#hpmiプラスまとめ(201811)
(下着が上下で違うから)今日は無理!/♡
2018/11/20 17:461️⃣「えっ…あー……そう…そんなこともあるよな、うん」胸に這わせていた手を引っ込め、気まずそうに後頭部を掻き毟る。服の上からなら…と彼女に提案され「…もしかして太ったの?」。太っていないと言い切れはしないが、良い気分はしなかったのでムッとしてお預けを決める彼女。「待って待ってごめん!待って!○○ちゃんならなんでもいいです!……待てって」ぎゅっと羽交い締めにして、そのままズルズルとベッドへ。「しないけど、一緒に寝よ?…一郎くんは偉いから、ちゃーんと我慢しますよ?」まだ陽の高い時間から添い寝など、なんて贅沢なのだろう。「なー。ホントはなんで?……もしかしてお腹痛い?」彼の腕の中に収められ微睡みつつ、下着が…と話した。「あー……でもお前がやなんじゃしょうがないよな…俺?俺は別に気にしない」再び抱き締められ、硬いモノが当たるのを感じた。
2️⃣「お、おう……」まじ?俺、もしかして下手だった?的な狼狽。でもここは予防線「もしかして痛かった…?」。そういやネットの情報でも、胸は揉まれても痛いだけ…なんて書いてあったっけ。彼女は否定してくれたものの、やはり今日は駄目だと言う。「……なんで?」すっかりその気になった我が子はどうしてくれよう。彼女は頬を赤らめながら言った、下着が上下で違うのだと。「そ、そっか…?」そんなこと気にしないのに、とは言えなかった。がっついているようで恥ずかしいから。ちなみに代わりの「……でもどうせ脱ぐんだし」という言葉もそれはそれで彼女の反感を買った。女ってよくわかんねぇなと思いつつ、慰める為に部屋を出ようとすれば彼女に袖を引かれる。「……も、もしかして…手伝ってくれんの?」真っ赤になって頷く彼女に、下半身はよりテンションを上げたなど本人には言えまい。
3️⃣「まあ…昨日もシましたもんね……?」そうですよね、疲れますよね…な雰囲気でちょっとしょんぼり。興味津々なお年頃だし、体力も有り余ってるし、大好きな彼女に触れたいし。「……触るだけでもダメ…ですか?」枕で口許を隠し、彼女を見つめる。潤むような瞳でジッと見つめられ、実は下着が…と折れる彼女。「……え?」女の子はそういうものなの!と言われ、仕方なく納得。いや、納得は出来ないけれど。不満げな彼を見兼ねた彼女は、絶対に脱がさないならなどと許可するが、そんなものは口約束。きっと守ってはもらえない。その場の雰囲気に流される、というのはよくあること。「え?いや……まあ…そりゃあ揃っているものだと思ってましたけど…ハァ?!えっち?!なんでそうなるんです?!し、CMとかアニメとかだってそうじゃない…ですか……!」
🐴「あ?」短く一言。諌めるような瞳に忽ち白状。あからさまに不機嫌になった彼。面倒なことになった…と思わなくもないが、子どものようで可愛らしい、というのもまた本音だ。「…なんで駄目なんだよ」そうは言いつつも無理矢理服を剥ごうなどとは一切しないところが流石。だが此方が眉間のシワに耐えられない。小さく溜息を吐き彼の膝に跨る。何を言うでもなく唇を重ね、舌が絡み合い響く淫な音。「……っ…結局誘ってんじゃねぇか」服の中に入り込んできた大きな手は秘部を探り当てピンポイントで攻め立てる。身体を預け、されるがまま。服に手が掛かったところで、せめて電気を消してほしいと提案した。上下でちぐはぐな下着を纏っていようと、それを無様だなどと思わない男だとわかっていても、それでもやっぱり完璧でありたい。「どんだけヤなんだよ」鼻で笑いながらも従ってくれる優しさを彼女は知っている。
🐰「…そうか」タバコに火を点けベランダへと出て行った彼。一人ベッドに残されぼんやり。こんなことで喧嘩?破局?マイナスなイメージばかりが湧き上がる脳内。彼は彼で、何かしただろうかと探れど心当たりはない。風を受けてふわふわとしているレースのカーテンが彼女を見え隠れさせる。まだ吸い始めて間もないタバコの火を消し、室内へと戻った。「すまん。全く心当たりがない」真剣な表情で何を言い出すのかと思えば、自分のせいであると考え込んでいたのか。実は…と告げれば彼はくつくつと笑う。「…そうか、俺の思い過ごしか」よかった、と小さく口付け。「俺は下着なんて気にしねぇけど…どうする?」頬に手を添え再びキス。答える間を与えてくれはしないのだから、さっさと抱いてしまえばいいのに。
🐦「なにか……してしまっただろうか…?」身体に触れていた手を放し真っ直ぐな瞳で彼女を見つめる。今日はちょっと、などと煮え切らない回答にモヤモヤ。ダメと言いつつも強くは否定しない彼女に再び纏わり付き、反応を見るが、やはり嫌がっているというわけでもなく余計に困惑。「…もしや、体調が良くないのか?」だとしたら、早急に寝付かせなければ。額に手を当てるがこちらも別段問題はなさそうだ。単純に嫌われたのかと胸を痛ませる。そんな彼の様子を察したのか理由を告げれば「……下着?」と彼は目を白黒させた。綺麗だとか美しいだとか、そう思ってもらいたいから。だからダメなのだと言えば「大切なのは外装ではなく中身だ」と唇を奪われた。そのまま押し倒されれば、美しい瞳からはもう目を逸らせない。「……やはり駄目…だろうか?」
🍭「さては君……上下の下着、バラバラでしょ」彼にはやっぱりバレバレ。「実はそんなこともあろうかと〜……似合いそうなの買っといたよ〜!」語尾に草が生えそうなほどに楽しそうな彼。ふざけているのかと思いきや、彼女好みのデザインをしっかりチョイスしているのは流石だ。「え?これ?ふつーに買ってきたけど?」そんなところも流石だとしか言えない。言われるがままに着替えを済ませ、いざベッドへ。「やっぱ似合うよ、最高に似合ってる」身に付けてみると予想以上にセクシーで、身の丈に合っていないとしか思えない。それを似合うだなんて、ただの性癖なのではと疑問が湧き上がる。「……違うからね?!僕の好みっていうか…たまにはこういうのも見たかったっていうか…」それを好みというのでは?と思ったが、たまにはいいかと思い直し甘い一夜を過ごした。
📚「おや。小生の何某を慰めてはくれないと?」背後から引っ付き、腰に回した手を離さずに喋るものだから、耳元に当たる吐息が妙にこそばゆい。「……ねぇ、なんで駄目なの?」声色を変えたその言い方には下腹部が疼いた。それを感じ取ったのか、本当はイヤではないと気付いているのか、徐々に胸元への愛撫を開始する彼。やめるように言っても聞き入れてはくれず、イヤらしい声と劣情ばかりが加速していった。「出来ないの?こんなになっているというのに?」そんなにしたのは誰なのか。最早駄々をこねるかのように、下着の上下が違うからヤダと言った。彼は驚いて目を丸くする。「そういうの、気にするタイプだったとは……存外可愛いところもあるのですね」目に涙を浮かべる彼女をそっと押し倒し、宥めるように唇を重ねた。「さて、どうしましょうか」
🎲「え〜〜〜〜〜〜。まあ…無理なんじゃしょうがねけえどぉ…」しょんぼりという言葉がばっちり当てはまる落胆っぷり。謝れば「お前は悪くねえ!」と言ってくれたが、実際のところは気を抜いた自身が悪い。だからきちんと説明した。「わっかんねぇなぁそれ…どうせ脱いじまうんだから……何着てたって一緒じゃねえのぉ?」ベッドに寝転がりうだうだ。どうやらただ寝かせる気も、眠る気もないらしい。仕方がないので相手をしようと傍に腰を下ろす。「え!なに!やっぱヤる気ンなった?!」ガバッと起き上がった彼には耳と尻尾の幻覚が見えそうだ。強い力で抱き寄せられ、待ち切れないかのように唇が重なる。舌を絡めながらも手は服の中へ。そこはダメ、と言いたいが何もかもが抗えない。「……な、いいだろ?」欲しくて堪らないという彼の様子に負け、あっさりと受け入れてしまった。甘え上手は何かとズルい。
💉「私は下着の相違なんて気にしないよ?」でも私は気にします、の一点張りな彼女。だって、美しく在りたいじゃない。相手はこの人だし。そう考えれば、性欲に打ち勝つなどは容易かった。「……そう。私の気持ちよりも自分が如何に美しいかが大切なのだね」突き放すような物言いに慌てて喰いつけば「じゃあいいじゃない。私の要望に応えてくれたって」と、今度はなんとも大人気ない。もしかしてこれは、甘えたい気分というものだろうか。歳上男性、しかも医師。そういうのは得意ではないのかもしれない。本当に気にしないのかと、小さな声で問うた。「大好きな君のことだもの。どんな姿だろうと愛しいよ」意を決して受け入れれば、衣服を剥がされ忽ち露わになる肌色。幻滅を恐れ、上下共に目に触れる面積を減らそうと身を捩らせた。「…ダメ、ちゃんと見せて。……良い子だね」優しい声に誘われ、いつも通り甘く交わる。やはり、重要なのは中身だ。
🍸「俺っち何かしちゃった?!」大きな瞳に溜まる雫。わなわなと肩を震わせ、シーツに水滴が染み込んだ。慌てて説明すれば「…そうなんだ?」とあまり理解していない様子。「でも……俺っち気にしないよ?」まだ少しぐすぐすと音を立てているが落ち着きを取り戻し、好奇心旺盛といった様子で求めてくる。終いには「どんななの?見せて?」と纏わり付いてくる始末。恥ずかしいから嫌だと言う彼女と、お願い!と頼み込む彼の攻防。まあ、彼に甘い彼女のことだから、恥じらいながらも脱いでしまうのだけれど。散々裸を見られているとはいえ、こうもじっくり見られてはやりづらい。そこで彼に脱がせてほしいと提案した。「お、おお、俺っちが?!」辿々しい手によって剥がされていく衣服。上はもう、ブラ一枚。「さ、触っても…いい……?」モゾモゾとしながら真っ赤になって問う彼を、蔑ろになど出来ようか。
👔「え…………」ヤる気満々の下半身は矛先を失い疼き出す。けれど彼女とて我慢したのだ、ここは彼にも我慢してほしい。「なんで駄目…なの?」せめて感触だけでもと胸部に手を伸ばす。ふわりとした心地よさは正に安心感。断られたことへの悲しみは和らいだ。拒否されないのをいい事に、行為は徐々にエスカレート。最早前戯宛ら、温かな手は直に胸に触れ、骨張った指は秘部に伸び、室内には2人の熱い息遣いがイヤらしく木霊する。「あっ……ごめ…つい……」なにが“つい”なのかと聞きたくなる程に空気を作られ、身体もその気にされ、拒もうとしなかった己を憎んだ。彼も彼で、お得意の自己嫌悪真っ最中。身体中が彼を求めているというのに、我慢など出来るはずもない。恥をかなぐり捨て、自ら衣服を剥いだ。下着には目を瞑り抱いてほしいと言えば「……ったりまえだろ」との返答。視覚的効果の役割を果たせなかったそれらはさっさと剥ぎ取られ、肌と肌で何度も触れ合った。
2️⃣「お、おう……」まじ?俺、もしかして下手だった?的な狼狽。でもここは予防線「もしかして痛かった…?」。そういやネットの情報でも、胸は揉まれても痛いだけ…なんて書いてあったっけ。彼女は否定してくれたものの、やはり今日は駄目だと言う。「……なんで?」すっかりその気になった我が子はどうしてくれよう。彼女は頬を赤らめながら言った、下着が上下で違うのだと。「そ、そっか…?」そんなこと気にしないのに、とは言えなかった。がっついているようで恥ずかしいから。ちなみに代わりの「……でもどうせ脱ぐんだし」という言葉もそれはそれで彼女の反感を買った。女ってよくわかんねぇなと思いつつ、慰める為に部屋を出ようとすれば彼女に袖を引かれる。「……も、もしかして…手伝ってくれんの?」真っ赤になって頷く彼女に、下半身はよりテンションを上げたなど本人には言えまい。
3️⃣「まあ…昨日もシましたもんね……?」そうですよね、疲れますよね…な雰囲気でちょっとしょんぼり。興味津々なお年頃だし、体力も有り余ってるし、大好きな彼女に触れたいし。「……触るだけでもダメ…ですか?」枕で口許を隠し、彼女を見つめる。潤むような瞳でジッと見つめられ、実は下着が…と折れる彼女。「……え?」女の子はそういうものなの!と言われ、仕方なく納得。いや、納得は出来ないけれど。不満げな彼を見兼ねた彼女は、絶対に脱がさないならなどと許可するが、そんなものは口約束。きっと守ってはもらえない。その場の雰囲気に流される、というのはよくあること。「え?いや……まあ…そりゃあ揃っているものだと思ってましたけど…ハァ?!えっち?!なんでそうなるんです?!し、CMとかアニメとかだってそうじゃない…ですか……!」
🐴「あ?」短く一言。諌めるような瞳に忽ち白状。あからさまに不機嫌になった彼。面倒なことになった…と思わなくもないが、子どものようで可愛らしい、というのもまた本音だ。「…なんで駄目なんだよ」そうは言いつつも無理矢理服を剥ごうなどとは一切しないところが流石。だが此方が眉間のシワに耐えられない。小さく溜息を吐き彼の膝に跨る。何を言うでもなく唇を重ね、舌が絡み合い響く淫な音。「……っ…結局誘ってんじゃねぇか」服の中に入り込んできた大きな手は秘部を探り当てピンポイントで攻め立てる。身体を預け、されるがまま。服に手が掛かったところで、せめて電気を消してほしいと提案した。上下でちぐはぐな下着を纏っていようと、それを無様だなどと思わない男だとわかっていても、それでもやっぱり完璧でありたい。「どんだけヤなんだよ」鼻で笑いながらも従ってくれる優しさを彼女は知っている。
🐰「…そうか」タバコに火を点けベランダへと出て行った彼。一人ベッドに残されぼんやり。こんなことで喧嘩?破局?マイナスなイメージばかりが湧き上がる脳内。彼は彼で、何かしただろうかと探れど心当たりはない。風を受けてふわふわとしているレースのカーテンが彼女を見え隠れさせる。まだ吸い始めて間もないタバコの火を消し、室内へと戻った。「すまん。全く心当たりがない」真剣な表情で何を言い出すのかと思えば、自分のせいであると考え込んでいたのか。実は…と告げれば彼はくつくつと笑う。「…そうか、俺の思い過ごしか」よかった、と小さく口付け。「俺は下着なんて気にしねぇけど…どうする?」頬に手を添え再びキス。答える間を与えてくれはしないのだから、さっさと抱いてしまえばいいのに。
🐦「なにか……してしまっただろうか…?」身体に触れていた手を放し真っ直ぐな瞳で彼女を見つめる。今日はちょっと、などと煮え切らない回答にモヤモヤ。ダメと言いつつも強くは否定しない彼女に再び纏わり付き、反応を見るが、やはり嫌がっているというわけでもなく余計に困惑。「…もしや、体調が良くないのか?」だとしたら、早急に寝付かせなければ。額に手を当てるがこちらも別段問題はなさそうだ。単純に嫌われたのかと胸を痛ませる。そんな彼の様子を察したのか理由を告げれば「……下着?」と彼は目を白黒させた。綺麗だとか美しいだとか、そう思ってもらいたいから。だからダメなのだと言えば「大切なのは外装ではなく中身だ」と唇を奪われた。そのまま押し倒されれば、美しい瞳からはもう目を逸らせない。「……やはり駄目…だろうか?」
🍭「さては君……上下の下着、バラバラでしょ」彼にはやっぱりバレバレ。「実はそんなこともあろうかと〜……似合いそうなの買っといたよ〜!」語尾に草が生えそうなほどに楽しそうな彼。ふざけているのかと思いきや、彼女好みのデザインをしっかりチョイスしているのは流石だ。「え?これ?ふつーに買ってきたけど?」そんなところも流石だとしか言えない。言われるがままに着替えを済ませ、いざベッドへ。「やっぱ似合うよ、最高に似合ってる」身に付けてみると予想以上にセクシーで、身の丈に合っていないとしか思えない。それを似合うだなんて、ただの性癖なのではと疑問が湧き上がる。「……違うからね?!僕の好みっていうか…たまにはこういうのも見たかったっていうか…」それを好みというのでは?と思ったが、たまにはいいかと思い直し甘い一夜を過ごした。
📚「おや。小生の何某を慰めてはくれないと?」背後から引っ付き、腰に回した手を離さずに喋るものだから、耳元に当たる吐息が妙にこそばゆい。「……ねぇ、なんで駄目なの?」声色を変えたその言い方には下腹部が疼いた。それを感じ取ったのか、本当はイヤではないと気付いているのか、徐々に胸元への愛撫を開始する彼。やめるように言っても聞き入れてはくれず、イヤらしい声と劣情ばかりが加速していった。「出来ないの?こんなになっているというのに?」そんなにしたのは誰なのか。最早駄々をこねるかのように、下着の上下が違うからヤダと言った。彼は驚いて目を丸くする。「そういうの、気にするタイプだったとは……存外可愛いところもあるのですね」目に涙を浮かべる彼女をそっと押し倒し、宥めるように唇を重ねた。「さて、どうしましょうか」
🎲「え〜〜〜〜〜〜。まあ…無理なんじゃしょうがねけえどぉ…」しょんぼりという言葉がばっちり当てはまる落胆っぷり。謝れば「お前は悪くねえ!」と言ってくれたが、実際のところは気を抜いた自身が悪い。だからきちんと説明した。「わっかんねぇなぁそれ…どうせ脱いじまうんだから……何着てたって一緒じゃねえのぉ?」ベッドに寝転がりうだうだ。どうやらただ寝かせる気も、眠る気もないらしい。仕方がないので相手をしようと傍に腰を下ろす。「え!なに!やっぱヤる気ンなった?!」ガバッと起き上がった彼には耳と尻尾の幻覚が見えそうだ。強い力で抱き寄せられ、待ち切れないかのように唇が重なる。舌を絡めながらも手は服の中へ。そこはダメ、と言いたいが何もかもが抗えない。「……な、いいだろ?」欲しくて堪らないという彼の様子に負け、あっさりと受け入れてしまった。甘え上手は何かとズルい。
💉「私は下着の相違なんて気にしないよ?」でも私は気にします、の一点張りな彼女。だって、美しく在りたいじゃない。相手はこの人だし。そう考えれば、性欲に打ち勝つなどは容易かった。「……そう。私の気持ちよりも自分が如何に美しいかが大切なのだね」突き放すような物言いに慌てて喰いつけば「じゃあいいじゃない。私の要望に応えてくれたって」と、今度はなんとも大人気ない。もしかしてこれは、甘えたい気分というものだろうか。歳上男性、しかも医師。そういうのは得意ではないのかもしれない。本当に気にしないのかと、小さな声で問うた。「大好きな君のことだもの。どんな姿だろうと愛しいよ」意を決して受け入れれば、衣服を剥がされ忽ち露わになる肌色。幻滅を恐れ、上下共に目に触れる面積を減らそうと身を捩らせた。「…ダメ、ちゃんと見せて。……良い子だね」優しい声に誘われ、いつも通り甘く交わる。やはり、重要なのは中身だ。
🍸「俺っち何かしちゃった?!」大きな瞳に溜まる雫。わなわなと肩を震わせ、シーツに水滴が染み込んだ。慌てて説明すれば「…そうなんだ?」とあまり理解していない様子。「でも……俺っち気にしないよ?」まだ少しぐすぐすと音を立てているが落ち着きを取り戻し、好奇心旺盛といった様子で求めてくる。終いには「どんななの?見せて?」と纏わり付いてくる始末。恥ずかしいから嫌だと言う彼女と、お願い!と頼み込む彼の攻防。まあ、彼に甘い彼女のことだから、恥じらいながらも脱いでしまうのだけれど。散々裸を見られているとはいえ、こうもじっくり見られてはやりづらい。そこで彼に脱がせてほしいと提案した。「お、おお、俺っちが?!」辿々しい手によって剥がされていく衣服。上はもう、ブラ一枚。「さ、触っても…いい……?」モゾモゾとしながら真っ赤になって問う彼を、蔑ろになど出来ようか。
👔「え…………」ヤる気満々の下半身は矛先を失い疼き出す。けれど彼女とて我慢したのだ、ここは彼にも我慢してほしい。「なんで駄目…なの?」せめて感触だけでもと胸部に手を伸ばす。ふわりとした心地よさは正に安心感。断られたことへの悲しみは和らいだ。拒否されないのをいい事に、行為は徐々にエスカレート。最早前戯宛ら、温かな手は直に胸に触れ、骨張った指は秘部に伸び、室内には2人の熱い息遣いがイヤらしく木霊する。「あっ……ごめ…つい……」なにが“つい”なのかと聞きたくなる程に空気を作られ、身体もその気にされ、拒もうとしなかった己を憎んだ。彼も彼で、お得意の自己嫌悪真っ最中。身体中が彼を求めているというのに、我慢など出来るはずもない。恥をかなぐり捨て、自ら衣服を剥いだ。下着には目を瞑り抱いてほしいと言えば「……ったりまえだろ」との返答。視覚的効果の役割を果たせなかったそれらはさっさと剥ぎ取られ、肌と肌で何度も触れ合った。