2020年
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(染岡視点)
1つの机を囲んで俺、半田、マックス、水津と言ういつものメンツで駄べりながら昼休みを過ごしていたら、スマホを弄っていた水津が、うわ、と何かに引いたような声を上げた。
「どうしたん?水津」
マックスがそう聞けば、水津は怪訝そうな顔でいやぁ...と呟いた。
「どうせまたイナッターがくだらない話題で炎上してるとかだろ」
水津の幼なじみでもある半田が興味なさげにそう言う。
『まあこれもある意味炎上物だけどさあ...』
余りに含みを持たせる彼女に、なんだよ?と聞けば、少し渋ったようにうーんと唸った。
『いやね、本命チョコに爪とか血を混ぜるって話題が上がっててね』
「は?」
「うげ、何それ怖っ」
思わず何言ってんだと口を開ければ、マックスもブルりと体を震わせて見せた。
「お前なんでそんな話すんだよ!?手作りチョコ貰うのめちゃくちゃ怖いじゃねぇか!」
『真一は今まで私と真一んちのお母さん以外から貰えたことあったっけ?』
「ねえよ!!けど今年はあるかもしれないだろ!!」
水津が、えー?と疑うように言って半田を見てニヤニヤと笑っている。つーか半田の奴、もしかして毎年水津からチョコ貰ってんのかよ、幼馴染特権羨ましすぎる。
「え、半田ってば水津からチョコ貰ってんの?ねぇ水津、ボクはゴデバのチョコがいいな〜」
『いや、松野は私があげなくてもいっぱい貰えるでしょ』
「まあねぇ〜」
マックスは男女問わずダチが多いし、サッカー部に入るまではあちこちの部活の助っ人に回ってたし、まあ貰ってそうだよなぁ。
『そもそも中学生のお財布事情考えてよ。本命にならともかくとして、友チョコとか義理チョコにまでそんなお金使えないって』
「うーわ、水津にギリ宣言された」
全然悔しくなさそうな棒読みでマックスが言えば、もー、と水津が笑った。
『ちゃんと友チョコだって』
「まあ水津なら家庭科部で料理上手だし手作りでもいいよね、染岡」
ね?とマックスが聞けば、水津も俺を見た。さらりと、俺も貰える流れを作ったマックスに心の中でナイスと返す。
「あー、まあな」
興味無いふりして応えるが、好きな子の手作りチョコとか嬉しいに決まってんだろ!
「つーか梅雨、お前、本命チョコについて調べてたって事はもしかして本命がいるのかー?」
半田がそう言えば、水津は手に持っていたスマホをごとり、と机の上に落とした。
水津を見れば、顔を赤くして慌てて落としたスマホを拾おうとしている。と、いうかこの反応、どう見てもいるな...。
「えっ、マジでいんの?」
「いや、寧ろ半田気づいてなかったの?」
つーか、まじか水津好きな奴がいんのかよ...。
嘘だろと水津を見つめた半田をマックスがさも知ってて当然と言わんばかりに呆れたように見ていて、あれ?と首を傾げる。
『松野!!』
顔を真っ赤にして叱るようにマックスの名を呼んだ水津の様子に、1つの考えが浮かび思わず眉間に皺が寄る。この反応は流石の俺でも分かる。
「えっ?誰!?」
『真一のアホ!デリカシーとかないわけ!?中途半田!!』
「は?中途半端関係ないだろ!!」
「いやこれは鈍い半田が悪いよ」
「えっ、なんでだよ!」
嗚呼、そうか。水津は半田の事が好きなのか。
なんとも言えぬ気持ちで、水津と半田の言い合いを見ていられなくなった俺は、座っていた椅子から立ち上がった。
『え、ごめん...うるさかった?』
怒ったと思ったのか、未だ顔を真っ赤にした様子の水津が見上げてきた。くそ可愛な。
「いや、便所行ってくるだけだ。鈍感な幼馴染持つと大変だな」
そう言って、ぽんと水津の頭に手を置けば、赤かった顔が更に耳まで真っ赤に変わって、確信した。
やっぱり半田が好きなんだな。そりゃあガキん頃から一緒にいる奴には適わねぇわ。
水津の頭から手を離して、足す用もないのに教室を出て便所に向かうのだった。
14日、バレンタイン当日。まあ俺のような非モテにも有難い事にサッカー部のマネージャー一同からと部員全員に義理チョコが配られ1つはゲット出来た。そう、1つだ。マックスとのあの会話の流れから俺にも水津からの友チョコなり義理チョコなりでも貰えるかと思ったのだが、貰えていないのである。
いや、というか、マックスは水津がクラスの女子と友チョコ交換会をしている中に混ざって貰いに行っていたのだか、さすがに俺は女子の中に混ざって貰いに行く勇気はなかったし、自分から催促するものどうかと思ってるうちに水津が全部配り終えちゃったと女子達と話しているのを聞いてしまったのもある。
いつまでも待ってたって貰えるわけでもないし、と学ランに着替えて部室を出る。
『あ、染岡』
校門に向かう途中で、昇降口から出てきた水津に出くわして足を止める。
『よかった。まだ帰ってなかった...』
肩で息をする水津に家庭科部が終わって慌てて降りてきたのか、と察する。
「半田ならまだ部室だぜ」
家が隣だからよく半田と一緒に帰っているので今日もそうなのだろう。
そして、恐らく帰り道で今水津が片手で持っているピンク色の小さな紙バッグ、それを渡す気でいるのだろう。
せめて、好きなやつの恋が上手くいくことを願ってやろう。
『ああ、うん...』
そう歯切れ悪く言って水津は足を止めたまま動かない。
「それ、渡しに行くんだろ?」
全部配り終えたと言っていたのに手元に残っているということは絶対に本命チョコだろう。
『えっ、これは...その...』
顔を真っ赤にした水津に、思わず分かってるって、と言ってしまう。
「半田にだろ?お前なら告白も上手くいく『違う!!』
大きな声で俺の言葉を遮って、水津はバッグの紐を両手でぎゅっと握って下を向いた。
『っ、これ、真一にじゃないよ』
少し震えた声で言う水津に、え?と返す。半田にじゃなければ誰にだ。仲のいいマックスか?それとも、サッカー部に向かう様子だったから円堂や豪炎寺だろうか。
戸惑っていれば、水津が下を向いたままつかつかと俺の方へと歩いてきて、そしてバッグを握ったままの拳をコツンと俺の胸に当てた。
「は...?」
『...染岡の』
小さな声で水津がそう言ったのが聞こえて、受け取っていいのか?と戸惑いながらそっとバッグに手を触れる。
「お、俺に...?」
コクと水津が頷いたのを見てからバッグを掴めば、水津はバッと手を離して、それじゃあ!と踵を返して走り去って行って、残された俺は手に持った紙バッグを見つめる。
その袋にはゴデバと書かれていて...、水津が言っていた言葉を思い返した。本命以外にお金はかけられないと。つまり...。
「これは...」
そういうことで、いいのだろうか。自分の都合のいいように解釈しているだけじゃ...。いや、本人に聞くのが1番早い。
慌てて、去ってしまった水津を追いかける。半田と帰る方向が一緒だからどっちに行ったのかは分かっているし、向こうは家庭科部女子でこっちは仮にもサッカー部男子だ。すぐに追いつき、名を呼び後ろから手を取った。
「水津!!」
『えっ!?』
ぐんっ、と引っ張られるようにして水津は驚きの顔で俺の顔を見上げた。
『染岡...』
「これ」
渡された紙バッグを水津の眼前に突き出す。
『あ、ご、ごめん...迷惑だったよね』
持って帰るよと手を伸ばした水津に慌てて、紙バッグを退く。
「ちげえよ!迷惑なわけねぇだろ!その、」
じっと、水津の顔を見つめるのが気恥ずかしくなって少し顔を背ける。
「嬉しかったに決まってんだろ」
『...ほんとに?』
恐る恐る聞いてきた水津に対して頷けば、彼女はホッと息を吐いた。
「なあ、これ、そういうとこ...で、いいんだよな。その、本命チョコってやつで」
ポリポリと照れたように頬を掻いて言えば、水津も耳まで真っ赤にして、うんと頷いた。
「あー!マジか...!!すっげぇ嬉しい」
嬉しさの余り、両手で顔を覆う。
「俺はてっきり、水津は半田の事が好きなんだと」
『な、なんで!?ただの幼馴染だよ!?』
「いや、今考えればそうかって感じだが」
あの場で本命が居るのかと聞いた半田にも気づいてないのかと言った松野にも水津が怒ったのは一緒に俺が居たからで、頭に手を乗せた時に真っ赤になってたのも半田との事をからかわれたと思ったからとかではなくて純粋に俺が触れたからで...。
「完全に勘違いして、諦めてた」
そう言って水津に向き直る。
『諦めてたって?』
「お前...反応で分かれよ」
首を傾げた水津を見て、ハーと息を吐く。こういうのは柄じゃないんだよ。察しろ。
『つまり、染岡も、私の事が好き...?』
おう、と頷けば水津は真っ赤な頬を両手で抑えた。
『え、待って...めっちゃ嬉しい』
随分と可愛らしい反応をしてくれる彼女に自分も思わず口元を歪める。
「ホワイトデー、楽しみにしとけよ」
そう言えば水津はうんうんと頷いた。
Happy Valentine
お互い照れたまま帰り道話をして、付き合う事を決め、翌日それを知ったマックスにやっとくっ付いたのと言われまた互いに照れるのであった。
1つの机を囲んで俺、半田、マックス、水津と言ういつものメンツで駄べりながら昼休みを過ごしていたら、スマホを弄っていた水津が、うわ、と何かに引いたような声を上げた。
「どうしたん?水津」
マックスがそう聞けば、水津は怪訝そうな顔でいやぁ...と呟いた。
「どうせまたイナッターがくだらない話題で炎上してるとかだろ」
水津の幼なじみでもある半田が興味なさげにそう言う。
『まあこれもある意味炎上物だけどさあ...』
余りに含みを持たせる彼女に、なんだよ?と聞けば、少し渋ったようにうーんと唸った。
『いやね、本命チョコに爪とか血を混ぜるって話題が上がっててね』
「は?」
「うげ、何それ怖っ」
思わず何言ってんだと口を開ければ、マックスもブルりと体を震わせて見せた。
「お前なんでそんな話すんだよ!?手作りチョコ貰うのめちゃくちゃ怖いじゃねぇか!」
『真一は今まで私と真一んちのお母さん以外から貰えたことあったっけ?』
「ねえよ!!けど今年はあるかもしれないだろ!!」
水津が、えー?と疑うように言って半田を見てニヤニヤと笑っている。つーか半田の奴、もしかして毎年水津からチョコ貰ってんのかよ、幼馴染特権羨ましすぎる。
「え、半田ってば水津からチョコ貰ってんの?ねぇ水津、ボクはゴデバのチョコがいいな〜」
『いや、松野は私があげなくてもいっぱい貰えるでしょ』
「まあねぇ〜」
マックスは男女問わずダチが多いし、サッカー部に入るまではあちこちの部活の助っ人に回ってたし、まあ貰ってそうだよなぁ。
『そもそも中学生のお財布事情考えてよ。本命にならともかくとして、友チョコとか義理チョコにまでそんなお金使えないって』
「うーわ、水津にギリ宣言された」
全然悔しくなさそうな棒読みでマックスが言えば、もー、と水津が笑った。
『ちゃんと友チョコだって』
「まあ水津なら家庭科部で料理上手だし手作りでもいいよね、染岡」
ね?とマックスが聞けば、水津も俺を見た。さらりと、俺も貰える流れを作ったマックスに心の中でナイスと返す。
「あー、まあな」
興味無いふりして応えるが、好きな子の手作りチョコとか嬉しいに決まってんだろ!
「つーか梅雨、お前、本命チョコについて調べてたって事はもしかして本命がいるのかー?」
半田がそう言えば、水津は手に持っていたスマホをごとり、と机の上に落とした。
水津を見れば、顔を赤くして慌てて落としたスマホを拾おうとしている。と、いうかこの反応、どう見てもいるな...。
「えっ、マジでいんの?」
「いや、寧ろ半田気づいてなかったの?」
つーか、まじか水津好きな奴がいんのかよ...。
嘘だろと水津を見つめた半田をマックスがさも知ってて当然と言わんばかりに呆れたように見ていて、あれ?と首を傾げる。
『松野!!』
顔を真っ赤にして叱るようにマックスの名を呼んだ水津の様子に、1つの考えが浮かび思わず眉間に皺が寄る。この反応は流石の俺でも分かる。
「えっ?誰!?」
『真一のアホ!デリカシーとかないわけ!?中途半田!!』
「は?中途半端関係ないだろ!!」
「いやこれは鈍い半田が悪いよ」
「えっ、なんでだよ!」
嗚呼、そうか。水津は半田の事が好きなのか。
なんとも言えぬ気持ちで、水津と半田の言い合いを見ていられなくなった俺は、座っていた椅子から立ち上がった。
『え、ごめん...うるさかった?』
怒ったと思ったのか、未だ顔を真っ赤にした様子の水津が見上げてきた。くそ可愛な。
「いや、便所行ってくるだけだ。鈍感な幼馴染持つと大変だな」
そう言って、ぽんと水津の頭に手を置けば、赤かった顔が更に耳まで真っ赤に変わって、確信した。
やっぱり半田が好きなんだな。そりゃあガキん頃から一緒にいる奴には適わねぇわ。
水津の頭から手を離して、足す用もないのに教室を出て便所に向かうのだった。
14日、バレンタイン当日。まあ俺のような非モテにも有難い事にサッカー部のマネージャー一同からと部員全員に義理チョコが配られ1つはゲット出来た。そう、1つだ。マックスとのあの会話の流れから俺にも水津からの友チョコなり義理チョコなりでも貰えるかと思ったのだが、貰えていないのである。
いや、というか、マックスは水津がクラスの女子と友チョコ交換会をしている中に混ざって貰いに行っていたのだか、さすがに俺は女子の中に混ざって貰いに行く勇気はなかったし、自分から催促するものどうかと思ってるうちに水津が全部配り終えちゃったと女子達と話しているのを聞いてしまったのもある。
いつまでも待ってたって貰えるわけでもないし、と学ランに着替えて部室を出る。
『あ、染岡』
校門に向かう途中で、昇降口から出てきた水津に出くわして足を止める。
『よかった。まだ帰ってなかった...』
肩で息をする水津に家庭科部が終わって慌てて降りてきたのか、と察する。
「半田ならまだ部室だぜ」
家が隣だからよく半田と一緒に帰っているので今日もそうなのだろう。
そして、恐らく帰り道で今水津が片手で持っているピンク色の小さな紙バッグ、それを渡す気でいるのだろう。
せめて、好きなやつの恋が上手くいくことを願ってやろう。
『ああ、うん...』
そう歯切れ悪く言って水津は足を止めたまま動かない。
「それ、渡しに行くんだろ?」
全部配り終えたと言っていたのに手元に残っているということは絶対に本命チョコだろう。
『えっ、これは...その...』
顔を真っ赤にした水津に、思わず分かってるって、と言ってしまう。
「半田にだろ?お前なら告白も上手くいく『違う!!』
大きな声で俺の言葉を遮って、水津はバッグの紐を両手でぎゅっと握って下を向いた。
『っ、これ、真一にじゃないよ』
少し震えた声で言う水津に、え?と返す。半田にじゃなければ誰にだ。仲のいいマックスか?それとも、サッカー部に向かう様子だったから円堂や豪炎寺だろうか。
戸惑っていれば、水津が下を向いたままつかつかと俺の方へと歩いてきて、そしてバッグを握ったままの拳をコツンと俺の胸に当てた。
「は...?」
『...染岡の』
小さな声で水津がそう言ったのが聞こえて、受け取っていいのか?と戸惑いながらそっとバッグに手を触れる。
「お、俺に...?」
コクと水津が頷いたのを見てからバッグを掴めば、水津はバッと手を離して、それじゃあ!と踵を返して走り去って行って、残された俺は手に持った紙バッグを見つめる。
その袋にはゴデバと書かれていて...、水津が言っていた言葉を思い返した。本命以外にお金はかけられないと。つまり...。
「これは...」
そういうことで、いいのだろうか。自分の都合のいいように解釈しているだけじゃ...。いや、本人に聞くのが1番早い。
慌てて、去ってしまった水津を追いかける。半田と帰る方向が一緒だからどっちに行ったのかは分かっているし、向こうは家庭科部女子でこっちは仮にもサッカー部男子だ。すぐに追いつき、名を呼び後ろから手を取った。
「水津!!」
『えっ!?』
ぐんっ、と引っ張られるようにして水津は驚きの顔で俺の顔を見上げた。
『染岡...』
「これ」
渡された紙バッグを水津の眼前に突き出す。
『あ、ご、ごめん...迷惑だったよね』
持って帰るよと手を伸ばした水津に慌てて、紙バッグを退く。
「ちげえよ!迷惑なわけねぇだろ!その、」
じっと、水津の顔を見つめるのが気恥ずかしくなって少し顔を背ける。
「嬉しかったに決まってんだろ」
『...ほんとに?』
恐る恐る聞いてきた水津に対して頷けば、彼女はホッと息を吐いた。
「なあ、これ、そういうとこ...で、いいんだよな。その、本命チョコってやつで」
ポリポリと照れたように頬を掻いて言えば、水津も耳まで真っ赤にして、うんと頷いた。
「あー!マジか...!!すっげぇ嬉しい」
嬉しさの余り、両手で顔を覆う。
「俺はてっきり、水津は半田の事が好きなんだと」
『な、なんで!?ただの幼馴染だよ!?』
「いや、今考えればそうかって感じだが」
あの場で本命が居るのかと聞いた半田にも気づいてないのかと言った松野にも水津が怒ったのは一緒に俺が居たからで、頭に手を乗せた時に真っ赤になってたのも半田との事をからかわれたと思ったからとかではなくて純粋に俺が触れたからで...。
「完全に勘違いして、諦めてた」
そう言って水津に向き直る。
『諦めてたって?』
「お前...反応で分かれよ」
首を傾げた水津を見て、ハーと息を吐く。こういうのは柄じゃないんだよ。察しろ。
『つまり、染岡も、私の事が好き...?』
おう、と頷けば水津は真っ赤な頬を両手で抑えた。
『え、待って...めっちゃ嬉しい』
随分と可愛らしい反応をしてくれる彼女に自分も思わず口元を歪める。
「ホワイトデー、楽しみにしとけよ」
そう言えば水津はうんうんと頷いた。
Happy Valentine
お互い照れたまま帰り道話をして、付き合う事を決め、翌日それを知ったマックスにやっとくっ付いたのと言われまた互いに照れるのであった。