「くっ！」

「犬！ちーくん！！お兄ちゃん！！」

少女が三人を呼ぶ。

「早かったじゃねぇか。ヴィンディチェ…」


「ソノショウジョ二ツミハナイ。ヨッテ、コノサンメイノミレンコウスル。」

「え？あの子に…罪は…ない…？」


ヴィンディチェの言葉に動揺するツナとリボーン…

ふと少女をみると…


少女が白い炎を体から出している。


「あれは…まさか…」

リボーンの呟きは誰にも聞こえなかったが…


「り、リボーン！！あの子」


輪廻の炎が体を包み、固まり始めた…

「ちっ…沢田綱吉！!」

「は、はいぃ！！？」

いきなり名前を呼ばれて慌てて返事をするツナ

「妹を…ノアを頼みました…。」


「え…？あ、あの…」

「お兄ちゃん！やだよ…もう、一人はやだよ…」

ツナがノアを見る…

塊は体を覆いつくし、水晶のように少女を守る…