことで砂煙が舞い上がっていたがそれがだんだんと晴れていくと壊れた壁を背に黒いローブを着た人物がそこに居た。
「誰だ貴様は!」
「ふふ……」
黒いローブの人物はただ小さく笑っているだけだった。
ルイージは不思議に思ってるとマリオが小さく呟いた。
「なんでお前が……」
「兄さん知ってるの?」
「あいつは……」
マリオが喋ろうとした瞬間突然黒いローブの人物が背を低くして走りだした。
マリオはすぐに構え直して殴りかかるがかわされた。
「どうせピーチ姫を拐おうとしてるのだろう!ピーチ姫を拐うのはこの我輩だ!」
ピーチ姫は何度かクッパ以外に拐われたことがあった為クッパはまた拐おうとする者だと思い叫びながら走りだし爪で切りつけようとするがそれをもかわす。
「その女を拐う?何を言っているんですか私 の目当ての者はその女ではないのですよ」
今まで黙っていた黒いローブの人物が突然喋りだした。
「では何が目的だ!」
クッパは口から炎が零れるほど怒っていた。その様子を見ながらまた小さく笑う。
「私 の目的ですかそれは……貴方ですよマリオ」
「!」
一瞬消えたと思うと次の瞬間マリオの目の前に黒いローブの人物が移動していた。
突然のことに驚いたがすぐに殴ろうとするが黒いローブは顔だけ動かし避け手をマリオの前にかざした。
すると突然マリオは強い睡魔に襲われた。
「う……」
「貴方には少し眠っててもらいます」
マリオは眠らされ床に倒れた。
「マリオ!」
「貴様!」
その光景にピーチ姫とクッパは叫んだ。
ルイージは突然のことに咄嗟に動けなかった。
だが黒いローブの人物が魔法でマリオを持ち上げ始めた時体がやっと動いた。
「兄さん拐わせなんかしない!」
上に飛び上がり殴ろうとするが黒いローブの人物は左手を前にかざすとルイージは空中で止まる。
「くっ」
「貴方には止められませんよ」
するとルイージは後ろに勢いよく吹き飛ばされ壁にぶつかる。
「がはっ!」
少し血を吐き地面に落ちた。
すぐに立ち上がろうとするがうまく立ち上がれず何度か膝をついたがなんとか立ち上がった。
「に…兄さんを…は、離せ…!」
「無茶よルイージ!」
「貴様!マリオを離さんか!」
爪で切りかかるが黒いローブは手に魔力を溜め弾にして放つとクッパを後ろに吹き飛ばした。
「ぐっ!」
黒いローブの人物はマリオを魔法で完全に持ち上げるとルイージの方を向いた。
「マリオを助けたいですよね。ならば私 を探すことですまあ貴方がたが探し出すことが出来るとは思えませんけどね」
そう言いながら笑うと一瞬で消えてしまった。
今度は完全に居なくなったため何処にも居なかった。
ルイージは床に崩れ膝をつき目を伏せた。
「にいさぁあああぁあああん!!」
泣きながら天井に向かって叫んだ。兄を守れたかった。自分が……自分が弱いからと拳を握り床を殴った。その姿にピーチ姫は何も言えなかった……
残酷な歯車は回り始めたこの歯車を止めることは……誰にも出来ない────
──その旅人は悪い悪い王を倒すために旅をしていました──
──旅人が城に着くと中から沢山の兵士が現れ攻撃しました──
──旅人は魔法で兵士を倒し先へと進みました──
──そして大きな扉の前に立ち大きな扉を開き奥へと進みました──
──旅人が奥へと進むとそこには玉座に座りこっちを見ている悪い悪い王がいました──
──そして二人の戦いが始まりました──
──魔力と魔力、技と技がぶつかり合いその戦いは激しく繰り広げられました──
──そしてついに旅人は悪い悪い王を倒しました──
──世界に平和が訪れると旅人は何処かへと去っていきました──
──そのあと旅人を見たものは誰も居ませんでした……──
話が終わるとピーチ姫は絵本を閉じたここはキノコ王国にあるピーチ城その図書室、ここでピーチ姫は絵本を見つけその話を二人に読み聞かせていました。
その二人というのは一人は赤い帽子と赤い服、青いオーバーオールに白い手袋で、立派な髭のあるみんなが知ってる【ミスター任天堂】ことマリオと緑の帽子と緑の服、青いオーバーオールに白い手袋で、立派な髭。たまにみんなから影が薄いと言われる永遠のにげふんげふん【緑の人気者】ことルイージ。
二人はピーチ姫に呼ばれお城に来ていた。
「このお話面白いですねピーチ姫」
「僕もこの本どうしたんですか」
「そうでしょ本棚を整理して見つけたの」
普段はあまり図書室を利用するものは居ない。
利用するとすればほとんどピーチ姫だけ。
そろそろ本棚を整理しようと思い本棚を整理していたところ一冊の絵本を見つけ読んでみたところ面白く二人にも聞かせてあげようと思い二人を呼んだのだ。
「でも以外でしたわこんな絵本がこの城にあって」
ピーチ姫は本を沢山読んでいたがここにこんな本があったことなど知らなかった。
まあここにある本は結構沢山あるから手に取らなかっただけかと思った。
「でもこの絵本誰が書いたの?」
「それが分からないの書いた人の名前が書かれていないのよ」
普通本には書いた人の名前が書いてあるだがこの絵本にはその名前が無いだから誰が書いたのか分からないのだ。
「そんな本がこの城にあるの変じゃないか?」
「そうだよね」
「ここの本は結構昔からあるから昔の誰かがここに置いたのかしら」
そんなことを言い合いながら考えてると突然部屋の外から何かを破壊する音が聞こえてきた。
「「……まさか……」」
三人はいっせいに嫌な予感がしていたまさかあいつが来たのかとそして案の定予想通りの結果となった。
「ピーチ姫!今回こそはマリオなんぞに邪魔されなぜ貴様がここに居る!」
図書室の扉を豪快に開けて入ってくるのは何度もマリオに野望を砕かれピーチ姫を奪い返されぶっ飛ばされるのに諦めが悪く懲りずにピーチ姫を拐い続けるカメこと大魔王クッパ。その傍らにはカメックババが居た。
「居ちゃ悪いのかよ」
「悪いわ!貴様がここに居ると城まで拐えないだろうが!」
「あはは……」
確かにその通りだ兄さんが居ては拐えない拐うなと言ったところでクッパは聞きはしないと内心で思ったルイージ……だけど本心は兄さんと戦いたいからクッパはピーチ姫を拐うんだろうなとも思って苦笑いをした。
「貴様を倒してピーチ姫を拐う!」
マリオに向かって走り爪を勢いよく振り下ろす。それをなんなくかわし蹴りを入れて図書室から叩き出す。
「お前が暴れると本が傷つく」
本に傷を着けないために部屋から叩き出したあとクッパから離れ構えた。
「ぐおぅ!……貴様!」
「来いクッパ!」
「望むところだマリオ!」
一気に間合いを詰めてクッパは再び爪を振り下ろすがマリオはバックステップで避け上に飛び上がりかかと落としをクッパの頭に決める。
「ぐおぅ!」
「やっちゃえ兄さん!」
「頑張ってマリオ!」
「負けるなクッパ様!」
ルイージとピーチ姫はマリオにカメックババはクッパに応援を送っていた。
「クッパ!」
「マリオ!」
相手を倒すという一心で二人は同時に走りだし相手を見ながら拳を振り上げる。誰もこの時この戦いは普通にマリオが勝って終わりかと誰もが思っていた。
だが運命の歯車は残酷に回り始める……平和の終わりを告げるかのごとく────
マリオとクッパの拳と拳がぶつかろうという瞬間突然二人の横の壁が窓ごと破壊された。
「きゃーー!」
「いったいなに!?」
「な、何事ですか!」
三人は突然のことにパニクっていた。
「お前の仕業かクッパ!」
「これは我輩じゃない!」
マリオはまたクッパの仕業だろうと思い聞いたがこれは違うと叫ぶ。
壁が壊されたことで砂煙が舞い上がっていたがそれがだんだんと晴れていくと壊れた壁を背に黒いローブを着た人物がそこに居た。
「誰だ貴様は!」
「ふふ……」
黒いローブの人物はただ小さく笑っているだけだった。
ルイージは不思議に思ってるとマリオが小さく呟いた。
「なんでお前が……」
「兄さん知ってるの?」
「あいつは……」
マリオが喋ろうとした瞬間突然黒いローブの人物が背を低くして走りだした。
マリオはすぐに構え直して殴りかかるがかわされた。
「どうせピーチ姫を拐おうとしてるのだろう!ピーチ姫を拐うのはこの我輩だ!」
ピーチ姫は何度かクッパ以外に拐われたことがあった為クッパはまた拐おうとする者だと思い叫びながら走りだし爪で切りつけようとするがそれをもかわす。
「その女を拐う?何を言っているんですか
今まで黙っていた黒いローブの人物が突然喋りだした。
「では何が目的だ!」
クッパは口から炎が零れるほど怒っていた。その様子を見ながらまた小さく笑う。
「
「!」
一瞬消えたと思うと次の瞬間マリオの目の前に黒いローブの人物が移動していた。
突然のことに驚いたがすぐに殴ろうとするが黒いローブは顔だけ動かし避け手をマリオの前にかざした。
すると突然マリオは強い睡魔に襲われた。
「う……」
「貴方には少し眠っててもらいます」
マリオは眠らされ床に倒れた。
「マリオ!」
「貴様!」
その光景にピーチ姫とクッパは叫んだ。
ルイージは突然のことに咄嗟に動けなかった。
だが黒いローブの人物が魔法でマリオを持ち上げ始めた時体がやっと動いた。
「兄さん拐わせなんかしない!」
上に飛び上がり殴ろうとするが黒いローブの人物は左手を前にかざすとルイージは空中で止まる。
「くっ」
「貴方には止められませんよ」
するとルイージは後ろに勢いよく吹き飛ばされ壁にぶつかる。
「がはっ!」
少し血を吐き地面に落ちた。
すぐに立ち上がろうとするがうまく立ち上がれず何度か膝をついたがなんとか立ち上がった。
「に…兄さんを…は、離せ…!」
「無茶よルイージ!」
「貴様!マリオを離さんか!」
爪で切りかかるが黒いローブは手に魔力を溜め弾にして放つとクッパを後ろに吹き飛ばした。
「ぐっ!」
黒いローブの人物はマリオを魔法で完全に持ち上げるとルイージの方を向いた。
「マリオを助けたいですよね。ならば
そう言いながら笑うと一瞬で消えてしまった。
今度は完全に居なくなったため何処にも居なかった。
ルイージは床に崩れ膝をつき目を伏せた。
「にいさぁあああぁあああん!!」
泣きながら天井に向かって叫んだ。兄を守れたかった。自分が……自分が弱いからと拳を握り床を殴った。その姿にピーチ姫は何も言えなかった……
残酷な歯車は回り始めたこの歯車を止めることは……誰にも出来ない────
