ホーリーロード編
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「………!」
誰かの声が聞こえた。
その声に反応するようにゆっくりと目を開く。
うっすらと、ぼんやりとした視界に最初に入ったのは桃色で、戻って来れたのだと、その桃色に手を伸ばした。
「大丈夫ですか!」
私の手を掴んだその声は、期待していたものとは違う女性の声だった。
段々とハッキリしてきた視界に映ったのは桃色のお下げ髪の少女だった。
彼女は心配そうに私の手を握っている。
「大丈夫ですか?起きれますか?」
その声に、ええと返事をしながらゆっくりと身体を起こす。
その際に触れた地面はザリザリとしていて、土や砂の感触があった。
地面に人が倒れてたらそりゃあ心配しただろうな、と声をかけてくれた少女の方を見た。
『ありがとうございます』
格好を見るに少女は女子高生のようだった。
クリクリとした丸いその目を何処かで見たことがあるような気がした。
「お姉さんは、どうしてこんな所で倒れていたんですか?」
そう言いながら彼女は私の背に着いた土を払ってくれる。
『それは……』
うーん、説明が難しい。
そもそも、ここ何処だ?
キョロキョロと辺りを見渡せば砂場や遊具がみえる。どうやら公園のようだ。
ライオコット島のスタジアムで消えたから、リスポーン地もライオコット島のスタジアム内だろうと思ったが、どう見ても違う。
無理やり神代の力を使ったせいで、座標がズレたのかもしれないな……。
「もしかして……覚えてないんですか?」
なかなか答えない様子を見て少女はそう訊ねてきた。
説明が難しいし、ここはそれに便乗させてもらおう。
『』
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