#hpmiプラスまとめ
「私のこと、嫌いになっちゃった?」的なアレ。
2019/06/01 15:481️⃣「は?」あたかも機嫌の悪そうな声が出てしまい彼は慌てて続ける「何言ってんの。好きに決まってんじゃん」。手を握り目を見つめるも視線は合わず、不安な気持ちが手に篭った。「…寧ろ……俺のこと、嫌いになった?」あろう事か込み上げる涙。今度は彼女が間の抜けた声を出す。即座に合点がいった2人はただのすれ違いであると察した。目を合わせたのちクスクスと笑い合って一件落着。「ったく…人騒がせだな、お互い」
2️⃣「何その少女漫画みたいなセリフ」顔を近付け目を見つめ、意を決してキスをした。この前見たアニメを思い出しての行動だ。「こ、これじゃ不満…?」彼女の頬が赤く染まり、手がそっと重なった。そんな空気とは裏腹に、精一杯の甘さを絞り出したが故、彼には羞恥心が生まれている。黙ったままの彼女から不意に離れる彼。「い、いーだろこれで。それとも…まだわかんねーの?」ムッとした表情は寧ろ彼がヒロインかのようだ。「……き、嫌いになるわけねぇだろ、バカ!」
3️⃣「どうしてそうなるんです?」溜息混じりに本を置く。最近冷たいと不満気に涙を浮かべている彼女。気まず気な表情を覗かせたのち彼はポツりと言葉を紡いだ。「好きですよ。でも…その…………あんまりデレデレしていたら……僕ばかりが好きみたいで…その……癪じゃないですか」赤い顔で目を逸らし、彼女とは目を合わせない。その姿があまりにも愛おしく、勢い良く抱き着く彼女。「わっ!ちょ…や、やめて下さい」言葉とは裏腹に、手を掴み離す気配は全くない。
🐴「ンなわけねーだろ……何かあったのか?」少し暗い空気を察したのか、スッと隣に移動した彼。寂しいと告げれば「これでいいか?」とすっぽり腕に納められてしまった彼女。温もりと鼓動が心地良く、ぎゅっと抱き着けば思わず涙が溢れ彼のシャツを濡らした。「……お前、ホントに大丈夫かよ」頭に触れる大きな手。伝わる温もりが与えてくれる安心感。頷くだけで精一杯の彼女に、彼は優しく唇を落とした。小さな溜息と共にソファに埋もれ、虚ろな心をコーキング。
🐰「お前なぁ…嫌いな女と一晩過ごすと思うか?あ?」眉間の皺が深く溝を作る。馬鹿なことを聞いてしまったと反省するも、彼女の胸中のモヤモヤは消えていない。「なんだよ、その顔は」頬に手が伸び優しく触れた。ふわりと重なる唇からは、よく知った煙草の味。妙に安らぎを与えてくれるその味を求め舌を絡める。手はいつの間にか腰に回され身体は密着、逃げ場はない。「……これでもまだ…………自分が嫌われたなんて思えるのか?」 言葉とは違い、優しい唇が額に触れた。
🐦言っている意味がわからない、とでも言いたげな表情を浮かべた彼。ほんの一瞬のはずが永遠にさえも感じた。「……だとしたら、どうする?」悪戯っぽい笑み。揶揄われているのだと察するも、嘘であろうと“好き”と言われたかった身としては気が気でない。緩んだ涙腺は敢え無く雫を零し、それは頬を伝った。「すまない。少々意地悪が過ぎたようだ」後頭部を覆う大きな手。貪り合うように唇が重なった。「この様なことを言わせてしまうとは…小官もまだまだだな」
🍭「何それ面白くなーい。つっっっっまんない事言ってないで目閉じて」目が閉じられることなど待ちはせず、グッと押し倒して唇を塞いだ。彼の表情から気持ちは読み取れない。嫌われていなかったとしても、今の一言が墓穴を掘ったのではなかろうか。「たしかに僕は好きじゃない相手ともキスできるけど、君のことはちゃんと好きだよ…って言っても伝わんないよね」少しだけ困ったような表情。「付き合うって難しいなー。ねえ、どうしたら大人しく僕の傍に居てくれる?」
📚「な…………何故…そのような事を仰るのです…?もしや、貴女の方こそ妾の事がお嫌いに………」はぐらかす彼をジッと見つめれば、彼は根負けしたのか目を逸らす。「嫌いになるわけないでしょう…」頬を染め、照れたようなムッとしたような表情を見て満足した彼女。嘘じゃないよね?と迫れば顎に手を添えられ唇が交わる。「わがままなお姫様ですね」どちらに言ったのかはわからないが、お互い様なのだろう。「……ほら、頼りない小生の膝下へいらっしゃい」
🎲「あ?何言ってんだよお前。疲れてんの?」床に寝転がったままソファに座る彼女を見上げる彼。真面目に言ってんの〜と気怠げに返せば勢い良く起き上がった彼もソファに。「わかった!構ってほしいんだろ?だろ?俺ってやっぱ天才だな?!」嬉しそうに口角を上げた彼に押し倒された身体はソファに沈む。そんなことないと返しても彼は止まらない。触れるようなキスから始まり、求め合うように何度も舌を絡めた。「ほーら。俺がお前のこと、嫌いなわけがねぇだろ?」
💉「寂しい思い…させちゃったかな?……おいで」膝に招かれされるがまま、そっと彼に抱き着いた。密着すればするほど伝わる温もり。緩やかに響く心音。大きな身体と大好きな香りに包まれ居心地が良い。彼女が好きですと呟けば「私もだよ」と優しい声が頭上から降り注いだ。徐々に満たされていく心。ふと顔を上げれば、慈愛に満ちた瞳がすぐそこに。何も言わず唇が重なり、蕩けそうなほどに舌を絡ませ合った。「さて。続きは向こうでしようか?」溶かされた身と心では、当然抗えはしない。
🍸「は?……ハァ〜〜〜〜???なんでそんな事言うわけ?………もしかして…俺っちのこと嫌いになっちゃった?」怒るのかと思った矢先、雨に濡れた子犬のように萎んでしまった。本人さえも、自身のテンションの落差に取り残されたかのように茫然としている。「違うよね?嘘だよね?俺っち…捨てられたりしないよね?」縋るように、願うように、己に言い聞かせるように畳み掛ける。「俺っちが○○ちゃんのこと嫌いになるわけないじゃん」今にも崩れ落ちそうな彼を支え、謝罪を兼ねてキスをした。「……俺っちのこと、嫌いになんないよね?……ね?」
👔「え……」錯乱しているのか目が泳いでいる。そしていつものように独り言。「俺が?○○を嫌いになる…?寧ろ逆だろ……あぁ、逆なのか、そうか、ああ……俺がフラれるのか」。言葉は止まり、彼の瞳は揺らぎながらも彼女を見据えた。「俺、フラれるの?」零れ落ちない事が不思議なほどの涙を蓄え、弱々しく彼女の手を掴む。声にならない“やだ”は首を振るという形になって現れた。頬を伝う彼の涙が床を濡らす。すれ違いが招いた悲劇を現実としないが為に、優しく抱き締め何度も愛を唱えた。「俺がお前を嫌いになれるわけないだろ……お願い、信じて」
2️⃣「何その少女漫画みたいなセリフ」顔を近付け目を見つめ、意を決してキスをした。この前見たアニメを思い出しての行動だ。「こ、これじゃ不満…?」彼女の頬が赤く染まり、手がそっと重なった。そんな空気とは裏腹に、精一杯の甘さを絞り出したが故、彼には羞恥心が生まれている。黙ったままの彼女から不意に離れる彼。「い、いーだろこれで。それとも…まだわかんねーの?」ムッとした表情は寧ろ彼がヒロインかのようだ。「……き、嫌いになるわけねぇだろ、バカ!」
3️⃣「どうしてそうなるんです?」溜息混じりに本を置く。最近冷たいと不満気に涙を浮かべている彼女。気まず気な表情を覗かせたのち彼はポツりと言葉を紡いだ。「好きですよ。でも…その…………あんまりデレデレしていたら……僕ばかりが好きみたいで…その……癪じゃないですか」赤い顔で目を逸らし、彼女とは目を合わせない。その姿があまりにも愛おしく、勢い良く抱き着く彼女。「わっ!ちょ…や、やめて下さい」言葉とは裏腹に、手を掴み離す気配は全くない。
🐴「ンなわけねーだろ……何かあったのか?」少し暗い空気を察したのか、スッと隣に移動した彼。寂しいと告げれば「これでいいか?」とすっぽり腕に納められてしまった彼女。温もりと鼓動が心地良く、ぎゅっと抱き着けば思わず涙が溢れ彼のシャツを濡らした。「……お前、ホントに大丈夫かよ」頭に触れる大きな手。伝わる温もりが与えてくれる安心感。頷くだけで精一杯の彼女に、彼は優しく唇を落とした。小さな溜息と共にソファに埋もれ、虚ろな心をコーキング。
🐰「お前なぁ…嫌いな女と一晩過ごすと思うか?あ?」眉間の皺が深く溝を作る。馬鹿なことを聞いてしまったと反省するも、彼女の胸中のモヤモヤは消えていない。「なんだよ、その顔は」頬に手が伸び優しく触れた。ふわりと重なる唇からは、よく知った煙草の味。妙に安らぎを与えてくれるその味を求め舌を絡める。手はいつの間にか腰に回され身体は密着、逃げ場はない。「……これでもまだ…………自分が嫌われたなんて思えるのか?」 言葉とは違い、優しい唇が額に触れた。
🐦言っている意味がわからない、とでも言いたげな表情を浮かべた彼。ほんの一瞬のはずが永遠にさえも感じた。「……だとしたら、どうする?」悪戯っぽい笑み。揶揄われているのだと察するも、嘘であろうと“好き”と言われたかった身としては気が気でない。緩んだ涙腺は敢え無く雫を零し、それは頬を伝った。「すまない。少々意地悪が過ぎたようだ」後頭部を覆う大きな手。貪り合うように唇が重なった。「この様なことを言わせてしまうとは…小官もまだまだだな」
🍭「何それ面白くなーい。つっっっっまんない事言ってないで目閉じて」目が閉じられることなど待ちはせず、グッと押し倒して唇を塞いだ。彼の表情から気持ちは読み取れない。嫌われていなかったとしても、今の一言が墓穴を掘ったのではなかろうか。「たしかに僕は好きじゃない相手ともキスできるけど、君のことはちゃんと好きだよ…って言っても伝わんないよね」少しだけ困ったような表情。「付き合うって難しいなー。ねえ、どうしたら大人しく僕の傍に居てくれる?」
📚「な…………何故…そのような事を仰るのです…?もしや、貴女の方こそ妾の事がお嫌いに………」はぐらかす彼をジッと見つめれば、彼は根負けしたのか目を逸らす。「嫌いになるわけないでしょう…」頬を染め、照れたようなムッとしたような表情を見て満足した彼女。嘘じゃないよね?と迫れば顎に手を添えられ唇が交わる。「わがままなお姫様ですね」どちらに言ったのかはわからないが、お互い様なのだろう。「……ほら、頼りない小生の膝下へいらっしゃい」
🎲「あ?何言ってんだよお前。疲れてんの?」床に寝転がったままソファに座る彼女を見上げる彼。真面目に言ってんの〜と気怠げに返せば勢い良く起き上がった彼もソファに。「わかった!構ってほしいんだろ?だろ?俺ってやっぱ天才だな?!」嬉しそうに口角を上げた彼に押し倒された身体はソファに沈む。そんなことないと返しても彼は止まらない。触れるようなキスから始まり、求め合うように何度も舌を絡めた。「ほーら。俺がお前のこと、嫌いなわけがねぇだろ?」
💉「寂しい思い…させちゃったかな?……おいで」膝に招かれされるがまま、そっと彼に抱き着いた。密着すればするほど伝わる温もり。緩やかに響く心音。大きな身体と大好きな香りに包まれ居心地が良い。彼女が好きですと呟けば「私もだよ」と優しい声が頭上から降り注いだ。徐々に満たされていく心。ふと顔を上げれば、慈愛に満ちた瞳がすぐそこに。何も言わず唇が重なり、蕩けそうなほどに舌を絡ませ合った。「さて。続きは向こうでしようか?」溶かされた身と心では、当然抗えはしない。
🍸「は?……ハァ〜〜〜〜???なんでそんな事言うわけ?………もしかして…俺っちのこと嫌いになっちゃった?」怒るのかと思った矢先、雨に濡れた子犬のように萎んでしまった。本人さえも、自身のテンションの落差に取り残されたかのように茫然としている。「違うよね?嘘だよね?俺っち…捨てられたりしないよね?」縋るように、願うように、己に言い聞かせるように畳み掛ける。「俺っちが○○ちゃんのこと嫌いになるわけないじゃん」今にも崩れ落ちそうな彼を支え、謝罪を兼ねてキスをした。「……俺っちのこと、嫌いになんないよね?……ね?」
👔「え……」錯乱しているのか目が泳いでいる。そしていつものように独り言。「俺が?○○を嫌いになる…?寧ろ逆だろ……あぁ、逆なのか、そうか、ああ……俺がフラれるのか」。言葉は止まり、彼の瞳は揺らぎながらも彼女を見据えた。「俺、フラれるの?」零れ落ちない事が不思議なほどの涙を蓄え、弱々しく彼女の手を掴む。声にならない“やだ”は首を振るという形になって現れた。頬を伝う彼の涙が床を濡らす。すれ違いが招いた悲劇を現実としないが為に、優しく抱き締め何度も愛を唱えた。「俺がお前を嫌いになれるわけないだろ……お願い、信じて」