第四章(羽翔さんの育児奮闘記)
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第四章 第5話 0y5m
「すごい! 一気に2倍に増えてる!」
「第一次成長期。特に生後2~5ヶ月が最も成長が著しい。平均よりやや小さいが、ほぼパーセンタイル内。よしよし。」
「千晶はえらいな。ちゃんと記録してるんだ。」
「あったりまえだよ、これくらい。」
「アー!」
「ねー、スイちゃん。」
「アー?」
「ああ、可愛い。」
娘の成長する姿にすっかりメロメロな羽翔さん。そのぷっくりした四肢を愛おしげに撫でる。
「ちぎりパン。」
「ぷっ、千晶それやめて。」
ツボに入った羽翔、腹を抱えて笑い出す。
「アアー!」
つられるように、娘も笑う。
「はは。」
親子三人揃って、笑っていた。
「離乳食、じゃなくて、補完食。」
「オーケー。」
医師免許を持っているはずなのになんとなく手先が不器用な千晶は、離乳食、じゃなくて補完食、を作るのに僕のサポートを必要とした。
「こんなに早く卵を使って大丈夫なんだ?」
「小児科医がいいって言ってるんだから早めスタートに越したことないよ。それに、アレルギーの有無も先にわかった方がいい。」
生後5ヶ月で、初めて、母乳以外を口に入れる。
最初は、アレルギーの出にくい薄い粥や葉野菜。
その1週間後から、卵、牛乳、大豆、鶏肉といった、アレルギー反応の出る可能性が高い食品を、すぐに小児科を受診できる午前中に1つずつ、試す。
食材の下ごしらえは僕、給仕は千晶、という役割分担ができていた。
同時に、母乳からミルクへの移行も始まった。いずれ保育所に預けて働きに出る予定の千晶の計画のひとつ。保育所でミルクを嫌がって飲まないことにならないよう、今から慣れさせるというものだ。ミルクなら、僕も手伝える。
実験器具を相手にするように、腰を低くし、メモリの高さに視線を合わせ、きっかり調乳をする千晶。
「よし、こんなもんかな。」
その姿だけ見ていると科学者のようだ、と傍らで羽翔は思った。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
世のお母さんは皆、科学者です。
この物語はフィクションです。医療にまつわる情報は、必ずかかりつけ医や専門家に問い合わせください。
「すごい! 一気に2倍に増えてる!」
「第一次成長期。特に生後2~5ヶ月が最も成長が著しい。平均よりやや小さいが、ほぼパーセンタイル内。よしよし。」
「千晶はえらいな。ちゃんと記録してるんだ。」
「あったりまえだよ、これくらい。」
「アー!」
「ねー、スイちゃん。」
「アー?」
「ああ、可愛い。」
娘の成長する姿にすっかりメロメロな羽翔さん。そのぷっくりした四肢を愛おしげに撫でる。
「ちぎりパン。」
「ぷっ、千晶それやめて。」
ツボに入った羽翔、腹を抱えて笑い出す。
「アアー!」
つられるように、娘も笑う。
「はは。」
親子三人揃って、笑っていた。
「離乳食、じゃなくて、補完食。」
「オーケー。」
医師免許を持っているはずなのになんとなく手先が不器用な千晶は、離乳食、じゃなくて補完食、を作るのに僕のサポートを必要とした。
「こんなに早く卵を使って大丈夫なんだ?」
「小児科医がいいって言ってるんだから早めスタートに越したことないよ。それに、アレルギーの有無も先にわかった方がいい。」
生後5ヶ月で、初めて、母乳以外を口に入れる。
最初は、アレルギーの出にくい薄い粥や葉野菜。
その1週間後から、卵、牛乳、大豆、鶏肉といった、アレルギー反応の出る可能性が高い食品を、すぐに小児科を受診できる午前中に1つずつ、試す。
食材の下ごしらえは僕、給仕は千晶、という役割分担ができていた。
同時に、母乳からミルクへの移行も始まった。いずれ保育所に預けて働きに出る予定の千晶の計画のひとつ。保育所でミルクを嫌がって飲まないことにならないよう、今から慣れさせるというものだ。ミルクなら、僕も手伝える。
実験器具を相手にするように、腰を低くし、メモリの高さに視線を合わせ、きっかり調乳をする千晶。
「よし、こんなもんかな。」
その姿だけ見ていると科学者のようだ、と傍らで羽翔は思った。
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世のお母さんは皆、科学者です。
この物語はフィクションです。医療にまつわる情報は、必ずかかりつけ医や専門家に問い合わせください。
