英雄の記憶
なぜそう思うのかなぜそう感じたのか今の自分には、わからなかった。ただ目の前の光景に、自分は理解できない、理解したくない。
どうして僕は自分はそんなことを、思う感じる分からない分かりたくない。
考えれば考えるほどに分からなくなっていた。
そんなルイージに誰も気付かない、いや気付けないのだ皆目の前の敵に集中しているせいで誰も気づいてないのだ。
「ピーチ姫に攻撃するとは……!!」
「わ、私は大丈夫。ルイージは大丈夫……?」
ピーチ姫はルイージに声をかけるが聞こえてないのか反応しない。
「ルイージ?……ルイージ!!」
「!ご、ごめんピーチ姫」
「どうかしたの?」
「な、何でもない……」
今は敵を倒すことに専念しようと気持ちを切り替え構えた。
カメックババは戦いの邪魔にならないように城の中に入り半開きの窓から見ていた。
「目的はなんだ、まさかピーチ姫を拐うつもりか!」
クッパは目をぎらつかせ、口から炎が溢れていた。
Σはそれを見ても動揺することなくただ淡々と答える。
「…そんな奴どうでもいい…俺の目的はただ一つ……」
答えると一瞬でΣは消えた。
ピーチ姫は周りを見るがクッパは気付き前に向かって拳を突き出す。
だがΣは突き出した腕の横に現れクッパを蹴り上げた。
「グオッ!!」
ピーチ姫は目を疑った。あの巨体のクッパを簡単に蹴り上げたことに、Σはまた一瞬で消えると今度はクッパよりも上に現れ回し蹴りを入れ勢いよくクッパをテラスに叩き落とした。
「「クッパ(様)!?」」
ピーチ姫とカメックババは急いで駆け寄った。
テラスにクレーターが出来ていたが運が良かったのかそれともΣが手を抜いたのかはわからないがテラスが崩落せずにすんだ。
「大丈夫ですかクッパ様!?」
「ふん、こんなものカメックババは下がっていろ」
なんとかクッパは立ち上がるが既にフラフラだったそれでもクッパはΣを睨んでいた。
あの二回の蹴りだけでクッパをここまでにしたΣに、ピーチ姫は寒気を覚えた。
「…女王様の邪魔をしたお前らを…殺すことだ…」
その言葉を聞いた瞬間ピーチ姫はまるで氷付けにされ氷の海に落とされたような冷たさを感じた。
彼はヤバい、勝てない、そう本能が伝える。逃げないとここで死ぬと、でも、体は動かなかった、いや動けないのだ。恐怖で足がすくみ動けないのだ。
「てめぇ!俺様の料理返しやがれ!」
ワリオは持っていた骨を後ろに投げ捨てると勢いよく走り出して殴りかかった。
「駄目よワリオ!!」
「うおりゃ!」
ピーチ姫の制止を無視してワリオはΣに殴りかかるが、Σは左手で意図も簡単に止め掴んだ。
「ぐぬぅぬ、抜けねぇ……」
ワリオは抜こうとするが抜けない。そんなに力を入れてるように見えないのに後ろに左右に上下にと動かすが全く抜けない。
「……お前は女王様の邪魔してないが……俺の邪魔をするなら……」
ワリオの腹を右手で殴り一撃を入れた。それを食らったワリオは苦しそうに唸る。
「グハッ!ぐうっ……!」
「……お前も殺す……」
Σは掴んでいた手を離して右手でワリオをテラスの柵に殴り飛ばした。柵は壊れて落ちたがワリオは落ちずにすんだ。
「ワリオ!?」
「くそっ……が……!(何て……パワーだ……こんなの何回も食らってたら……身が持たねぇぞ)」
ワリオはなんとか立ち上がった。
その様子にルイージは安堵したがそれもつかの間、目の前の敵をどうすれば勝てるのか考えたがどう考えても自分には無理だ、勝てないという結論にいたる。
「(兄さんが居てくれたら……いや僕のせいだ……僕が、僕が何とかしなきゃ)」
ルイージが覚悟を決めて攻撃しようと動く前に別の者が動いた。
「……いい加減にしてこれ以上みんなを……傷つけないで!」
ピーチ姫がどこからか取り出したフライパンを持ち走り出した。
「ピーチ姫!駄目だ!」
ルイージは下がるようにいうがピーチ姫は走り構えた。
「…」
Σは無言でピーチ姫を見ると突然Σを中心に突風が吹き出した。
その威力が凄まじくピーチ姫は吹き飛ばされた。
「きゃーーー!」
「ピーチ姫!?」
クッパが咄嗟にピーチ姫の裏に回り壁に叩きつけらる前に間に入るが、クッパは受け止めきれず壁に叩きつけられた。
「グオッ!」
「くぅ……」
「大丈夫二人とも!?」
急いで駆け寄った。今の衝撃で城の外壁は上の方まで壊れ扉のガラスは粉々に壊れていた。
「だ、大丈夫だ……(……魔力だけでピーチ姫を吹き飛ばしたのか……)」
「私は大丈夫。それよりも、ごめんなさいクッパ私のせいで……」
「こんなものたいしたことない…」
ピーチ姫はクッパが庇ったおかげでほとんど無傷だが、クッパは、もう立っているのがやっとだったがクッパは、立ち上がる。
ここで自分が倒れれば全員死ぬそんなことはなせない。そう感じさせるような目の輝きをしていた。
ルイージは気付きそして情けなくなった。自分は今の今までただ立ち尽くしているだけだ。
兄さんなら真っ先に敵に突っ込んでいく。例え勝てない相手であったとしても兄さんなら立ち止まったりしない。
「(例え勝てなくても逃がすなら出来る!)ピーチ姫とクッパは逃げて僕が何とかするから!はぁぁぁあああ!!」
僕にだって時間稼ぎくらいなら出来るそう考えてたでもそれはとてつもなくバカの考えだった。
「時間稼ぎか……だがお前ごときにそんなこと出来るのか……」
一瞬だった……一瞬でルイージは右腕を捕まれ左手で腹を殴られた。何が起こったのか直ぐには理解できなかったが体の中の空気を吐き出し、ルイージは殴られた勢いで城の壁に背中からぶつかった。
少し動いただけで、体が痛かった。もしかしたらあばらを何本か持っていかれたかもとルイージは思った。殴られた時ピーチ姫の叫ぶ声が聞こえた。
立とうとしたが立つことが出来なかったでもあいつを睨む事は出来る。ルイージはあいつを……Σを睨んだ。
「…なんだその目は…」
Σがこっちに来る。今の隙に逃げてと言いたかったけど今言うとあいつがピーチ姫を殺そうとするだからルイージはΣを睨み続けた。
「……お前を見ているとむしずが走るあいつらを殺す前にまずはお前から殺してやる……」
Σはそう言うと左手でルイージの首を持つと強く締め付けた。
「ぐぅ……」
ピーチ姫が叫び助けようと駆け出そうとしたがクッパに止められている。
ルイージは息が止まりそうになりながらもΣを睨んだ。
この時ルイージは思った兄さんなら最後まで諦めずにこの状況を打破する方法を考えると思うけど僕にはそれは出来ない。僕にはにはそれをやる力がない。もっと……もっと強かったらΣを倒すことは出来なくても撤退させることぐらいなら出来たと思うけどだから僕は今出来ることをやる。やり続けるんだ。そうすれば今ここには居ない兄さんだって少しは見直してくれると思うから、ルイージはそう考えながら、Σを睨み続けた。
Σは掴んでない右手に黒い炎を纏わせ手を縦にし槍のように指を合わせる。
「これで……死ね……!」
「駄目ぇぇええええ!!」
勢いよくルイージの心臓を狙って突き出す。
ピーチ姫は声の限りに叫ぶ。
ルイージは目を閉じて痛みが来るのを待つしかなかった……でもその痛みは想像もしていなかった声に止められた。
「んっふっふ~シグリンそれはまだ駄目だと思うな~♪」
Σの手が止まる。
その聞こえた声に耳を疑いながら、ルイージは目を開けた。
その手はあと少し前に出ていれば突き刺す所で止まっていたがルイージはそれよりもその攻撃を止めた相手に驚いた。
Σのルイージの首を掴む手が少し緩んでいたから声を出せた。
「……何で……君が……」
「んっふっふ~♪ボンジュ~ル、ルイルイ君♪」
ルイージへの攻撃を止めたのは……生きている筈がなくアンダーランドの奥深くに閉じ込められた魅惑の道化師……ディメーンだった────
どうして僕は自分はそんなことを、思う感じる分からない分かりたくない。
考えれば考えるほどに分からなくなっていた。
そんなルイージに誰も気付かない、いや気付けないのだ皆目の前の敵に集中しているせいで誰も気づいてないのだ。
「ピーチ姫に攻撃するとは……!!」
「わ、私は大丈夫。ルイージは大丈夫……?」
ピーチ姫はルイージに声をかけるが聞こえてないのか反応しない。
「ルイージ?……ルイージ!!」
「!ご、ごめんピーチ姫」
「どうかしたの?」
「な、何でもない……」
今は敵を倒すことに専念しようと気持ちを切り替え構えた。
カメックババは戦いの邪魔にならないように城の中に入り半開きの窓から見ていた。
「目的はなんだ、まさかピーチ姫を拐うつもりか!」
クッパは目をぎらつかせ、口から炎が溢れていた。
Σはそれを見ても動揺することなくただ淡々と答える。
「…そんな奴どうでもいい…俺の目的はただ一つ……」
答えると一瞬でΣは消えた。
ピーチ姫は周りを見るがクッパは気付き前に向かって拳を突き出す。
だがΣは突き出した腕の横に現れクッパを蹴り上げた。
「グオッ!!」
ピーチ姫は目を疑った。あの巨体のクッパを簡単に蹴り上げたことに、Σはまた一瞬で消えると今度はクッパよりも上に現れ回し蹴りを入れ勢いよくクッパをテラスに叩き落とした。
「「クッパ(様)!?」」
ピーチ姫とカメックババは急いで駆け寄った。
テラスにクレーターが出来ていたが運が良かったのかそれともΣが手を抜いたのかはわからないがテラスが崩落せずにすんだ。
「大丈夫ですかクッパ様!?」
「ふん、こんなものカメックババは下がっていろ」
なんとかクッパは立ち上がるが既にフラフラだったそれでもクッパはΣを睨んでいた。
あの二回の蹴りだけでクッパをここまでにしたΣに、ピーチ姫は寒気を覚えた。
「…女王様の邪魔をしたお前らを…殺すことだ…」
その言葉を聞いた瞬間ピーチ姫はまるで氷付けにされ氷の海に落とされたような冷たさを感じた。
彼はヤバい、勝てない、そう本能が伝える。逃げないとここで死ぬと、でも、体は動かなかった、いや動けないのだ。恐怖で足がすくみ動けないのだ。
「てめぇ!俺様の料理返しやがれ!」
ワリオは持っていた骨を後ろに投げ捨てると勢いよく走り出して殴りかかった。
「駄目よワリオ!!」
「うおりゃ!」
ピーチ姫の制止を無視してワリオはΣに殴りかかるが、Σは左手で意図も簡単に止め掴んだ。
「ぐぬぅぬ、抜けねぇ……」
ワリオは抜こうとするが抜けない。そんなに力を入れてるように見えないのに後ろに左右に上下にと動かすが全く抜けない。
「……お前は女王様の邪魔してないが……俺の邪魔をするなら……」
ワリオの腹を右手で殴り一撃を入れた。それを食らったワリオは苦しそうに唸る。
「グハッ!ぐうっ……!」
「……お前も殺す……」
Σは掴んでいた手を離して右手でワリオをテラスの柵に殴り飛ばした。柵は壊れて落ちたがワリオは落ちずにすんだ。
「ワリオ!?」
「くそっ……が……!(何て……パワーだ……こんなの何回も食らってたら……身が持たねぇぞ)」
ワリオはなんとか立ち上がった。
その様子にルイージは安堵したがそれもつかの間、目の前の敵をどうすれば勝てるのか考えたがどう考えても自分には無理だ、勝てないという結論にいたる。
「(兄さんが居てくれたら……いや僕のせいだ……僕が、僕が何とかしなきゃ)」
ルイージが覚悟を決めて攻撃しようと動く前に別の者が動いた。
「……いい加減にしてこれ以上みんなを……傷つけないで!」
ピーチ姫がどこからか取り出したフライパンを持ち走り出した。
「ピーチ姫!駄目だ!」
ルイージは下がるようにいうがピーチ姫は走り構えた。
「…」
Σは無言でピーチ姫を見ると突然Σを中心に突風が吹き出した。
その威力が凄まじくピーチ姫は吹き飛ばされた。
「きゃーーー!」
「ピーチ姫!?」
クッパが咄嗟にピーチ姫の裏に回り壁に叩きつけらる前に間に入るが、クッパは受け止めきれず壁に叩きつけられた。
「グオッ!」
「くぅ……」
「大丈夫二人とも!?」
急いで駆け寄った。今の衝撃で城の外壁は上の方まで壊れ扉のガラスは粉々に壊れていた。
「だ、大丈夫だ……(……魔力だけでピーチ姫を吹き飛ばしたのか……)」
「私は大丈夫。それよりも、ごめんなさいクッパ私のせいで……」
「こんなものたいしたことない…」
ピーチ姫はクッパが庇ったおかげでほとんど無傷だが、クッパは、もう立っているのがやっとだったがクッパは、立ち上がる。
ここで自分が倒れれば全員死ぬそんなことはなせない。そう感じさせるような目の輝きをしていた。
ルイージは気付きそして情けなくなった。自分は今の今までただ立ち尽くしているだけだ。
兄さんなら真っ先に敵に突っ込んでいく。例え勝てない相手であったとしても兄さんなら立ち止まったりしない。
「(例え勝てなくても逃がすなら出来る!)ピーチ姫とクッパは逃げて僕が何とかするから!はぁぁぁあああ!!」
僕にだって時間稼ぎくらいなら出来るそう考えてたでもそれはとてつもなくバカの考えだった。
「時間稼ぎか……だがお前ごときにそんなこと出来るのか……」
一瞬だった……一瞬でルイージは右腕を捕まれ左手で腹を殴られた。何が起こったのか直ぐには理解できなかったが体の中の空気を吐き出し、ルイージは殴られた勢いで城の壁に背中からぶつかった。
少し動いただけで、体が痛かった。もしかしたらあばらを何本か持っていかれたかもとルイージは思った。殴られた時ピーチ姫の叫ぶ声が聞こえた。
立とうとしたが立つことが出来なかったでもあいつを睨む事は出来る。ルイージはあいつを……Σを睨んだ。
「…なんだその目は…」
Σがこっちに来る。今の隙に逃げてと言いたかったけど今言うとあいつがピーチ姫を殺そうとするだからルイージはΣを睨み続けた。
「……お前を見ているとむしずが走るあいつらを殺す前にまずはお前から殺してやる……」
Σはそう言うと左手でルイージの首を持つと強く締め付けた。
「ぐぅ……」
ピーチ姫が叫び助けようと駆け出そうとしたがクッパに止められている。
ルイージは息が止まりそうになりながらもΣを睨んだ。
この時ルイージは思った兄さんなら最後まで諦めずにこの状況を打破する方法を考えると思うけど僕にはそれは出来ない。僕にはにはそれをやる力がない。もっと……もっと強かったらΣを倒すことは出来なくても撤退させることぐらいなら出来たと思うけどだから僕は今出来ることをやる。やり続けるんだ。そうすれば今ここには居ない兄さんだって少しは見直してくれると思うから、ルイージはそう考えながら、Σを睨み続けた。
Σは掴んでない右手に黒い炎を纏わせ手を縦にし槍のように指を合わせる。
「これで……死ね……!」
「駄目ぇぇええええ!!」
勢いよくルイージの心臓を狙って突き出す。
ピーチ姫は声の限りに叫ぶ。
ルイージは目を閉じて痛みが来るのを待つしかなかった……でもその痛みは想像もしていなかった声に止められた。
「んっふっふ~シグリンそれはまだ駄目だと思うな~♪」
Σの手が止まる。
その聞こえた声に耳を疑いながら、ルイージは目を開けた。
その手はあと少し前に出ていれば突き刺す所で止まっていたがルイージはそれよりもその攻撃を止めた相手に驚いた。
Σのルイージの首を掴む手が少し緩んでいたから声を出せた。
「……何で……君が……」
「んっふっふ~♪ボンジュ~ル、ルイルイ君♪」
ルイージへの攻撃を止めたのは……生きている筈がなくアンダーランドの奥深くに閉じ込められた魅惑の道化師……ディメーンだった────
