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#hpmiプラスまとめ

彼女から押し倒された/♡

2019/06/01 15:39
1️⃣「なんだなんだ〜?寂しいの?それとも…こうしてほしいの?」腕を伸ばしてキスをした。そのまま抱きし締め彼女ごと横を向く。「……この先…したい?したくない?」。前者ならば優しく。後者ならば残念そうにキスをしておしまい。絡む脚から伝わる温かさ。それはきっと、名残惜しさとか物足りなさとかそういうの。何もしないなんて許せない。「んで。こんなダイタンなこと、どこで覚えた?」ニヤリと跳ねた口角は意地悪く弧を描いている。

2️⃣「な、ななな、なに?!」経験の無さを剥き出しにして、赤くなりながら距離を取った。「ちょ、ちょい待って!」と突き出した手は狙いを定めていたかのように胸部へと伸びる。柔らかな感触によって更に染まる頬。動揺のあまり言語は成り立っていない。「違うからな?!今の違うから!いや、違くはない、かも…!?」焦りを隠せない彼の脚に跨った彼女は愉しそうに笑っている。目を逸らし呟く悪態「…………っざけんなよ」。口を尖らせながら言う「で……何もしてくんねーの?」。

3️⃣「珍しく積極的ですね」中学生とは思えぬ余裕っぷりに彼女の心拍数は逆に上昇。何か間違えたかと、スベっているかと冷や汗が流れる。ここまで来ては引き退ることも出来ず、彼の手を取り自身の胸部へ。ドキドキしてよと涙を浮かべながら呟けば「……ドキドキしてますよ」と表情が崩れた。バツの悪そうな2人の瞳が合わさる。そのまま、1分ほど過ぎただろうか。無言の空間を引き裂いたのは彼。「もしかして、僕の理性を試してます?……いいですよ、負けで」負けでいいから、君に触れたい。


🐴「へぇ?お前がしてくれんの?」予想通り余裕の姿。それに対し彼女も、してほしいの?と高圧的な態度。不毛な攻防は続く…かのように思われたが「どうしてもっつーならやらせてやるよ」との彼を放置して彼女はリビングへ向かおうとする。耐え難い屈辱。彼女の腕を引き、手首を掴み壁に追いやる。「ふざけてんのか、テメェ」余裕のなさが見て取れて、硬いモノが当たるのを感じて、彼女は満足気にベッドへ。「…初めからそうしとけ」そう言った彼の顔は心なしか赤い。

🐰「…で?その先はまだなのか?」とニヤリ。大人の余裕、だろうか。押し倒すところまでしか頭になかった彼女はしどろもどろ。とりあえず、いつも彼がしてくれるようにキスをした。「なんだ。それだけか…?」そう言いながら半身を起こした彼は唇を塞いだ。舌が絡まり腰に手が回る。「何度も教えてやったはずだが…まあ……解らないのならばいくらでも俺が教え込んでやろう」。優しく触れる大きな手は今日も暖かい。

🐦霊長類最強を謳う某女性であれば押し倒せたかもしれないが、一般女性には到底無理だ。空気など察するタイプであったかと不思議に思うほどに、彼は空気を読み自ら押し倒されてくれた。その勢いで彼女は胸板にダイブ。「大丈夫か?」と優しく、笑いながら抱き締められた。頭を撫でて、キスをして。散々飴を与えた彼は問う、「…それで、小官にどうしてくれようと思っていたのだ?」。わかっていて言っているのか、そうでないのか。判別はつかない。「それとも……何もないなら小官から頂くが…構わんな?」


🍭「ちょっとー!何すんのさー!」と楽しそうに彼は笑う。庭に出した小さなビニールプールで遊ぶ子どものようにはしゃいでみせる。たくさんキスをして戯れ合った。そしてたまには私が楽しませてあげるのと言い出した彼女。「えー?できるの〜?」と彼は笑う。余裕の笑みのまま、「じゃあシてもらおっかなー」。そうは言ったものの一向に進まず、彼は茶化し始める。「…ってホントにできるの?!緊張し過ぎじゃない?!いつもしてることじゃん、もー!泣かないの!」結局慰め、慰められる羽目に。

📚「おやおや、力の強いお嬢さんだ」ふわりと倒れ両の腕を伸ばした彼。全く本気にされていないことを察した彼女はむくれてそっぽを向く。一瞥したのち、バツが悪そうにキスをした。彼は頬を染め揶揄ったことを後悔。「……あ…ごめんなさい、初めからやり直します?」やり直さない旨を答えた彼女は再び唇を塞いだ。唇が離れると同時にグッと抱き寄せられ「今日はやけに積極的ですね?何かありました?」と彼は笑う。紡がれた、別に何もという言葉は嘘だ。「小生に嘘が通じるとでも?」。乱れたシーツを直し、2人布団に収まった。

🎲「な、なになに?!……あ…えと…………す、する?すんのか?」真っ赤になっている彼女を見て察した。まるでウブであるかのような態度を取った己をぼんやりと恥じる。彼女の瞳を見上げ優しく問うた、「俺がする?…それともしてくれんの?」。彼女も彼女で恥じらいながら、してほしいと回答。先までのウブな醜態は忽ち消失した。ニカっと笑う口許から白い歯が覗く。「んじゃー俺も頑張るわ」半身を起こした彼は唇を重ねる。腰に手が回る。熱い手が触れる。彼女は結局、今宵もされるがまま。


💉あまりにもあっさり押し倒せてしまい驚く彼女。細いから、きっとそう。自分の力がゴリラなわけではないと言い聞かせる。そして「何かしてくれるわけではないんですか?」という彼の言葉により現実に引き戻された。誤魔化すように、先生があまりにも綺麗だからなどと苦し紛れの本音を述べる。彼は笑みを浮かべながら言う、「ここでは先生、じゃないよね?」。名前で呼ぶと「よく出来ました」と一言。頭を撫でてキスして「じゃあ…○○ちゃんにはご褒美をあげないとね」。そうして今宵も戯れる。

🍸目を見開き驚いたのち涙目に。「あ…あの……ごめ…やっぱ俺っちじゃ……満足出来ない、よね…」経験の乏しい自分では彼女を満足させられていないだろう、常、頭を過っていた危惧。彼女は否定するが依然として彼の瞳は涙の膜に覆われている。ベッドに腰掛け頭を撫でて、触れるだけのキスをした。今日は無理かと腰を浮かせる。ぎゅっと掴まれた袖。「俺っち…が、頑張るから…しよ?」小さな、震えるような彼の声に彼女の心臓は跳ねた。母性?否、きっとただの愛情だ。ゆっくり、彼のペースで前へと進み、互いの皮膚に触れ合ったまま朝を迎えた。

👔「……マジか」押し倒されてキスをされた彼。積極的な行動への驚きと、それだけでこんなにも幸せが満ちるなんてという驚きとで目は泳ぐ。嫌だったかと彼女は急いで離れようとするが「待って」と腕の中に収めた。「こ、これってその…そういうこと、じゃないの?」誘ってる?とか、シたいの?とか。さらりと言える男だったら…と彼は夢想する。胸元に顔を近付けた彼女は言葉を肯定した。唾を飲み込みキスをして、柔らかな身体にそっと触れる。満ちる幸福、燻る劣情。手始めに再びキスをして、身体中に印を残した。「……上手、だろ?」カサついた指先はふわりと痕をなぞる。

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