DX1~熱闘編~
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
羽京と千晶。
なんだかんだ、ふたり連れ出って歩いてみたり同じ行動をしたりと、一緒にいることが多くなってきている。もはや仲良しコンビ。先のSWで命からがら共闘したというのもあって、仲間意識の結びつきが他のメンバーより強いのかもしれない。
でも千晶にしてみれば特別な感情はなくて、単に気が合うってだけの理由らしい。
片や羽京さんは、むしろ奔放な彼女に必死についていってるように見えなくもない。それは、なんとしても”彼女を独りにさせない”という明確な意志の元の行動に見えた。
「千晶が仕組んだんだろ?」
千晶、というワードに反応した羽京は、物陰にできた輪のヒソヒソ話に耳を立てる。
「どうも怪しいとは思っていたんだ。千晶の指示がなきゃ、洞窟の警備は手薄にならなかったはずなんだ。」
「千晶は初めから、司さんを陥れる気で、側近に就いたってこと?」
「ひどい! 司さんがあんな目にあったのも、つまりは全部千晶のせい?!」
話は千晶を悪者扱いすることで一致していった。羽京は気配を消し、少し離れたところから、じっと聞き耳を立てていた。
「やるか?」
その手がじわっと汗ばむ。
「やるって、何を?」
「何って、そりゃあ、なあ?」
「ヘヘ。」
羽京は額に嫌な汗が出るのを感じた。
「ヤッちまおうぜ。反逆者に対する、断罪だ。」
「それしかねえな。」
羽京の目が泳ぐ。
「気は強いが腕力はからっきしだ。一人で襲っても楽勝だろうが、念には念だ。複数人で襲うのはどうだ。」
「結構本気じゃねえか。」
「ふん、奴は頭が切れるからな。」
「はん、ちげえねえ。」
「奴が独りでいるところを…」
いてもたってもいられなくなった羽京は、駆け足で千晶を探した。
絶対的王者・司を帝国の長から引きずり下ろした(ことになっている)裏切者・千晶は、一部の彼の崇拝者から恨まれていた。実際に手をかけた氷月が拘束されたとはいえ、帝王の仮死状態は解決していない。その憤りを解消できない彼らは、その根本の原因が千晶にある、と考えるようになっていった。
司という秩序の無い今、武力を持たない彼女は、下手すればリンチにも遭いかねない。
彼女を独りにさせるわけにはいかない。
そう、羽京が千晶と一緒にいる理由は、建前上は気が合う仲間。真の目的は、彼女を護るため。
好奇心旺盛、前向きで、ちょっと危なっかしいながらもどんどん先へと進む千晶。
そんな彼女を護る騎士(ナイト)・羽京がそこにいた。
彼女は僕が護る。護ってみせる。
(※まだ付き合ってない)
なんだかんだ、ふたり連れ出って歩いてみたり同じ行動をしたりと、一緒にいることが多くなってきている。もはや仲良しコンビ。先のSWで命からがら共闘したというのもあって、仲間意識の結びつきが他のメンバーより強いのかもしれない。
でも千晶にしてみれば特別な感情はなくて、単に気が合うってだけの理由らしい。
片や羽京さんは、むしろ奔放な彼女に必死についていってるように見えなくもない。それは、なんとしても”彼女を独りにさせない”という明確な意志の元の行動に見えた。
「千晶が仕組んだんだろ?」
千晶、というワードに反応した羽京は、物陰にできた輪のヒソヒソ話に耳を立てる。
「どうも怪しいとは思っていたんだ。千晶の指示がなきゃ、洞窟の警備は手薄にならなかったはずなんだ。」
「千晶は初めから、司さんを陥れる気で、側近に就いたってこと?」
「ひどい! 司さんがあんな目にあったのも、つまりは全部千晶のせい?!」
話は千晶を悪者扱いすることで一致していった。羽京は気配を消し、少し離れたところから、じっと聞き耳を立てていた。
「やるか?」
その手がじわっと汗ばむ。
「やるって、何を?」
「何って、そりゃあ、なあ?」
「ヘヘ。」
羽京は額に嫌な汗が出るのを感じた。
「ヤッちまおうぜ。反逆者に対する、断罪だ。」
「それしかねえな。」
羽京の目が泳ぐ。
「気は強いが腕力はからっきしだ。一人で襲っても楽勝だろうが、念には念だ。複数人で襲うのはどうだ。」
「結構本気じゃねえか。」
「ふん、奴は頭が切れるからな。」
「はん、ちげえねえ。」
「奴が独りでいるところを…」
いてもたってもいられなくなった羽京は、駆け足で千晶を探した。
絶対的王者・司を帝国の長から引きずり下ろした(ことになっている)裏切者・千晶は、一部の彼の崇拝者から恨まれていた。実際に手をかけた氷月が拘束されたとはいえ、帝王の仮死状態は解決していない。その憤りを解消できない彼らは、その根本の原因が千晶にある、と考えるようになっていった。
司という秩序の無い今、武力を持たない彼女は、下手すればリンチにも遭いかねない。
彼女を独りにさせるわけにはいかない。
そう、羽京が千晶と一緒にいる理由は、建前上は気が合う仲間。真の目的は、彼女を護るため。
好奇心旺盛、前向きで、ちょっと危なっかしいながらもどんどん先へと進む千晶。
そんな彼女を護る騎士(ナイト)・羽京がそこにいた。
彼女は僕が護る。護ってみせる。
(※まだ付き合ってない)
