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#hpmiプラスまとめ(201811)

吸血鬼な彼氏/♡

2018/11/30 22:35
1️⃣「今日、いい?」彼が求めているのは身体ではなく血液だ。そう解っているのに疼く下腹部。首筋に立てられた牙から慣れた様子で体内に血が取り込まれていく。鳩尾辺りに回されていた腕に込められた力。つい、身を捩らせる。牙の抜ける感覚には少しだけ名残惜しさを感じた。「…なーに?欲しくなっちゃった?」優しい物言いをしながらも、下の方へと伸びた指は意地悪く、そしていやらしく、服の上から秘部に触れた。「ご褒美っつーことで…優しくするから、な?」

2️⃣「ごめ…今日……我慢出来ない」身体にしがみ付くが早いか、首筋から血液を飲み干していく彼。痛いような、気持ち良いような、不思議な感覚に甘い吐息を漏らす。「…痛かった?」熱い吐息が首筋に触れ、つい、彼の身体を求めてしまった。「え……あの…○○ちゃん?待っ…」自分の血液はこんな味なのかと思いながら舌を絡め、二郎ばかりズルいと告げた。「わ、わかったよ…わかったから……その…そ…そこ、グリグリすんの止めて?」

3️⃣「貴女がどうしてもって言うなら…」とろんとした瞳で背後から首筋にソッと牙を立てた彼。限界だったくせに、強がりなのだ。「ん……」キスにも似た声が耳元で聞こえ落ち着かない。彼はどんな顔をしているのだろう。振り向こうと顔を傾ければ「…やめ……見ないで…」などとらしくない答えが返ってきた。一頻り満たされた彼は「ありがとうございました」と申し訳なさげに呟いて身を預ける。「……シたい、でしょう?」自分がシたいのだと、素直になればよいものを。


🐴「悪りぃな…さっさと終わらせる」まるで性欲を処理するかのように事務的に済ませた彼。平然とした面持ちで唇の血を拭う。「…あンだよさっきから、ジロジロ見んな」血を拭う姿が色っぽかったと素直に言えば鼻で笑われ、唐突に濃厚なキスをされた。先程と同じように、今度は唾液を拭った彼。それよりも、恥ずかしいことに今のキスで濡れてしまった部分をどうにかしてほしい。脚をモゾモゾとさせアピールしてみれば「…おい、お前今ので」くつくつと笑い始めた彼。呆れたような嬉しいような、なんとも言い難い表情で服に手を掛けた。「しょうがねぇ奴」優しい唇といやらしい指は同時に降りかかる。

🐰「…あ?美味いに決まってんだろ」飲み終えても何も言わない彼に対し、美味しくなかったかと問えば半ギレ気味に返された。距離を詰められ軋むベッド。「それとも、こっちの方が美味いのが出せんのか?」胸に当てられた手をセクハラですと払いのけたが、敢え無くそのまま組み伏せられてしまった。見下ろす真剣な顔から思わず目を逸らせば「…まあ、出ねえもんな」と不意に笑いだす彼。喜怒哀楽のスピードが激しいのは満月のせいだろうか。否、吸血鬼には関係ないはずだ。ばか、と胸倉を掴み唇を奪った。「へぇ…面白えことも出来んじゃねえか」

🐦「…何物にも変え難い美味だ」必要最低限の血を摂取し、優しい笑みを溢した彼。本当に足りたのかと問うたが「無理するな」の一点張り。そちらこそ無理しているのではと思うが、一先ず大人しく従ったおいた。「…ところで、もう一つ頼まれてほしいのだが」何なりと受け入れるつもりだが察しはつく。食欲の代わりに性欲を満たしたいのだ。血液を奪われるよりも害はなく、寧ろメリットでさえあるのだから歓迎ではあると彼は知らない。聞くまでもなく膝に跨れば「良い子だな」と唇を塞がれた。


🍭人工物の血液を代替としている彼に、自身の物よりも好みなのだろうと悪態を吐いた。「んー?君のが一番美味しいよ?」パックを放り投げ唇を奪われれ、血液のような味が口内に広がっていく。「ね?美味しくないでしょ?」味なんて全くわからなかったが、これだけのキスで感じてしまったなど悟られたくはなく適当に流す。恐らく、バレバレではあるけれど。「…そ・れ・よ・り。僕が欲しくない?」わざとらしい言葉と共に倒れ込み、長い夜を楽しみ尽くした。

📚「仕方ないですねぇ。頂いて差し上げましょう」人のことを変態のように扱うなと小突いてやりたいが、首筋はヒトの性感帯のひとつ。唇が触れ舌が這い、牙を立てられては力も抜けていく。「まだまだこれからでしょう?しっかりして下さいな」腹部に腕が回り、支えられるようにして血液がどくどくと奪われていく。吸われた感覚に声を漏らせば、回されていた腕にはより力が込められる。「…よく我慢出来ましたね。良い子だこと」重ねられた唇からは血の味が。良い子へのご褒美にと求めれば、驚きを浮かべたのち笑みが溢れた。「淫乱な悪い子には、小生、容赦しませんよ」

🎲「悪り…痛かったら言ってな?」吸血衝動を抑えきれなくなった彼に首筋を差し出す。普段の無遠慮な様からは想像もつかない程に優しい所作で淡々と血を奪う彼。怯える彼女に気を使い、手に手を絡め落ち着かせるなど、やはりこれも昼間の様子との振り幅が大きい。「……ありがと。もう大丈夫」傷口をひと舐め。ぞくりと走る妙な快感。おずおずと口にした夜の誘い。彼は優しく微笑み「そだよな。御礼くらいしないとな」と、楽しげに瞳の奥をギラつかせた。


💉「ごめんね、本当に」医者である彼が血を主食とする生き物であるなど誰が思おうか。衣服を脱ぎ捨て、何処からでもどうぞと言わんばかりに身を差し出す。「ここまで求めてはいないのだけど」と思わず吹き出した彼に対し、自身が欲しいのだと言い返した。忽ち彼は真剣な表情を浮かべ「じゃあ…いっぱい貰おうかな」とその身に手を伸ばす。蕩けていく脳内は、愛撫なのか食事なのか、判別出来ずにされるがまま。「そろそろこっちも…いい?」スッと伸びた指は敏感な部分に触れ、返事を待たに侵入し、淫らな音を立て掻き回す。「君は本当にイイ子だね」こんな快感が続いては身が持たない為、以後、同時進行は禁止とした。

🍸「あの…えと……いただき、ます…」背後から肩を掴み牙を突き立てた彼。目に涙を浮かべ彼女から血を奪う。少し吸っては「大丈夫?」と確認し、少しずつ腹を満たしていく。「痛くなかった?…俺っち上手くないから……」上手だったと頭を撫でれば、気持ち良さそうに目を細める。そんな彼にふとお願いした、首筋から得てしまった劣情を慰めて欲しいと。「えっ…お、俺っちそんなに上手だった?いや〜照れちゃうな…えへへ」空元気を受け止め再びその身を委ねる。「こっちもその…ぶっちゃけ下手なんだけど……が、頑張るね?」

👔「ごめん、本当にごめん。すぐ終わらせるから、痛くしないから」毎度のことだというのに、毎度申し訳なさそうにする彼。別にいいのにと思うけれど、口にしたところで彼の心は癒されはしないのだろう。正面から抱くようにして肩口から血を吸う彼は、情事の様子を連想させる。そっと腰に手を回せば「痛かった?!」と急ぎ顔を上げた。真っ赤になりながら疼きを伝えれば、釣られて顔を赤くする彼。「ちょい…待ってて……」早々に食欲を満たし、彼女の性欲に向き合う。「は、恥ずかしいことじゃ…ないから……その…生理現象、だし…」服の中に伸びた手は背中へと周り、慣れた手つきで防御を解いた。

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