このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

#hpmiプラスまとめ(201811)

甘やかされてダイエット失敗

2018/11/28 22:34
1️⃣「は?ダイエット?この肉感がいいんだろ…わかってねぇなそいつ……いや、わかられても困んだけどよ」お腹に手を回してムニと肉を摘む。「……つーか、これ以上落ちたら皮じゃん」小突いてやろうとしていた拳は思わず引っ込めた。こうして抱き締めてもらえるのならば、このままでもまあいいかと。

2️⃣「え…そ、なの……いや…そんなの知らずに今日……カツ丼作っちゃったんだよね」腕によりをかけた特製カツ丼。その旨味は勿論知っている。「つか…太ってねえのになんでダイエットとかすんの……倒れたらどうするわけ…あんま……心配させんな」兄の背中を見て育った影響だろうか。“頑張り過ぎ”は何だって怖い。カツ丼は2人で美味しく頂きました。

3️⃣「太った?貴女が?その方の目がおかしいのでは?」何故か半ギレ。「……だって全然太ってなんかないじゃない…ですか」背中に隠したのはコンビニのデザート。一緒に食べようと思って買ってきたのに、食べてくれないなんて悲しいもの。それに、太ったようには見えていない自分がおかしいみたいじゃないか。まあ、恋は盲目ってやつなのだけど。


🐴「やめろ。今すぐやめろ」痩せてきたかな?と体重計に乗っていたところ、脱衣所に入ってきたのは機嫌の悪い彼。バスタオル一枚の彼女に背後から抱き着き「……胸が無くなるっていうじゃんかよ」などと赤い顔で言う。思わず笑みを零せば「笑ってんじゃねえ」と唇を塞がれた。案外甘えたがりなのだ。

🐰ダイエットを始めたと告げたところ「あー……まあ…いや……俺のせいかもな…」と彼。言いづらそうに返ってきたのは「お前…この前ブラがキツくなったとかなんとか言ってただろ」という言葉。太ったのはそこではないと慌てて否定。「……いやスマン、ガキでもねぇんだし、もう成長しねぇのか」くつくつと笑う彼の脇腹をとりあえず小突いておいた。

🐦「なるほど、ダイエットか。ならば小官に任せろ」えっまさかそれは夜の運動的な意味…きゃっなどとらしくもない期待を抱いたが、極々普通にランニングに誘われた。息を切らし、走り込みは終了。もうお風呂に入って眠りたい。「帰ってからも…覚悟しておけ」ニッと笑った彼。帰宅後の覚悟、というものがただの筋トレならばよいのだが。


🍭「ハァ〜?全然太ってないんですけどぉ〜!胸とか小っちゃいままなんですけどぉ〜!」なにそれ煽ってんの!?とプチ喧嘩…かと思いきやお腹に抱き着いてきた彼。不機嫌な顔を浮かべ「全然太ってないし」。でもお腹とか…と答えると「太ったうちに入んないし。てゆーか誰に言われたの?!その子、僕より君のこと知ってんの?!」なんてことを潤んだ目で言うものだから、早くもダイエットは諦めた。

📚「ダメです。痩せるということは貴女の質量が小さくなるということでしょう?だからダメです」ギュッと腰に回された腕。でもその辺りはちょうど肉が付いてきてしまった部分。手を払おうとしたが、指を絡め捩じ伏せられた。「小生の○○さんを…1ミリたりとも減らしてなるものですか」そういう気分なのかと一先ず放っておいたが、ダイエットは何度も阻止される。

🎲「えー。せっかく育ったのに?」育った?!人のこと食用だと思ってんのかコイツ?!という思いを口に出す前に、背後から胸部へと手が伸びた。「やーっぱ大きくなってねえ?」えへへ、とにんまりする彼を見て真っ赤になる彼女。止めるように言えば大人しく手を放し「つーわけで、ダイエットは無しで。晩飯にしよーぜー」と平気な顔でキッチンへと行ってしまった。無駄にドキドキしたので許し難い。


💉「毎日顔を合わせているからかな、全く太った気はしないのだけど…」隣に腰掛け肩に手を回す彼。「太ったなんて、きっと君への嫉妬だよ」甘ったるい台詞と共に重ねられた唇からは、珈琲の苦い味がした。優しい瞳と視線がぶつかり、彼がそう言うのならば、などとつい自身を甘やかしてしまう。「それに、無理なダイエットは体に悪いよ」雰囲気に似つかわしくない、現実的な言葉が不意に飛んだ。

🍸「はぁ?!俺っち特製のビーフシチュー食べねぇの?!ふざけ〜!」彼女の制止を受け入れず、2人分の食事をテキパキと用意。良い香りが鼻を突く。「食べねぇの〜?」誘惑的な笑みを浮かべ、スプーンで肉を持ち上げる彼。ゴクリと唾液を飲み込んだ。「…もーっ!一食くらいいーじゃん!つかぜんっぜん太ってねえし!」肩を掴まれ椅子に座らされ、向かい合って食事を開始。彼といる限りダイエットは叶わなそうだ。

👔「やめとけよダイエットとか。別に…太ってないんだから」寧ろ心当たりのある彼は、自身の腹部を摩り目を逸らした。もしや太ったのかと問えば引き攣った笑顔を見せる彼「太ってない…太ってないよ……」。夜遅くに帰宅して、食事を詰め込み眠りに就く。そのような生活では体が影響を受けても不思議ではない。「い、一緒に頑張…る?いやお前は微塵も太ってないけど」

コメント

コメントを受け付けていません。