第四章(羽翔さんの育児奮闘記)
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第四章 第11話 横須賀わいわいフェスタ
まだ梅雨入り宣言のない六月の快晴の下、横須賀は人で賑わっていた。
自衛隊横須賀基地と、横須賀を通る鉄道会社、自治体等が参画しての合同イベント。こども向けの展示や体験モノが多かった。
この日だけは、基地内に一般客を入れるとあって、一ケ月程前から警備体制の演習があった。誘導、手荷物検査の手順はもちろん、不審者を想定した訓練が何度も繰り返された。
基地エリアでは、潜水艦の展示もある。
羽翔もこの日はイベントに駆り出される身だった。
「働いているパパを見るのは初めてかな?」
「パッパァー。」
先月3歳になった娘は、この春から幼稚園に通っていた。
合間を縫って、イベントに来ていた千晶親子に制服姿で会った羽翔。
面と向かってかっこいいね、と言われ、照れからか帽子を深くかぶる。
「暑いから、熱中症には、気を付けて。」
「うん。対策はバッチリなんだよ。」
未開封のスポーツドリンクを取り出し、娘とお揃いの帽子姿の千晶は笑顔を見せる。
「じゃあまた、あとで。」
「うん。お仕事、頑張って。」
「ガンバってぃえ。」
手を振り、母子に背を向け歩いて行く羽翔。
ただ、イベントを楽しんでもらえば、それでよかった。
それだけで、よかったんだ……。
「ふんふん、やっぱり自衛官募集ブースもあるんだね。そりゃ、自衛隊のPRイベントみたいなもんなんだから、当たり前といえば当たり前か。」
通常、自衛官の募集は、27歳まで。31歳の千晶に応募資格は無いはずだった。
通常、ならば。
「自衛隊…医官? 医者、ってこと?」
「キャリア採用で、いわゆる転職ですね。」
「ふうん…。」
「国の最前線で、人々の命を守る、これ以上ないやりがいのある仕事です! ご興味、ありませんか?」
「興味……。」
『天職って感じ?』
千晶の脳裏には、救急医療チームで生き生きと働いていた頃の記憶が、ありありと呼び覚まされていた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
これからどんどんシリアス展開になります。
ほのぼの(?)羽翔さん育児ライフモノを楽しみにしていた方は、この辺でドロップアウトしたほうがいいかもしれません。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
まだ梅雨入り宣言のない六月の快晴の下、横須賀は人で賑わっていた。
自衛隊横須賀基地と、横須賀を通る鉄道会社、自治体等が参画しての合同イベント。こども向けの展示や体験モノが多かった。
この日だけは、基地内に一般客を入れるとあって、一ケ月程前から警備体制の演習があった。誘導、手荷物検査の手順はもちろん、不審者を想定した訓練が何度も繰り返された。
基地エリアでは、潜水艦の展示もある。
羽翔もこの日はイベントに駆り出される身だった。
「働いているパパを見るのは初めてかな?」
「パッパァー。」
先月3歳になった娘は、この春から幼稚園に通っていた。
合間を縫って、イベントに来ていた千晶親子に制服姿で会った羽翔。
面と向かってかっこいいね、と言われ、照れからか帽子を深くかぶる。
「暑いから、熱中症には、気を付けて。」
「うん。対策はバッチリなんだよ。」
未開封のスポーツドリンクを取り出し、娘とお揃いの帽子姿の千晶は笑顔を見せる。
「じゃあまた、あとで。」
「うん。お仕事、頑張って。」
「ガンバってぃえ。」
手を振り、母子に背を向け歩いて行く羽翔。
ただ、イベントを楽しんでもらえば、それでよかった。
それだけで、よかったんだ……。
「ふんふん、やっぱり自衛官募集ブースもあるんだね。そりゃ、自衛隊のPRイベントみたいなもんなんだから、当たり前といえば当たり前か。」
通常、自衛官の募集は、27歳まで。31歳の千晶に応募資格は無いはずだった。
通常、ならば。
「自衛隊…医官? 医者、ってこと?」
「キャリア採用で、いわゆる転職ですね。」
「ふうん…。」
「国の最前線で、人々の命を守る、これ以上ないやりがいのある仕事です! ご興味、ありませんか?」
「興味……。」
『天職って感じ?』
千晶の脳裏には、救急医療チームで生き生きと働いていた頃の記憶が、ありありと呼び覚まされていた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
これからどんどんシリアス展開になります。
ほのぼの(?)羽翔さん育児ライフモノを楽しみにしていた方は、この辺でドロップアウトしたほうがいいかもしれません。
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