フットボールフロンティア編
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※ラッキースケベの話
※苦手な方は読み飛ばしても大丈夫な話ですので次ページへどうぞ
尾刈斗中との試合当日。
ガラガラと建付けの悪いサッカー部の部室の扉を開ける。
『秋ちゃんいるー?』
そう声をかけながら扉を閉める。
「ああ、マネージャーなら...、え」
扉近くに居た、風丸がなぜだか固まった。
最初の頃こそお邪魔しますとか言って入ってたが、1週間のうちにすっかり顔馴染みになっていたはずなのだが、今更どうしたのだろうか。
はーい、と返事をして入口付近まで来てくれた秋ちゃんも私の姿を見て固まった。
「水津さん、それ、びしょ濡れじゃない!どうしたの!?」
あー。風丸が固まってたのもコレか。
確かに、晴れた日にいきなり全身びしょ濡れで現れたら、え、と思うわな。
『さっき庭の前歩いたら、園芸部にやられた』
本当にたまたまだった。園芸部の人達も活動だし仕方ないんだけど、もうちょっと周りを見てホースの水の勢い調節して欲しかったな。うん。
「あはは、水津ツイてないね」
ケラケラと笑いながらこちらを見たマックスが、固まった。
「え、松野先輩どうしたでヤンスか」
「風丸先輩も固まったまんまっス」
「もしかして」
「尾刈斗中の呪い...!」
奥の方で4人で集まっていた1年ズが、ガタガタと震え出す。
「風丸くん?松野くん?」
真っ赤な顔して固まっている風丸と、目線が壁の方へ泳いでいるマックスを見て、それから私へと視線を向けた秋ちゃんが、あっ、と何かに気がついたように声を上げた。
「全員、向こう向いてて!!」
大きな秋ちゃんの声に、固まっている2人以外の室内に居た部員、1年ズと半田、影野、目金はえ?と首を傾げた。
「早く!!」
は、はい!とハイっす!と答えて慌ててみんなホワイトボードのある壁の方へ顔を向け私と秋ちゃんに背を向けた。
「水津さん着替えは?」
『今日に限って体育とかなかったからなんもない...。どうせ外で試合見るしそのうち乾くでしょ』
「ダメよ!風邪ひいちゃうし。ちょっとまってて」
そう言って秋ちゃんは、部室の荷物を漁る。
「あった!水津さん、これ着て」
渡されたのはこの間着た15番のユニフォーム。
『助かる、ありがとう。ちょっと着替えてくるわ』
部室を出ようとすると、待って待ってと秋ちゃんに腕を捕まれ引き止められた。
「水津さん、待って!透けてるの!!」
秋ちゃんのその発言に部室内がシーンとする。
ゆっくりと視線を胸元に下ろせば、確かにピンクの下着が浮き彫りになっていた。
『わぁお、』
ははーん、風丸とマックスが固まってたのこれのせいか。いやぁ青いねぇ。
「それで外に出ちゃダメよ。ここで着替えて」
背を向けた男の子たちから、エッという声が上がった。
その反応が面白くて彼らを見ていると、風丸が顔面を両手で覆った。見ないようにという判断だろうけど、君はもう見たじゃん遅いよ。
「タオルこれ使って」
『ありがとう』
風丸に習って影野や1年ズ達も顔を覆い始めた。可愛いなぁ。
『引っ付いて脱ぎにくい...』
そうボヤけば、みんなの肩がビクリと動いた。半田と目金はソワソワしててマックスに肘で小突かれている。いやぁ、面白いなぁ。
秋ちゃんは皆が振り向かないように監視体制に入った。まあ減るもんじゃないし、子供たちに見られたところでって感じだが。
ブラウスのボタンを外して、前側の濡れている部分をタオルで拭き取って居ると、後ろでガラガラと扉が開かれた。古い小屋なので鍵は外側からしかかからないタイプだ。遠慮なしに扉は全開だった。
「みんなー!尾刈斗中サッカー部が到着したぞー!」
元気よく大きな声でそう言って、扉を開けたのは円堂。
ぱちり、とその大きな瞳と目が合う。
「おっ、まえっ...!!なんつー格好してんだよ!」
円堂ではなく、その後ろにいた染岡が腕で目元を隠すようにして大声を上げ怒鳴った。
ちなみにその隣には、こちらを見ないようにと斜め下を向いた豪炎寺も居る。
「円堂くん!?早く閉めて!」
秋ちゃんに言われて円堂はハッとした。
「お、お邪魔しました...」
円堂にしては、しおらしく、そう言って扉を閉めた。その顔はまるでゆでダコのようだったが。さすがの円堂も、これは見てはいけないものだとわかったのだろうか。
ブラウスを全部脱いで、背中を拭くと秋ちゃんがじっと私を見ていた。いや、正確には私の胸を見ていた。
中学生にしては大きな自覚はある。遥昔に中学生をした時に散々からかわれたからな。
『秋ちゃん、あまり凝視されると恥ずかしいな』
「ご、ごめんなさい...」
小声で円堂くんも、大きい方がいいのかな...なんて聞こえて、そういう事かと凝視してた理由に納得した。
思わず可愛いな、と秋ちゃんを抱きしめると、きゃっ、と可愛らしい悲鳴が漏れた。
『秋ちゃんは可愛いなぁ』
「も、もう水津さん...!」
顔真っ赤にしちゃって可愛い。
「あのー」
後ろを向いたままの宍戸が、痺れを切らしたように声を上げた。
さっさと着替えてください
悪い悪い。そう言ってさっさと頭からユニフォームを被った。
※苦手な方は読み飛ばしても大丈夫な話ですので次ページへどうぞ
尾刈斗中との試合当日。
ガラガラと建付けの悪いサッカー部の部室の扉を開ける。
『秋ちゃんいるー?』
そう声をかけながら扉を閉める。
「ああ、マネージャーなら...、え」
扉近くに居た、風丸がなぜだか固まった。
最初の頃こそお邪魔しますとか言って入ってたが、1週間のうちにすっかり顔馴染みになっていたはずなのだが、今更どうしたのだろうか。
はーい、と返事をして入口付近まで来てくれた秋ちゃんも私の姿を見て固まった。
「水津さん、それ、びしょ濡れじゃない!どうしたの!?」
あー。風丸が固まってたのもコレか。
確かに、晴れた日にいきなり全身びしょ濡れで現れたら、え、と思うわな。
『さっき庭の前歩いたら、園芸部にやられた』
本当にたまたまだった。園芸部の人達も活動だし仕方ないんだけど、もうちょっと周りを見てホースの水の勢い調節して欲しかったな。うん。
「あはは、水津ツイてないね」
ケラケラと笑いながらこちらを見たマックスが、固まった。
「え、松野先輩どうしたでヤンスか」
「風丸先輩も固まったまんまっス」
「もしかして」
「尾刈斗中の呪い...!」
奥の方で4人で集まっていた1年ズが、ガタガタと震え出す。
「風丸くん?松野くん?」
真っ赤な顔して固まっている風丸と、目線が壁の方へ泳いでいるマックスを見て、それから私へと視線を向けた秋ちゃんが、あっ、と何かに気がついたように声を上げた。
「全員、向こう向いてて!!」
大きな秋ちゃんの声に、固まっている2人以外の室内に居た部員、1年ズと半田、影野、目金はえ?と首を傾げた。
「早く!!」
は、はい!とハイっす!と答えて慌ててみんなホワイトボードのある壁の方へ顔を向け私と秋ちゃんに背を向けた。
「水津さん着替えは?」
『今日に限って体育とかなかったからなんもない...。どうせ外で試合見るしそのうち乾くでしょ』
「ダメよ!風邪ひいちゃうし。ちょっとまってて」
そう言って秋ちゃんは、部室の荷物を漁る。
「あった!水津さん、これ着て」
渡されたのはこの間着た15番のユニフォーム。
『助かる、ありがとう。ちょっと着替えてくるわ』
部室を出ようとすると、待って待ってと秋ちゃんに腕を捕まれ引き止められた。
「水津さん、待って!透けてるの!!」
秋ちゃんのその発言に部室内がシーンとする。
ゆっくりと視線を胸元に下ろせば、確かにピンクの下着が浮き彫りになっていた。
『わぁお、』
ははーん、風丸とマックスが固まってたのこれのせいか。いやぁ青いねぇ。
「それで外に出ちゃダメよ。ここで着替えて」
背を向けた男の子たちから、エッという声が上がった。
その反応が面白くて彼らを見ていると、風丸が顔面を両手で覆った。見ないようにという判断だろうけど、君はもう見たじゃん遅いよ。
「タオルこれ使って」
『ありがとう』
風丸に習って影野や1年ズ達も顔を覆い始めた。可愛いなぁ。
『引っ付いて脱ぎにくい...』
そうボヤけば、みんなの肩がビクリと動いた。半田と目金はソワソワしててマックスに肘で小突かれている。いやぁ、面白いなぁ。
秋ちゃんは皆が振り向かないように監視体制に入った。まあ減るもんじゃないし、子供たちに見られたところでって感じだが。
ブラウスのボタンを外して、前側の濡れている部分をタオルで拭き取って居ると、後ろでガラガラと扉が開かれた。古い小屋なので鍵は外側からしかかからないタイプだ。遠慮なしに扉は全開だった。
「みんなー!尾刈斗中サッカー部が到着したぞー!」
元気よく大きな声でそう言って、扉を開けたのは円堂。
ぱちり、とその大きな瞳と目が合う。
「おっ、まえっ...!!なんつー格好してんだよ!」
円堂ではなく、その後ろにいた染岡が腕で目元を隠すようにして大声を上げ怒鳴った。
ちなみにその隣には、こちらを見ないようにと斜め下を向いた豪炎寺も居る。
「円堂くん!?早く閉めて!」
秋ちゃんに言われて円堂はハッとした。
「お、お邪魔しました...」
円堂にしては、しおらしく、そう言って扉を閉めた。その顔はまるでゆでダコのようだったが。さすがの円堂も、これは見てはいけないものだとわかったのだろうか。
ブラウスを全部脱いで、背中を拭くと秋ちゃんがじっと私を見ていた。いや、正確には私の胸を見ていた。
中学生にしては大きな自覚はある。遥昔に中学生をした時に散々からかわれたからな。
『秋ちゃん、あまり凝視されると恥ずかしいな』
「ご、ごめんなさい...」
小声で円堂くんも、大きい方がいいのかな...なんて聞こえて、そういう事かと凝視してた理由に納得した。
思わず可愛いな、と秋ちゃんを抱きしめると、きゃっ、と可愛らしい悲鳴が漏れた。
『秋ちゃんは可愛いなぁ』
「も、もう水津さん...!」
顔真っ赤にしちゃって可愛い。
「あのー」
後ろを向いたままの宍戸が、痺れを切らしたように声を上げた。
さっさと着替えてください
悪い悪い。そう言ってさっさと頭からユニフォームを被った。