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#hpmiプラスまとめ(201812)

好意に気付かないふりをしている女の子

2018/12/29 22:04

1️⃣
「なぁ、俺のことどう思う?」 気付いてんでしょ、見て見ぬ振りでしょ。見て見ぬ振りを見て見ぬ振りしてる俺も同罪かな。いい加減認めてよ「俺らなら、ぶっちゃけアリじゃん?」。だって何より趣味合うし。でも気持ちを無理矢理捩じ伏せるのは良くねぇよな。けど無理矢理キスすんのは許されるかな。「…無視するお前が悪い」これで解るだろ、お前も俺のことが好きって。「……まだわかんねぇの?」それは流石にねぇだろ。この、意地っ張り。

2️⃣
「俺と付き合うの…考えてみてくんない?」俺ってわかりやすいから言わなくてもわかるかなーとか、ぶっちゃけ高を括ってたのは認める。でもコイツもコイツで気付かねえ振りしてる。絶対してる。だからこんなこと言う羽目に…いやまあ、告らねぇのは男らしくないからダメなんだけど。けど、好きも嫌いも分からない状況で告るのはリスキーだし。そう考えたらなかなか切り出せなかっただけだってば。「俺は好きだよ、○○ちゃんのこと。……割と、初めて会った頃から」頼むから、同じ気持ちであってくれ。

3️⃣
「そういえば○○さんて…恋人いるんでしたっけ?」居ないのは知ってる。好きな人がいるのかどうかは知らない。でも少なくとも僕はこの人が好き。そしてこの人は僕の気持ちに気付いていながら無視してる。はっきり言って気に食わない。「僕の気持ちが迷惑なら迷惑と言ってください」そうしたら、諦めるから。…ほらまたそうやって“何のこと?”みたいな顔をする。言っても解らないなら行動で示すしかない。「今からキスします。嫌なら…ちゃんと断って」


🐴
「前の男とは終わったのか?」終わってないから俺様に靡かないんだろ。じゃなきゃ、お前の目がきっと節穴なんだ。なのにお前はそんな奴は元から居ないと答える。「じゃあいいじゃねぇか」と迫るが、心の無いキスの虚しさはよく知っている。だから、心ごとお前が欲しい。「…いい加減素直になれよ」繰り返す、使い古された言葉。素直にならないお前が悪い。目を逸らさずに俺だけ見てろ。「俺様の何が不服だ、言ってみろ」あのクソ野郎と同じにしないでくれ。合意なく求めてしまいそうなこの身と心を、どうか早く止めてくれ。

🐰
「俺にしとけって…何度も言ってんだが、お前さては信じてねぇな?」俺がお前のことを好きって、信じてないんだろ。だからきっとYESと言わないんだ。この唇を奪って、その身体を抱いて、言い包めてしまうのは簡単だ。けれどそれで良いのか。良くないからこうしてつまらない問答を繰り返している。「俺はお前が好きだよ」何度言っても流される愛の言葉。ああ、これでは物足りないのか。流石、俺が惚れ込んだだけあって強欲な女だ。だがそれも悪くない。「何が望みだ、言ってみろ。出来得る範囲で叶えてやる」“幸せにして”とでも言えば可愛げがあるんだが、そう上手くはいかないか。

🐦
「小官はいつまでだろうと待てる」お前が好きだと言う気持ちを真摯に伝えるには最早それしか無かろう。いつまでもお前一人のことを想い、愛し、待とう。「だから今一度考えてみてほしい」目を逸らさずに、小官の気持ちと向き合ってほしい。何故好意から目を逸らすのかは知らないが、それでは此方は納得がいかない。確と考え、その結果が芳しくないものであるのは納得がいく。だが、向き合わず出したNOなど受け入れられるはずもない。「何度でも言おう。小官は君のことが好きだ。真剣に、考えてみてほしい」結果はどうであろうと構わないから。


🍭
「ねー。僕が名前で呼ぶの、君だけって知ってた?」それがどういう意味かわかる?僕は狡いから教えてあげないし、君は聡いから解ってるでしょ。なのに今日も見て見ぬ振り。その態度、いい加減飽きてきちゃった。振り向かない君を好きなままでいる僕って、結構な物好きなんだろうな。「え?言わなきゃわかんないの?ふーん。じゃあ、言ったら解ってくれるんだよね?」その安い芝居も止めてくれるんだよね。「僕は○○ちゃんのことが好き。付き合ってくれるなら…モチロン、お姉さん達との縁も切るよ」付き合ってくれないなら、君もお姉さんの一人になってね。イジワルされるのはキライなの。

📚
「小生、こんな性格をしていますから信じ難いでしょうけれど…貴女が薄々勘付いているその気持ちは、嘘じゃないですよ」嗚呼むず痒い。本音を述べるのはむず痒い。そしてそれが信じてもらえぬのは腹立たしい。自業自得と解っていながら。「…ちゃんと、俺の事を見て」嘘じゃない、本音の部分をちゃんと見て。明け透けになった情け無い姿を見て。そして、あわよくば受け入れて。「小生には貴女しかあり得ません」今のところはね。気持ちに応える気がないのならばいい加減、その“知ってます”という態度も改めてもらえないものですかね。

🎲
「お前ってさ、ほーんとつれねぇよな」俺の気持ち、気付いてんだろ?そんで、ホントは俺のこと好きなんだろ?じゃなきゃ無職同然の男を簡単に家に上げるなんて、上がっといてなんだけどどうかと思う。年頃の女が、興味もない男と密室に2人きりってのもどうかと思う。だって俺は期待しちまうし。「だめ?」って聞いて拒否しないお前に甘えちまうし。俺のこと、好きでも何でもないならお前は魔性とかいうやつだ。いや、俺がこんなにも好きって気持ちを表してんのに、無視し続けてるお前は既に魔性だ。あーあ。俺にこういう気持ちが無けりゃ、イヤってほど可愛がってやれんのに。


💉
「いい加減聞かせてよ、私の気持ちは迷惑かな?」目を見つめれば目を逸らし、指に触れようとすれば引っ込める。それが君の答えということだろうか。それでも尚諦められない私は、往生際が悪いだろうか。けれど、はっきり聞いたわけではないのに諦めるなどは腑に落ちない。「もし迷惑じゃないのなら…もう少し、君のことを好きでいてもいい?」その間に必ず、手に入れてみせるから。今は、手を握るだけにしておこう。本当はこのまま手を引き寄せて、腕の中に抱き締めて、唇を重ねて溺れさせてしまいたいけれど、ね。

🍸
「あ、あの、さ。流石に気付いてると思うんだけど…俺っち、君が好き」わかるっしょ、フツー。女の子が苦手な俺っちが必死に向き合ってんだからさ。でもそれを「友だちとしてだと思った?」なら、仕方ないかもだけど。汗だらけの拳握って、震える膝騙して、出てきそうな心臓誤魔化しながら告ってんだから、少しは真面目に考えてよ。つか、気付いてたでしょ?俺の気持ち。「ダメ…かな?」まあ、こんな状態の男、一緒に居ても子守みたいになっちゃうもんね。じゃあちゃんと引導を渡してよ。大丈夫、君のことを怨んだり付き纏ったりしないよ。「でも出来れば…」ダメでも友だちはやめないで。

👔
「俺のせいだとは思うんだけど…そろそろ……俺のこと、ちゃんと見てよ」俺がもっとわかりやすく好意を示さないせいだ。だからきっと彼女は見て見ぬ振りなんだ。「俺は…○○さんのことが好きなんだけど」こんな気持ち、迷惑だよな。俺なんかから好かれても気持ち悪いだけだよな。こういう姿勢がダメなんだって言われる。でもしょうがないだろう、こうやって約30年間生きてきたんだから。どこかの誰かみたいにずば抜けた容姿もなければ、地位を持ち合わせているわけでもない。平々凡々、恋して実らず枯れていく。「あ…待って……」まだ聞きたくない。待って。振られるための心の準備が。

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