第1部
夢小説設定
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マギルゥが去って行ってから、まずは導師アルトリウス及び聖寮の動向を調べようと言う話になった。
「といっても王国の最重要人物だ。探るにしても手掛かりがないとな……」
ロクロウのその言葉にベルベットは顎に手を置き考えるようにして口を開いた。
「アイゼン。王都に裏の知り合いはいないの?船着場の時みたいな」
「内陸には疎いが………」
そりゃあそうだろう。海賊な上にただでさえ聖隷という身で人間の知り合いがいる方が少ないだろう。
少し考えた様子のアイゼンが思い出したように続きを口にした。
「アイフリードが懇意にしていた闇ギルドがあったはずだ。バスカヴィルというジジイが仕切っていて、確か、王都の酒場が窓口だと」
「闇ギルド……そんなものがあるのか?」
『いつの世にも裏の世界で生きる者がいるわねぇ』
まあ、そもそもアイゼンたち海賊が裏世界の者だったわ。なんて思っていれば、グゥと大きな音が鳴り響いた。
「わっ!?」
突然お腹から鳴った音に驚いたようにライフィセットが声を上げた。
「ははは、とにかく酒場へ行ってみよう。腹ごしらえはできるだろう」
恥ずかしそうに少し頬を染めたライフィセットの背を笑いながらロクロウが叩いて歩みを促す。
「そうね」
