世界への挑戦編①
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
2対2の同点の中、キックオフボールを持った一之瀬の合図でアメリカ代表スターユニコーンのメンバーは一斉に上がってきた。
ゴール前を守る壁山と綱海の前にFWとMFの4人がペナルティエリアを囲うように配置につくと、一之瀬が叫んだ。
「行くぞ!必殺タクティクス!」
そう言って彼はゴールに向かってボールをシュートする。
それを綱海が足を伸ばしボールをカットする。弾かれたボールをマークが広いすぐにゴールに向かって蹴り飛ばした。
今度は壁山が走って、ボールに追いつき蹴り返す。そのボールはディランが取ってすぐにゴールへと蹴る。
高く上がったボールを綱海がヘディングでカットすれば、ミケーレがボールを拾ってシュートと攻防が繰り広げられる中、サポートに入りたい他のイナズマジャパンのメンバーを攻撃に参加していないスターユニコーンのメンバーが行かせないようにがっちりとついてブロックしていた。
「圧倒的スピードで相手ディフェンスより数的有利な状況を作り、雷鳴が轟くようにとても激しく攻撃する!それがローリングサンダーだ!」
2人だけで必死に防衛していた壁山と綱海がひとつのボールを追ってついに接触してしまった。
『壁山!綱海!』
ボールをヘディングで返した壁山に綱海が頭から突っ込んで行き、2人して倒れてしまった。
その隙に一之瀬がボールを取る。
「マーク!ディラン!」
「行くぞ!」
「ビッグサプライズだ!」
そう言って3人はシュート体制に入った。
「「「グランフェンリル!!!」」」
真ん中に立つマークの背後に青い狼の様な獣が現れボールを蹴り飛ばし、その左右からボールを追って一之瀬とディランが走った。
彼らはボールを挟み撃ちにして、真上に蹴り上げた。
その蹴り上げられたボールは2人の後ろから駆け上がってきたマークが高くジャンプしてシュートを打てばフェンリルと共にボールがゴールへと真っ直ぐ飛んだ。
「イジゲン・ザ・ハンド!」
円堂が飛び上がって地面に拳を叩きつけシールドを貼るが呆気なくそれは砕け散り、ボールはゴールへ入って行った。
綱海と壁山は大丈夫かと見れば、突っ込んだ方の綱海が先に立ち上がって倒れた壁山に手を貸していた。
擦り傷とかはなさそうだけど……大丈夫かと2人の様子を観察しているうちに試合が再開し、またアメリカにボールを奪われるとすぐにローリングサンダーが開始された。
先程と同じように激しい集中攻撃を壁山と綱海の2人で凌いでいる。
「壁山のやつかなり疲れてるよ」
ベンチで前のめりになった木暮が心配そうに呟く。
「綱海もあんな休みなくやられたら持たねえぞ」
同じように心配を口に出す土方の隣で不動がフッと笑った。
「オレの言う通りにすりゃローリングサンダーもグランフェンリルも攻略できるぜ」
「攻撃出来るって」
「本当に!?」
目金と木暮が食いつき、久遠監督が横目で不動を見た。
「気がついたようだな、不動」
監督の言葉に不動は鼻で笑って返す。
『監督』
流石に交代が必要だろうと、審判へ出す用紙を差し出せば久遠監督は、ああと頷いて用紙に記入を始めた。
そんなベンチでのやり取りの最中、フィールドではボールを追いかけた綱海が足を縺れさせ前のめりに転んだ。転んだ拍子でボールが頭に当たり、弾きとんだそれはラインの外に出てホイッスルが鳴る。
良かったと言うように壁山がその場に座り込みハアハアと荒い息を整えて、倒れた綱海には円堂が駆け寄り助け起こしていた。
監督が記入した交代用紙を審判へ渡せばすぐに電子掲示板に表示された。
4番が12番と、3番が6番と、2番が8番と交代で、フィールドから壁山と綱海と風丸がベンチへと戻ってくる。
3人にタオルとドリンクを渡す横で交代となった不動と木暮と土方が監督の指示を仰いでいる。
「3人に共いいな」
「ああ」
「分かってます」
「任せといてください!」
そう言って3人には走ってフィールドへ入っていった。
鬼道と円堂が3人に駆け寄って、なにやら作戦会議を始める。
ニヤリと笑って不動が一之瀬を見れば、視線に気づいた彼は不動を睨み返した。
一之瀬と土門は選抜前にアメリカに帰ってったし、不動の印象は真・帝国学園で戦った時のままだろうし警戒はしてくるだろうな。
魔術師VS反逆児
さて、狼煙をあげようか。