世界への挑戦編①
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私は今、監督の命により古株さんと共にライオコット島のエントランスエリアにある空港に来ていた。
先程着陸したイナズマジェットから降りてきた人物を出迎える。
「おー!こっちじゃこっちじゃ!」
古株さんが出てきた銀髪の少年に手をふれば、彼はパッと笑顔になってこちらへやって来た。
「2人とも、出迎えありがとう」
『吹雪、足の調子はどう?』
最後にあった時は松葉杖だったから心配して尋ねる。
「ふふ、大丈夫になったからこっちに来たんだよ」
『それでも大分無理して治したんじゃないの?』
「ちゃんとお医者さんの指示には従ってたよ」
『まあ、それならいいけど……』
「ははは!心配なのは分かるが、とりあえず話はキャラバンの中でするといい」
他の利用者たちの邪魔になるだろうからと、古株さんに声をかけられて、空港の外に出て駐車場に停めてあるキャラバンに乗った。
いつも皆が居るからたった2人の乗客と運転手じゃ物悲しく感じる。
まあ、行きは私と古株さんだけだったからもっと伽藍堂だったわけだけど。
「病院でこれまでの試合も観てたよ。イギリスでの試合なんて、染岡くんが初得点して凄かったよね」
隣りの席に座って、吹雪はニコニコと嬉しそうに話をしてくる。
『そうだね』
吹雪は本当に染岡が好きだな、とこちらもつられて笑顔になる。
「そうだねって……。あんまり進展してないのかな……」
ボソボソと小さな声で吹雪が何か言う。
『どうしたの?』
「あ、いや、染岡くんかっこよかったよね」
『うん?ドラゴンスレイヤー凄かったもんね』
「そうなんだけどそうじゃなくってね……」
うーん、と吹雪は困ったような顔をしている。
『ふふ、』
思わず笑えば、吹雪は更に困惑した様に、え?とこちらを見あげた。
露骨過ぎるんだよね、吹雪もだけど、他の子たちも。中学生だからかな?皆、明らかに私の前で染岡の事褒めたりとか、隣りの席進めてきたりあからさま過ぎるんだよね。
そんな事みんなからされれば、流石に分かるというか……。
まあ、それだけ染岡がみんなに愛されてんだろうけど。
『いや、染岡は吹雪に好かれてて羨ましいなって』
「えぇ?妬ける、じゃなくて?……あれ?妬けるだとボクの事が好きって事になるからいいのかな?」
『ふふっ。吹雪の事も好きだよ』
よしよしとその銀髪を撫で付ける。
「も、って……」
キョトンとした顔で吹雪は私を見つめた。
それには答えないと言う意志を込めて、ニッコリと無言で笑い返した。
「そっか。……ありがとう。ボクも水津さんの事好きだよ」
そう行って吹雪もニッコリと笑い返したのだった。
これじゃあボクが嫉妬されそうだ
さっきの、染岡くんに聞かせたいけど、鈍いから普通に勘違いされそうだよね。