第一章
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第一章 第6話 広島デート
呉基地から電車で1時間。
新横浜から新幹線で3時間半。
広島駅。
公休でも遠出できないという羽翔のために、千晶のほうから提案した広島デート。
編成の都合がなんとかで、収録などの予定がちょうど無いから、らしい。
『広島城とか史跡巡りもしたいし! 毛利元就ゆかりの安芸高田の、吉田とか? 原爆ドームはマストとして、建て替え前のスタジアムとか現存するうちに見ておきたいじゃない? 自分の目で見てみたいんだ!』
羽翔としては、あくまで現地人としての案内役として誘われたのだと、思うことにした。
なにせ彼女は高校生クイズ王としてテレビ番組に出ている有名人。
待ち合わせより早く着いていた羽翔。
「ちあきって子がよお、今注目なんじゃ。」
千晶?
朝10時に開いた書店の店頭に並ぶ雑誌の前での話し声が耳に入る。
「見た目は地味じゃけど、ほんまにすごいんよ。もう少し磨きがかかったら人気出るう思うわ。」
「オオタニ、じゃのーて、ダイヤって読むんけ。ふうんそれで『ダイヤのエース』ねえ。」
「今はまだ、原石っつーとこじゃろ。」
テレビ雑誌の表紙に、千晶の写真を見つける。それは別の有名タレントを中心に他の出演者らと共に小さく写っているものであったが、羽翔は引き込まれてしまった。
手に取り、その特集ページをめくる。
目を見張った。
一番大きな写真が千晶だった。
〈全ジャンル網羅の天才クイズ女王〉
〈ストイックな勉強方法〉
〈常に前進を続けるダイヤの原石〉
もう、ほとんど千晶特集じゃないか。
テレビなんて見る時間などなくエンタメにはほとほと疎い羽翔。
千晶との話から番組名などは知っていたものの、こんなにすごいことになっていたなんて。
まだあどけなさの残る彼女が、どこか遠い存在に思えてしまう。
本当に、僕で、いいの?
買った雑誌を鞄に入れるとき、メッセージ受信の通知音。
〈千晶から未読メッセージ〉
『次、広島。
早く羽翔に会いたいよ』
「!!!」
その場で悶絶した。
……一旦トイレ行って落ち着こう。
〈ジャアアアアアア〉
〈ブオオオオオオオ〉
また一ヶ月後。
2回目のデートは宮島へ。
デート、と言ってしまっていいものなのか。
ただただ広島の観光地を、ふたりで巡っているだけである。
手さえ繋いでいない。
「鹿だー!」
フェリーが宮島に到着し、駅の外へ出るや、
「ねっ、近くで見よう!」
そう言って千晶は、振り向いて羽翔の手を取り、前へ駆け出していく。
あ……、手……。
日々の訓練で接する隊員たちのそれとは異なり、小さくて、柔らかくて。少女のか細い手が、力強く羽翔の手を引く。
(著者注:きゅんきゅんが止まらん)
「奈良の鹿は凶暴だけど、宮島の鹿は大人しい、って、本当なんだー。可愛いー。」
君の方が可愛いよ、と心の中でつぶやく羽翔なのであった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
奥手かっ。
……って読者にイメージもたせて、か・ら・の、次回、衝撃の事実、って展開。もはや別キャラ? そう同じ名前の別キャラです別キャラ。(言い訳)
【警告】原作イメージを崩したくない方はこの先を読んではいけません。
まだ間に合う。
王子様羽翔しか好きじゃない人はブラウザバック。
まだ間に合う。
【最終警告】羽翔さんのイメージを崩したくない方は、この先を読んではいけません。
いいですか?
ほんとにいいんですね?
……
覚悟ができた方のみ、どうぞ。
呉基地から電車で1時間。
新横浜から新幹線で3時間半。
広島駅。
公休でも遠出できないという羽翔のために、千晶のほうから提案した広島デート。
編成の都合がなんとかで、収録などの予定がちょうど無いから、らしい。
『広島城とか史跡巡りもしたいし! 毛利元就ゆかりの安芸高田の、吉田とか? 原爆ドームはマストとして、建て替え前のスタジアムとか現存するうちに見ておきたいじゃない? 自分の目で見てみたいんだ!』
羽翔としては、あくまで現地人としての案内役として誘われたのだと、思うことにした。
なにせ彼女は高校生クイズ王としてテレビ番組に出ている有名人。
待ち合わせより早く着いていた羽翔。
「ちあきって子がよお、今注目なんじゃ。」
千晶?
朝10時に開いた書店の店頭に並ぶ雑誌の前での話し声が耳に入る。
「見た目は地味じゃけど、ほんまにすごいんよ。もう少し磨きがかかったら人気出るう思うわ。」
「オオタニ、じゃのーて、ダイヤって読むんけ。ふうんそれで『ダイヤのエース』ねえ。」
「今はまだ、原石っつーとこじゃろ。」
テレビ雑誌の表紙に、千晶の写真を見つける。それは別の有名タレントを中心に他の出演者らと共に小さく写っているものであったが、羽翔は引き込まれてしまった。
手に取り、その特集ページをめくる。
目を見張った。
一番大きな写真が千晶だった。
〈全ジャンル網羅の天才クイズ女王〉
〈ストイックな勉強方法〉
〈常に前進を続けるダイヤの原石〉
もう、ほとんど千晶特集じゃないか。
テレビなんて見る時間などなくエンタメにはほとほと疎い羽翔。
千晶との話から番組名などは知っていたものの、こんなにすごいことになっていたなんて。
まだあどけなさの残る彼女が、どこか遠い存在に思えてしまう。
本当に、僕で、いいの?
買った雑誌を鞄に入れるとき、メッセージ受信の通知音。
〈千晶から未読メッセージ〉
『次、広島。
早く羽翔に会いたいよ』
「!!!」
その場で悶絶した。
……一旦トイレ行って落ち着こう。
〈ジャアアアアアア〉
〈ブオオオオオオオ〉
また一ヶ月後。
2回目のデートは宮島へ。
デート、と言ってしまっていいものなのか。
ただただ広島の観光地を、ふたりで巡っているだけである。
手さえ繋いでいない。
「鹿だー!」
フェリーが宮島に到着し、駅の外へ出るや、
「ねっ、近くで見よう!」
そう言って千晶は、振り向いて羽翔の手を取り、前へ駆け出していく。
あ……、手……。
日々の訓練で接する隊員たちのそれとは異なり、小さくて、柔らかくて。少女のか細い手が、力強く羽翔の手を引く。
(著者注:きゅんきゅんが止まらん)
「奈良の鹿は凶暴だけど、宮島の鹿は大人しい、って、本当なんだー。可愛いー。」
君の方が可愛いよ、と心の中でつぶやく羽翔なのであった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
奥手かっ。
……って読者にイメージもたせて、か・ら・の、次回、衝撃の事実、って展開。もはや別キャラ? そう同じ名前の別キャラです別キャラ。(言い訳)
【警告】原作イメージを崩したくない方はこの先を読んではいけません。
まだ間に合う。
王子様羽翔しか好きじゃない人はブラウザバック。
まだ間に合う。
【最終警告】羽翔さんのイメージを崩したくない方は、この先を読んではいけません。
いいですか?
ほんとにいいんですね?
……
覚悟ができた方のみ、どうぞ。
