#hpmiプラスまとめ
将来への不安から彼に隠れて婚活をしていた彼女
2019/03/02 13:061️⃣驚いた顔から一転悲しい表情に。「そう…だよな。お前から見たら俺なんてまだガキだし…仕事も不安定だし」俯きがちな瞳を一瞥するだけで彼が狼狽していることが見て取れる。彼女の謝罪を遮るように「成人するまで…待ってくれない?それでも不安なら、俺は潔く身を引く」。そんなこと言わないでよ、と今にも泣き出しそうな彼女を抱き締めてキス。「なら待ってて?ね?」縋るような瞳は妙に心を締め付けた。
2️⃣ポカンとした表情、暫し無言。「…まあ、俺高校生だし?お前…大学生だし?わかる…けどさ……いや、わっかんねーよ!そんな焦んなくていいじゃん!てか、俺としたらいいじゃん……け、結婚」顔が赤い。ごめんと呟き頭を撫でた彼女。お腹に手を回し距離を縮めた彼は弱々しく声を発する「馬鹿…」。こんなにも好かれているとは思っていなかった。所詮行き摩りの恋だと思っていた。彼女は驚いたまま何も言わずに温度を感じ取る。「結婚とか実感ねーけどさ…俺、○○ちゃんとなら、その……イイかなって思う、よ」
3️⃣「僕らの間に愛情はありますけど、まあ、法律的に見たら犯罪ですからね」予想通りのドライな反応。中学生と付き合っているだなんて勿論親には言えていない。色々悩んでいたなんてことをつい歳下の彼に零してしまった。情けない。落ち込む彼女に淡々と告げる。「じゃあ、いつまでなら待ってくれるんですか?僕が…僕が結婚できる年齢になれば……?」だが口調とは裏腹に珍しく目に涙を浮かべている彼。そのような姿を見ては彼女とて責任取らなくてはいけない気になってくる。「僕……貴女が他の男と結ばれるなんて…絶対にイヤですからね」
🐴驚きのあまり煙草を落した。「あっちぃ!!って、お前…婚活?!ざっけんな、さっさと退会しろ!パーティ?!ンなもん蹴るんだよ!」胸ぐらを掴んで乱暴に唇を奪う。「お前は俺様のモンだろうが…」煙草の味が口に広がって彼の香りに包まれる。細められた瞳は妙に哀しくて、自分の過ちを理解し早々に謝罪を述べた。「ったりめーだろ…お前しか有り得ねえ」濃厚なキスを何度も繰り返し、身体にも沢山の痕を遺す。
🐰明らかにブチ切れている。なのに口調は優しくて、それが逆に恐怖を煽る。「…で?良いお相手は見つかったんですか?」顎を掴まれ噛み付くようなキスをして「どうなんだ?」と細められた目が見下す。徐々に粗くなる口調に嫌な汗が止まらない。「俺よりもイイ男はいたのかって聞いてんだよ、オイ」答えを待たずに何度もキス。無言のままでいる彼女に「俺だけだって言えよ…言ってくれよ……」と縋り付き、抱き締めたまま離れず、そのまま朝を迎えた。
🐦「こんかつ…?」何だそれは、という顔。率直に、結婚相手を探していた旨を述べる。「小官がいるではないか」とまたもや不思議そうな顔。あー、うん、そうなんだけど…と歯切れの悪い彼女。唐突に抱き抱えられ寝室へ。やや乱暴に投げられ、馬乗りになって見下ろされる。「聞かせてくれ、結婚相手とやらは小官では務まらないのか?」綺麗な顔がこうも恐ろしく感じるとは。逃げ場のない状況に息を飲む。務まりますと答えると、口許が綻び甘く優しいキスが降り注いだ。
🍭「へー、そうなんだー」如何にも興味ありません☆な態度で飴を噛み砕く。その後はあからさまに無視をされた。しかし同時に、彼にもきちんと感情がある事に安堵する自分がいた。やっちゃったなーと凹んでいる彼女の元にふらっと現れて「反省した?」と一言。どうでもいいんでしょ?との返答に「そんなわけないじゃん!」と怒声混じりの声が飛ぶ。「なんっでわかんないかなぁ?!僕が…○○ちゃんのこと手放せると思う?」いつもと違う、甘くない唇がそっと触れた。
📚「嘘ですよね?」とニッコリ。すると途端に悲しみと不安の入り混じったような顔になり「…本当なのですか?そりゃあ……小説家なんて安定した収入は得られませんけど…でも……」。不安定と理解しているからこそ“でも”の後が出てこない。「良い人が居たのならば…俺が身を引く方が君の為になるのだろうね」カッコつけてサラリと。それに対し、嘘でもいいから聞きたかった『貴女を幸せにしますから』。彼を一瞥し手を掴む。「はて?」と素っ頓狂な声を上げる彼を寝室に連れ込み、乱暴に口を塞いだ。
🎲「あー、うん。わかる。わかるよ?俺がお前でも俺とは結婚しねぇわ」困ったような顔でへらりと笑う。その顔が妙に悲しくて、つい無言で抱き締めた。彼女の頭をわしゃわしゃと撫で、「でもまー、お前さえイヤじゃなけりゃさ…もうちょい、俺のこと傍に置いといてよ」。滅多に見せない弱々しい表情。そっと掴まれた手は緊張のせいか妙に冷たい。じゃあ…と彼女は切り出す。古典的ツンデレ、じゃあ私のこと幸せにしてよね!。「ったりめーだろ、任せとけ!」といつもの笑顔が咲き誇った。
💉「ふぅん ?つまり、こう言ってほしいのかな…私と結婚しよう」左手を取り薬指にキス。驚く彼女に向け淡々と「…君より随分おじさんだと思うけど、いいかな?」。そんな言葉は反則だ。頷けば頷くだけ、彼女の瞳から涙が溢れる。「指輪、どんなのが良いか考えておいてね。……それにしても婚活なんて。何人かとは顔を合わせたの?」それを今聞くかという疑問と、答えるべきではないという直感。内緒、とイタズラっぽく笑みを浮かべた。「ふぅん?」と笑った彼の顔が、ほんのり薄暗く感じたのはきっと気のせいだ。
🍸「え……じゃあ、俺っちとはお別れってこと?」唖然とするのとほぼ同時に、潤んだ瞳から涙が溢れる。説明してなんとか落ち着いてもらったものの、哀しげな表情は収まらない。「そうだよね…俺っち、ホストだもんね」なんて、らしくない事まで言い始めてしまう始末。ソファに並んで腰掛けて、指を絡めて彼は言う、「どこにも行かないで」。他の人と結婚なんてしないと何度も唱えたが彼は元気のないまま眠りに就いた。翌朝、昨晩の様子は演技であったかのような笑顔を浮かべる彼。「おっはよー!今日も愛してるよ…なーんて。ちょっち恥ずかしーね」言わずもがな、空元気。
👔「そっか…そっか……」徐に何かを取り出そうとする。あ、これヤバいやつじゃん、と彼女は身構えた。これ知ってる、進研ゼミで見たヤンデレだ。だが彼女の予想は大きく外れた。「俺とじゃ…ダメですかね」。差し出された掌には小さな箱が。開けなくても中身はわかる。「大それたのは買えなかったんだけど…そろそろ…その…お前のこと安心させたくて」涙を堪えて頷くと、彼は大きな溜息を吐いて安堵。「断られたらマジで死ぬしかないかと…」ぎゅっと抱き締めて、小さな声で「絶対幸せにします」。顔は熱く、耳元はひどくこそばゆい。重なる鼓動は倍の音量で共鳴した。
2️⃣ポカンとした表情、暫し無言。「…まあ、俺高校生だし?お前…大学生だし?わかる…けどさ……いや、わっかんねーよ!そんな焦んなくていいじゃん!てか、俺としたらいいじゃん……け、結婚」顔が赤い。ごめんと呟き頭を撫でた彼女。お腹に手を回し距離を縮めた彼は弱々しく声を発する「馬鹿…」。こんなにも好かれているとは思っていなかった。所詮行き摩りの恋だと思っていた。彼女は驚いたまま何も言わずに温度を感じ取る。「結婚とか実感ねーけどさ…俺、○○ちゃんとなら、その……イイかなって思う、よ」
3️⃣「僕らの間に愛情はありますけど、まあ、法律的に見たら犯罪ですからね」予想通りのドライな反応。中学生と付き合っているだなんて勿論親には言えていない。色々悩んでいたなんてことをつい歳下の彼に零してしまった。情けない。落ち込む彼女に淡々と告げる。「じゃあ、いつまでなら待ってくれるんですか?僕が…僕が結婚できる年齢になれば……?」だが口調とは裏腹に珍しく目に涙を浮かべている彼。そのような姿を見ては彼女とて責任取らなくてはいけない気になってくる。「僕……貴女が他の男と結ばれるなんて…絶対にイヤですからね」
🐴驚きのあまり煙草を落した。「あっちぃ!!って、お前…婚活?!ざっけんな、さっさと退会しろ!パーティ?!ンなもん蹴るんだよ!」胸ぐらを掴んで乱暴に唇を奪う。「お前は俺様のモンだろうが…」煙草の味が口に広がって彼の香りに包まれる。細められた瞳は妙に哀しくて、自分の過ちを理解し早々に謝罪を述べた。「ったりめーだろ…お前しか有り得ねえ」濃厚なキスを何度も繰り返し、身体にも沢山の痕を遺す。
🐰明らかにブチ切れている。なのに口調は優しくて、それが逆に恐怖を煽る。「…で?良いお相手は見つかったんですか?」顎を掴まれ噛み付くようなキスをして「どうなんだ?」と細められた目が見下す。徐々に粗くなる口調に嫌な汗が止まらない。「俺よりもイイ男はいたのかって聞いてんだよ、オイ」答えを待たずに何度もキス。無言のままでいる彼女に「俺だけだって言えよ…言ってくれよ……」と縋り付き、抱き締めたまま離れず、そのまま朝を迎えた。
🐦「こんかつ…?」何だそれは、という顔。率直に、結婚相手を探していた旨を述べる。「小官がいるではないか」とまたもや不思議そうな顔。あー、うん、そうなんだけど…と歯切れの悪い彼女。唐突に抱き抱えられ寝室へ。やや乱暴に投げられ、馬乗りになって見下ろされる。「聞かせてくれ、結婚相手とやらは小官では務まらないのか?」綺麗な顔がこうも恐ろしく感じるとは。逃げ場のない状況に息を飲む。務まりますと答えると、口許が綻び甘く優しいキスが降り注いだ。
🍭「へー、そうなんだー」如何にも興味ありません☆な態度で飴を噛み砕く。その後はあからさまに無視をされた。しかし同時に、彼にもきちんと感情がある事に安堵する自分がいた。やっちゃったなーと凹んでいる彼女の元にふらっと現れて「反省した?」と一言。どうでもいいんでしょ?との返答に「そんなわけないじゃん!」と怒声混じりの声が飛ぶ。「なんっでわかんないかなぁ?!僕が…○○ちゃんのこと手放せると思う?」いつもと違う、甘くない唇がそっと触れた。
📚「嘘ですよね?」とニッコリ。すると途端に悲しみと不安の入り混じったような顔になり「…本当なのですか?そりゃあ……小説家なんて安定した収入は得られませんけど…でも……」。不安定と理解しているからこそ“でも”の後が出てこない。「良い人が居たのならば…俺が身を引く方が君の為になるのだろうね」カッコつけてサラリと。それに対し、嘘でもいいから聞きたかった『貴女を幸せにしますから』。彼を一瞥し手を掴む。「はて?」と素っ頓狂な声を上げる彼を寝室に連れ込み、乱暴に口を塞いだ。
🎲「あー、うん。わかる。わかるよ?俺がお前でも俺とは結婚しねぇわ」困ったような顔でへらりと笑う。その顔が妙に悲しくて、つい無言で抱き締めた。彼女の頭をわしゃわしゃと撫で、「でもまー、お前さえイヤじゃなけりゃさ…もうちょい、俺のこと傍に置いといてよ」。滅多に見せない弱々しい表情。そっと掴まれた手は緊張のせいか妙に冷たい。じゃあ…と彼女は切り出す。古典的ツンデレ、じゃあ私のこと幸せにしてよね!。「ったりめーだろ、任せとけ!」といつもの笑顔が咲き誇った。
💉「ふぅん ?つまり、こう言ってほしいのかな…私と結婚しよう」左手を取り薬指にキス。驚く彼女に向け淡々と「…君より随分おじさんだと思うけど、いいかな?」。そんな言葉は反則だ。頷けば頷くだけ、彼女の瞳から涙が溢れる。「指輪、どんなのが良いか考えておいてね。……それにしても婚活なんて。何人かとは顔を合わせたの?」それを今聞くかという疑問と、答えるべきではないという直感。内緒、とイタズラっぽく笑みを浮かべた。「ふぅん?」と笑った彼の顔が、ほんのり薄暗く感じたのはきっと気のせいだ。
🍸「え……じゃあ、俺っちとはお別れってこと?」唖然とするのとほぼ同時に、潤んだ瞳から涙が溢れる。説明してなんとか落ち着いてもらったものの、哀しげな表情は収まらない。「そうだよね…俺っち、ホストだもんね」なんて、らしくない事まで言い始めてしまう始末。ソファに並んで腰掛けて、指を絡めて彼は言う、「どこにも行かないで」。他の人と結婚なんてしないと何度も唱えたが彼は元気のないまま眠りに就いた。翌朝、昨晩の様子は演技であったかのような笑顔を浮かべる彼。「おっはよー!今日も愛してるよ…なーんて。ちょっち恥ずかしーね」言わずもがな、空元気。
👔「そっか…そっか……」徐に何かを取り出そうとする。あ、これヤバいやつじゃん、と彼女は身構えた。これ知ってる、進研ゼミで見たヤンデレだ。だが彼女の予想は大きく外れた。「俺とじゃ…ダメですかね」。差し出された掌には小さな箱が。開けなくても中身はわかる。「大それたのは買えなかったんだけど…そろそろ…その…お前のこと安心させたくて」涙を堪えて頷くと、彼は大きな溜息を吐いて安堵。「断られたらマジで死ぬしかないかと…」ぎゅっと抱き締めて、小さな声で「絶対幸せにします」。顔は熱く、耳元はひどくこそばゆい。重なる鼓動は倍の音量で共鳴した。