このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

#hpmiプラスまとめ

年越し、日付が変わると同時のキス

2019/02/03 17:34
1️⃣「これが今年ラストのキス……で、これは新年最初のキス。…今年もよろしくな」ロマンチスト顔負けの言動に目を白黒させる彼女。新年最初のキスは何度も繰り返された。彼女が上げる数回目の嬌声、そして潤んだ瞳。「…今だと姫始めにはならねぇのか」と呟き、彼は劣情を抑え込んだ。約24時間待つか否か。押し寄せる眠気もまた問題だ。

2️⃣「ね…年越す瞬間キスしよ?」ジャンプをしてその瞬間地球に居ないことにするだとか色々あるが、キスをしていたらその瞬間2人はひとつになっていたということになるだろう。だから彼女とキスをしていたい。そんな彼の思考とは相反して彼女は、高校生はそういうことするんだといった様子で楽しげに笑う。「……ダメ?」年が変わるまであと数十秒。もう、待ったなんて聞き入れられない。

3️⃣「…ん、あけましておめでとうございます」突然のキスに驚いている彼女へ種明かし「いま、年越しの瞬間だったんですよ?」。浮ついた行動は得意ではないが、偶にはと意を決した彼。ちょっとしたサプライズとしては成功。「え?らしくない?…いいじゃないですか、こんな日くらい」わざわざ言われてはバツが悪い。ロマンチックな雰囲気くらい作れるってところと、子供扱いしないでってところ、今年は見せつけていかないと。


🐴「あ?ンでそんなこと…じゃ目ぇ瞑れ」テレビから聞こえるカウントダウンに合わせてキスをした。「おいお前、いま目ぇ開けてただろ」閉じてろって言ったのにと言いたげに拗ねる彼。本当にしてくれるのか不安で薄目を開けたことを白状した彼女。「ばーか」そう言って今度はしっかりとキスをする。新年早々濃厚で、執拗で、甘美な舌の交わりだった。「俺様がお前のこと裏切るかよ」頬に添えられた優しい手に導かれるがまま、再び唇を重ねた。

🐰「ったく仕方ねぇな…ほら、今年もよろしくな」酒の勢いか快く唇を重ねた彼。重ねるだけでは飽き足らず、口内に侵入させた舌がイヤらしく絡み付く。そうじゃないとでも言いたげな彼女を見遣り「欲しがったのはお前だろ」と意地の悪い笑みが浮かぶ。腰に回った手は離れる気配すらない。空気を求め彼を引き剥がせば「もういいのかよ」などと残念がって見せる。酒のせいなのか否か読ませない表情。狡い大人はどこまでも狡い。

🐦「構わんが…それに一体どんな意味が……否、浪漫とはそういうものかもな」押し倒し、覆い被さる大きな身体。手が組まれ、唇が重なる。離れては溢れる吐息。イヤらしく音を上げる2人の唇。「…っ……悪くないな」高揚した頬と優しく綻んだ口元。彼女は思わず好意を呟く。「小官も好……愛している」先程よりもしつこく、熱い舌が絡みついた。遠くから聞こえる除夜の鐘。滅せられない煩悩は静かに火を灯す。「…姫始め?……知らんな」


🍭「えへ、新年初ちゅーだよ☆今年もよろしく〜!」頬に軽く触れた唇。そっちじゃないと拗ねてみせる彼女。「も〜!ワガママなんだから」そう言いながらも仕切り直し、唇を重ねてくれる彼はやはり優しい。だが濃厚なキスを繰り返す彼はあまり優しくない。酸素を求めて肩を叩くまで放しはせず、「もう要らなくなっちゃった?」と笑うのもまた意地が悪い。「もー、拗ねないの。大好きだよ」わざとらしいリップ音と共に軽く触れた唇。そっちの方が好きかも…という気持ちは隠しておくべきだろう。

📚「ん…ちょっと……その不意打ち反則です…あけまして、おめでとうございます…」ムスッとしてそっぽを向いた彼。きゅ、と腕を回し抱き締め、彼女は再び頬に唇を触れさせた。「だーめーでーすー。小生、今日はもう寝るんですから」あまり甘えられては甘やかしたくなってしまうから、早く解放してくれと苦い顔を浮かべる彼。耳元で悪戯を繰り返す彼女に根負けし、「わかりましたよ。何がお望みですか?」と一先ず口付けで誤魔化した。

🎲「っだー!寝てた!まだ年越てない?え、越した?うーわマジか!」年越しの瞬間にキスをしようという口約束は消滅。炬燵で寄り添い合い年を越してしまった。目を見合わせ「まあ今でいっか」と軽く頬にキスをした彼。大きく伸びをして起き上がり「今年もよろしくな」と笑顔を浮かべた。「え?さっきのじゃ物足りねぇ?…しゃーねぇな」寝転んだまま甘える彼女に覆い被さり唇を重ねた。「これでいい?…まだ?もっと?ったく、ワガママだな」


💉酒を片手に…とはいかないが、ソファで寛ぎながら年を越した。時間はわからないがきっと日付の変わった頃だろう。「…今年も仲良くしてほしいな」と呟いた彼は唇を奪った。彼と同じ気持ちを返した彼女。距離の近い顔と顔を見合わせ合い、小さく笑みを零した。彼女の頭が肩に触れ「そろそろ寝ようか」と髪に唇を落とす。眠たげな返事を確認し、小さな宴の片付けも半ばに寝室へと向かった。「ん?…ダメだよ。そういうことは、また明日」

🍸「ただいま!あけおめことよろ!かーらーの!本年初ちゅー!」カウントダウン明けの彼は高いテンションで帰宅。ジャケットを脱ぐなり、帰りを待っていた彼女に飛び付きキスをした。「えー?酒臭い?」少しばかりほわほわとした表情はやや珍しい。新年の挨拶を彼女からも告げ、同じように唇を重ねれば彼は忽ち笑顔を咲かせたた。腕の中に彼女を収め囁いたのは新年最初の愛「…○○ちゃん、大好きだよ」。

👔「ね、キスしよ。え?…いや……年越しの瞬間ひとつになっていたい…的な……」自分みたいなおっさんがこんな学生のような提案をするのはおかしいだろうか、と思っているのだろうなと彼女は逡巡する。自信のない彼が肯定された際に浮かべる安堵した笑みが堪らなく愛おしい。だから彼女は迷わず受け入れる。「よ、よかった…」ぎゅっと手を組み唇が交わる。テレビから聞こえるカウントダウン。「…今年も大好きだよ」吐息とともに吐き出された愛の言葉。返す間も無く戯れは続いた。今年もきっと愛おしい。

コメント

コメントを受け付けていません。