第一章
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【警告】羽翔さんのイメージを崩したくない方はこの先を読んではいけません。
まだ間に合う。
王子様羽翔しか好きじゃない人はブラウザバック。
まだ間に合う。
【最終警告】羽翔さんのイメージを崩したくない方は、この先を読んではいけません。
いいですか?
ほんとにいいんですね?
……
覚悟ができた方のみ、どうぞ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
第一章 第7話 空っぽの恋
学生時代の羽翔はよくモテた。
年下、年上、同い年、同性……、とにかくモテた。
毎度決まって、告白される側だった。
言われるがままに、付き合ってみて、そしてほどなく別れる。が、常だった。
理由はよくわからない。
落ち込む間もなく次の子から告白されるので、深く考えなかった。
ただ、告白してくれたときの言い分は、毎度決まって、「顔がタイプ」だった。
「あたし、やっぱり羽翔のこと好きなんだと思う。」
また、か。
やっぱりそうなんだ。……千晶も。
みやじマリン水族館の水槽の明かりに青く照らされた千晶の姿を、少し悲しげに見やる羽翔。
今までの恋愛……「ごっこ」だったのかもしれないが、どれも自分から好きになったことはなかった。
いつもあちら側から勝手に来て、そして去っていく。その繰り返し。
それでも初めて、本当に好きになった人は、ひとりだけいた。
学生時代、先輩のツテで、やっぱり「顔が好み」と言われて付き合うことになった、年上の女(ひと)。
うつろげな瞳や、絹のような長い髪、優雅な立ち振る舞い、あらゆる面が【大人】だった。
流されるままに、僕も【大人】の沼に誘(いざな)われた。
それからはもう夢中だった。とにかく彼女を悦ばせてやりたかった。あの時の僕は、……若すぎた。
仕事が忙しくなったから、と僕にもわかる嘘をついた彼女とは会う機会が減っていった。久しぶりに会う彼女からは、知らない煙草の匂いがした。
自衛隊に入隊してからは、自然消滅的に会うことはなくなった。
入隊から一年が経とうとしたある日、卒業生グループのトーク画面で、彼女が実業家と結婚したと知った。
少しだけ、心が軋んだ気がしたけど、その事実を素直に受け入れる僕がいた。
僕は所詮、空っぽだったんだ。
外見(うわべ)しか愛せなかったのは、僕も同じだったのだと、思い知った。
そんな僕が、初めて、自分から、誰かを好きになろうとしている。
だけど、
「っていうか、始めから好きだった。」
このままじゃ、これまでの繰り返しだ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
”久しぶりに会う彼女からは、知らない煙草の匂いがした。”←ここお気に入り
まだ間に合う。
王子様羽翔しか好きじゃない人はブラウザバック。
まだ間に合う。
【最終警告】羽翔さんのイメージを崩したくない方は、この先を読んではいけません。
いいですか?
ほんとにいいんですね?
……
覚悟ができた方のみ、どうぞ。
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第一章 第7話 空っぽの恋
学生時代の羽翔はよくモテた。
年下、年上、同い年、同性……、とにかくモテた。
毎度決まって、告白される側だった。
言われるがままに、付き合ってみて、そしてほどなく別れる。が、常だった。
理由はよくわからない。
落ち込む間もなく次の子から告白されるので、深く考えなかった。
ただ、告白してくれたときの言い分は、毎度決まって、「顔がタイプ」だった。
「あたし、やっぱり羽翔のこと好きなんだと思う。」
また、か。
やっぱりそうなんだ。……千晶も。
みやじマリン水族館の水槽の明かりに青く照らされた千晶の姿を、少し悲しげに見やる羽翔。
今までの恋愛……「ごっこ」だったのかもしれないが、どれも自分から好きになったことはなかった。
いつもあちら側から勝手に来て、そして去っていく。その繰り返し。
それでも初めて、本当に好きになった人は、ひとりだけいた。
学生時代、先輩のツテで、やっぱり「顔が好み」と言われて付き合うことになった、年上の女(ひと)。
うつろげな瞳や、絹のような長い髪、優雅な立ち振る舞い、あらゆる面が【大人】だった。
流されるままに、僕も【大人】の沼に誘(いざな)われた。
それからはもう夢中だった。とにかく彼女を悦ばせてやりたかった。あの時の僕は、……若すぎた。
仕事が忙しくなったから、と僕にもわかる嘘をついた彼女とは会う機会が減っていった。久しぶりに会う彼女からは、知らない煙草の匂いがした。
自衛隊に入隊してからは、自然消滅的に会うことはなくなった。
入隊から一年が経とうとしたある日、卒業生グループのトーク画面で、彼女が実業家と結婚したと知った。
少しだけ、心が軋んだ気がしたけど、その事実を素直に受け入れる僕がいた。
僕は所詮、空っぽだったんだ。
外見(うわべ)しか愛せなかったのは、僕も同じだったのだと、思い知った。
そんな僕が、初めて、自分から、誰かを好きになろうとしている。
だけど、
「っていうか、始めから好きだった。」
このままじゃ、これまでの繰り返しだ。
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”久しぶりに会う彼女からは、知らない煙草の匂いがした。”←ここお気に入り
