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生成AI「無断学習」は、「合法」

2025/11/03 15:10
政治
「無断転載」は著作権侵害として違法になるのに、
「無断学習」が合法って、どういうこと?

合法、になってたんです。
平成31年1月1日施行の、改正著作権法で、
はっきりと定義されていたんです。

「享受」を目的としたデータのコピーは「著作権侵害」と定義されています。
対して、
「享受を目的としない」データのコピーは著作権侵害にならない、と。

「享受」ってなあに?
→鑑賞して、楽しいと感じたり、好きだと思ったり、作品世界を味わったりすること。
人間がもつ、人間らしい感覚。

でも、機械にはそんな感情あるわけないし、データのコピーだって機械的。
だから「機械学習」ともいわれてます。
機械の学習に「享受」があるわけないよねってことで、これは著作権侵害にならない
ということにしたいから、この法律が固まったようで。

なんでこんな法律ができたの?

→すべては、生成AIの技術を向上させるため。

技術進歩のために、勝手にデータを「食わせる」行為を「合法」としたわけですね。

この法律は効力が強いです。

何故なら、現行法では、たとえ原作者・著作者が「生成AIへの学習はお断り!」と明言していても、「機械学習」そのものを止める効力はありません。著作者が訴えても、「機械学習は合法」がベースとしてあるので、著作者の勝ち目はありません。

今、こんなことになってるんですねえ。

先日、集英社と複数の出版社が共同で、生成AIへの学習段階の透明化を求める声明を出しました。本音としては機械学習すら止めてほしいんでしょうが、合法なのでどうしようもない。
でも、こんだけ多くが出ていれば、政府としても何らかの対応をとらなければいけないのか、それとも「技術進歩のため」多少の痛みは仕方ない、とするのか。

ちなみに、生成AIで出力した「何かにソックリなコンテンツ」は、ファンアのそれより悪質な著作権侵害とみなされそうです。個人的に楽しむに留め、インターネット上に公開するのは止めときましょう。


※法律の専門家でないので、この記述には間違いが含まれる場合があります。

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