#hpmiプラスまとめ(201812)
布団から出たくない
2018/12/03 18:411️⃣「えーやだぁ…休みだしいいじゃん」えっ嘘もしかして甘えてる?!油断し切った犬のように寝息を立てる彼。暫く見つめたのち指で頬を突けば「起きてまーす」と布団の中に引き摺り込まれた。「たまにはこうしよ?」ぎゅっと抱き締められ逞しい胸に引き付けられる。愛しい人の心音と体温は非常に心地良い。気付けば眠ってしまい、目が覚めた時にはもう昼だった。時計を伏せた彼は目を逸らし言う「…たまにはいいよな」。
2️⃣「もうちょい…あと10……いや5分!」そう言うなり布団を被った彼は学校に行く気は無いのだろう。15分、30分と時は流れて行く。起きないのかと再度問えば小さな声で「うん」と聞こえた。「一緒に休んじゃおうよ」大学生の彼女は今日は午後から。とろんとした瞳に釣られ布団に潜れば、嬉しそうに手に手が絡む。「…俺も早く大人になりたい」大人になったらもっと、いつまでも寝てちゃいけないのにね。
3️⃣「学校?……休みます」そして再び布団に潜った彼。行かなきゃダメだよ〜と隣に潜り込んだ。「なっなんです…?」真っ赤になりながら目を逸らす彼。照れる姿が愛らしく、頬を突いては鬱陶しがられを繰り返す。「…わっわかりました!起きますから!もう!や、やめて下さい!」彼は勢いよく起き上がった。布団が捲られ寒い為抱き着けば、頬は再び赤らんだ。「なんなんですか!もう!あっ貴女も学校…行ってください!」
🐴「たまにはいいだろ…もうちょい寝かせろよ」一度起き上がり、そのまま彼女を抱いて寝転んだ彼。すっかり羽交い締めにして放す気配は微塵もない。脚と脚が絡み、朝だというのに高揚してしまう。「…ンだよ、欲しいのか?」眠たげな声は甘ったるく耳元に近付き、耳たぶをひと噛み。そのまま首筋に唇を落とし吸い付いた。「これで大人しくしてろよ。俺様はもう少し寝る」静かな寝息と鼓動に安心し惰眠を貪ってしまった。
🐰「あー…起きる起き……おいやめろ!布団を剥ぐな!おい!!」冬場だというのにパンツ1枚で寝ている自分も悪いと思う。服着たら、と手近にあったパーカーを投げ渡した。「おいこれお前のじゃねぇか」それを着た姿があまりに滑稽で吹き出せば、彼はそれを脱ぎ捨て布団を被った。「起きねぇ。今日はもう布団から出ねぇ」彼が拗ねるなど珍しい。様子を窺おうと布団を捲れば、狙っていたかのように唇を奪われた。
🐦「朝か……否、もう少し…日の出も遅い季節だからな………まだ朝ではない」規則正しい生活を送っている彼でさえ寒い時は寒いし、眠い時は眠いのかと親近感を覚えた。完璧超人でもなく、ちゃんと人なのだと。「○○も今少し眠ってはどうだ?温かいぞ」布団を捲った彼はポンと自身の隣を叩く。招かれるがまま、そこに寝転べば愛おしそうに抱き締められた。彼女の遅刻へのタイムリミットは刻一刻と進んでいく。
🍭「んー…無理……」布団から顔も出さずに低い声で答えた彼。起きる気配は全く無い。幸い休日だしまあいいかと放っておいた。リビングでテレビを見ながらコーヒーを飲んでいると寝室から眠たげな様子の彼が。ドサっとソファに腰を下ろし、そのまま膝枕に移行。「…ねーむーいー」部屋で寝ていればいいのに、と思ったが「○○ちゃんとこがいいの」なんて言葉が聞こえ、布団の代わりに沢山甘やかしてあげることにした。
📚「小生、生涯此処に住まおうかと…貴女もご一緒にどうです?」ご一緒にと言いつつ布団に空きを作る気配はない。一人で気持ち良さそうに眠りやがって!という気持ちで思い切って隣に失礼してみた。「えっあっ…ちょ、ちょっと待ってください…小生、心の準備が……」嘘だとしてもちょっと可愛らしかったので、可愛いついでに唇を奪ってみた。「…小生、ドキドキしてしまいます」言葉とは裏腹に余裕そうである為、朝からイジワルでもしてみようか。
🎲「っだー!無理無理無理!寒い!眠い!無理!」凄く元気だし、きっと寒くないし、そこまで眠くもないのだろう。けれど布団を手放す気配は無い彼。わがまま言わないの、と布団を引き剥がせば雨に濡れた捨て猫のような目で見つめてくるので手が止まってしまった。「…っざーす!もうちょい寝るわ!あ、お前も寝る?」グイと腕を引かれ胸許へ。たしかにこの心地良さからは解放されたくない。
💉起きて来ない彼の寝室へと足を運び声を掛けたが「ん…待って……」と眠そうな声が返ってきただけで目を覚ます気配はない。遅刻しますよと言いつつ布団を捲り寝顔を拝見。そっとその頭を膝に乗せ髪を撫でる。つい、うっとりつ見つめてしまう程の美しさ。「…そろそろ目を開けてもいいかい?」ハッとして放した筈の手には指が絡み唇が触れた。朝の挨拶を交わし「毎朝こうして欲しいな」などと言った彼はいつ頃から起きていたのだろう。
🍸「うっわもうこんな時間…○○ちゃん、俺っち……布団から出たくない〜!」寝かし付けて欲しいというリクエストに応えなから、自身もぐっすり眠っていた彼女。彼の声で目覚めた。そして彼は布団から出たく無いと強くしがみ付き駄々を捏ねる有り様。「やだぁ…○○ちゃんと一緒にいる〜!」“一緒に”と言うから、スーツを着るまで付きっきりで支度をさせる。「それじゃあ、行ってくるね…僕だけのプリンセス」相変わらずのキザな台詞よりも、手の甲へのキスにときめいた。
👔「起きないと…行かないと……ハゲ課長にまた怒られる…」山のようになった布団の中からぶつぶつと聞こえてくる。引き摺り出すのは忍びないが、彼が怒鳴られる様を思い浮かべ心を鬼にした。布団を捲ればいつにも増して草臥れた様子の彼。声を掛けるより先に「起きる、起きるよ…」との弱々しい言葉が。頑張ろうねと己にも言い聞かせ、2人は緩慢な動きで洗面所へ。腰に腕を回した彼からはリクエスト「夕飯、ハンバーグ食べたい」。
2️⃣「もうちょい…あと10……いや5分!」そう言うなり布団を被った彼は学校に行く気は無いのだろう。15分、30分と時は流れて行く。起きないのかと再度問えば小さな声で「うん」と聞こえた。「一緒に休んじゃおうよ」大学生の彼女は今日は午後から。とろんとした瞳に釣られ布団に潜れば、嬉しそうに手に手が絡む。「…俺も早く大人になりたい」大人になったらもっと、いつまでも寝てちゃいけないのにね。
3️⃣「学校?……休みます」そして再び布団に潜った彼。行かなきゃダメだよ〜と隣に潜り込んだ。「なっなんです…?」真っ赤になりながら目を逸らす彼。照れる姿が愛らしく、頬を突いては鬱陶しがられを繰り返す。「…わっわかりました!起きますから!もう!や、やめて下さい!」彼は勢いよく起き上がった。布団が捲られ寒い為抱き着けば、頬は再び赤らんだ。「なんなんですか!もう!あっ貴女も学校…行ってください!」
🐴「たまにはいいだろ…もうちょい寝かせろよ」一度起き上がり、そのまま彼女を抱いて寝転んだ彼。すっかり羽交い締めにして放す気配は微塵もない。脚と脚が絡み、朝だというのに高揚してしまう。「…ンだよ、欲しいのか?」眠たげな声は甘ったるく耳元に近付き、耳たぶをひと噛み。そのまま首筋に唇を落とし吸い付いた。「これで大人しくしてろよ。俺様はもう少し寝る」静かな寝息と鼓動に安心し惰眠を貪ってしまった。
🐰「あー…起きる起き……おいやめろ!布団を剥ぐな!おい!!」冬場だというのにパンツ1枚で寝ている自分も悪いと思う。服着たら、と手近にあったパーカーを投げ渡した。「おいこれお前のじゃねぇか」それを着た姿があまりに滑稽で吹き出せば、彼はそれを脱ぎ捨て布団を被った。「起きねぇ。今日はもう布団から出ねぇ」彼が拗ねるなど珍しい。様子を窺おうと布団を捲れば、狙っていたかのように唇を奪われた。
🐦「朝か……否、もう少し…日の出も遅い季節だからな………まだ朝ではない」規則正しい生活を送っている彼でさえ寒い時は寒いし、眠い時は眠いのかと親近感を覚えた。完璧超人でもなく、ちゃんと人なのだと。「○○も今少し眠ってはどうだ?温かいぞ」布団を捲った彼はポンと自身の隣を叩く。招かれるがまま、そこに寝転べば愛おしそうに抱き締められた。彼女の遅刻へのタイムリミットは刻一刻と進んでいく。
🍭「んー…無理……」布団から顔も出さずに低い声で答えた彼。起きる気配は全く無い。幸い休日だしまあいいかと放っておいた。リビングでテレビを見ながらコーヒーを飲んでいると寝室から眠たげな様子の彼が。ドサっとソファに腰を下ろし、そのまま膝枕に移行。「…ねーむーいー」部屋で寝ていればいいのに、と思ったが「○○ちゃんとこがいいの」なんて言葉が聞こえ、布団の代わりに沢山甘やかしてあげることにした。
📚「小生、生涯此処に住まおうかと…貴女もご一緒にどうです?」ご一緒にと言いつつ布団に空きを作る気配はない。一人で気持ち良さそうに眠りやがって!という気持ちで思い切って隣に失礼してみた。「えっあっ…ちょ、ちょっと待ってください…小生、心の準備が……」嘘だとしてもちょっと可愛らしかったので、可愛いついでに唇を奪ってみた。「…小生、ドキドキしてしまいます」言葉とは裏腹に余裕そうである為、朝からイジワルでもしてみようか。
🎲「っだー!無理無理無理!寒い!眠い!無理!」凄く元気だし、きっと寒くないし、そこまで眠くもないのだろう。けれど布団を手放す気配は無い彼。わがまま言わないの、と布団を引き剥がせば雨に濡れた捨て猫のような目で見つめてくるので手が止まってしまった。「…っざーす!もうちょい寝るわ!あ、お前も寝る?」グイと腕を引かれ胸許へ。たしかにこの心地良さからは解放されたくない。
💉起きて来ない彼の寝室へと足を運び声を掛けたが「ん…待って……」と眠そうな声が返ってきただけで目を覚ます気配はない。遅刻しますよと言いつつ布団を捲り寝顔を拝見。そっとその頭を膝に乗せ髪を撫でる。つい、うっとりつ見つめてしまう程の美しさ。「…そろそろ目を開けてもいいかい?」ハッとして放した筈の手には指が絡み唇が触れた。朝の挨拶を交わし「毎朝こうして欲しいな」などと言った彼はいつ頃から起きていたのだろう。
🍸「うっわもうこんな時間…○○ちゃん、俺っち……布団から出たくない〜!」寝かし付けて欲しいというリクエストに応えなから、自身もぐっすり眠っていた彼女。彼の声で目覚めた。そして彼は布団から出たく無いと強くしがみ付き駄々を捏ねる有り様。「やだぁ…○○ちゃんと一緒にいる〜!」“一緒に”と言うから、スーツを着るまで付きっきりで支度をさせる。「それじゃあ、行ってくるね…僕だけのプリンセス」相変わらずのキザな台詞よりも、手の甲へのキスにときめいた。
👔「起きないと…行かないと……ハゲ課長にまた怒られる…」山のようになった布団の中からぶつぶつと聞こえてくる。引き摺り出すのは忍びないが、彼が怒鳴られる様を思い浮かべ心を鬼にした。布団を捲ればいつにも増して草臥れた様子の彼。声を掛けるより先に「起きる、起きるよ…」との弱々しい言葉が。頑張ろうねと己にも言い聞かせ、2人は緩慢な動きで洗面所へ。腰に腕を回した彼からはリクエスト「夕飯、ハンバーグ食べたい」。