第三章(芸能編+クロルリ)
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第三章 第15話 共に
「バイタルチェックは?」
「装着しました!」
「西園寺先生、バイタルのモニターチェックお願いします。」
「了解! 心拍数、酸素濃度、異常なし。」
「イシイさん、聞こえますか?」
「はい。すみません……。」
「意識レベル異常なし。」
都内某所、大病院の救急医療チームに、研修医として千晶が配属された。
医師免許取得後の最初の2年間は、研修医として経験を積み、それから専門医の資格を取るなどしてキャリアを形成していくのが通例となっていた。
「全身に蕁麻疹……、アレルギー症状の可能性あり。抗ヒスタミンの点滴持ってきます。西園寺先生はヒアリングを続けてて。」
「はい。イシイさん、最後に食べたのが中華料理だったとのことですが、何か食べ物にアレルギーをお持ちですか?」
「いえ…特に無かったと思います。」
「うーーん……。あ、イシイさん、もしかしてサーフィンとかされてます?」
「え、あ、そうですけど。なんで?」
「よく、日に焼けてらっしゃるので。」
「そうそう、学生時代からの趣味で……ってこれが、何か?」
「クラゲ、刺されたこと、あります、ね?」
「あっ。」
「先ほど食べたものに、クラゲの料理、ありませんでしたか?」
「西園寺先生、点滴持ってきました。」
「この患者さん、クラゲアレルギーの可能性があります。」
「えっ、クラゲ??」
「処置後、処方箋とアレルギー専門医への紹介状を書きます。なるべく早く、受診してください。」
「は、はい……。」
元クイズ女王・千晶の豊富な知識は、連日運び込まれる中重傷患者の初期対応において、重宝されることが多かった。
まさに天職に恵まれたのだと、千晶は誇らしげに語った。
「でもまだまだ、医師としてはぺーぺー。私より凄い医師はもっといる。」
千晶は常に上を向いていた。
[注釈]
※この物語は、フィクションです。医療に関することは専門家が書いたもの以外は絶対に鵜呑みにしないでください。それはぜったいに、ぜったいですッ!
[注釈終わり]
羽翔も、この春に昇任していた。
「結婚すると昇任しやすいってジンクスがあるんだよ。」
「責任感をより一層もてるから、じゃない?」
「うん。そんな気がするよ。」
結婚から4年が経っていたが、互いに忙しいのと、すれ違いの多さから、まだ、新婚の余韻を引きずっていた。
羽翔が潜水艦任務で不在の期間があるというのもあるが、千晶もまた、家にいないことがある。
ふたりで夕飯をとっている間、千晶はチラチラと時計を気にしていた。
「そろそろ行くね。」
「2日連続の夜勤、だもんね。」
「ごめんね。」
「いってらっしゃい。気をつけて。」
白いジャケットを羽織る千晶の背中が自衛隊員に見えた。
(ここで『第一章 第5話 海自の日常』のワンシーンをかぶせます。)
「まだ、子どもは考えてないの?」
「今はまだ、学ぶことで手一杯。」
「そう。」
母にそれとなくせかされてしまう千晶。
「羽翔くんは、どう?」
「え?! あ、その、えっと、あの……、千晶の、望む通りに……。」
「ふふ。やっぱり優しいのね。いい人を捕まえたわね、千晶。」
「うん。」
1年後。
研修医期間があと数ヶ月という頃。
千晶が、妊娠した。
第三章 終わり
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ドクスト→Dr.千晶
ドクスト→DeaR.STONE production
といったもじりでお送りしました。
次章、羽翔さんが育児参加します。
「バイタルチェックは?」
「装着しました!」
「西園寺先生、バイタルのモニターチェックお願いします。」
「了解! 心拍数、酸素濃度、異常なし。」
「イシイさん、聞こえますか?」
「はい。すみません……。」
「意識レベル異常なし。」
都内某所、大病院の救急医療チームに、研修医として千晶が配属された。
医師免許取得後の最初の2年間は、研修医として経験を積み、それから専門医の資格を取るなどしてキャリアを形成していくのが通例となっていた。
「全身に蕁麻疹……、アレルギー症状の可能性あり。抗ヒスタミンの点滴持ってきます。西園寺先生はヒアリングを続けてて。」
「はい。イシイさん、最後に食べたのが中華料理だったとのことですが、何か食べ物にアレルギーをお持ちですか?」
「いえ…特に無かったと思います。」
「うーーん……。あ、イシイさん、もしかしてサーフィンとかされてます?」
「え、あ、そうですけど。なんで?」
「よく、日に焼けてらっしゃるので。」
「そうそう、学生時代からの趣味で……ってこれが、何か?」
「クラゲ、刺されたこと、あります、ね?」
「あっ。」
「先ほど食べたものに、クラゲの料理、ありませんでしたか?」
「西園寺先生、点滴持ってきました。」
「この患者さん、クラゲアレルギーの可能性があります。」
「えっ、クラゲ??」
「処置後、処方箋とアレルギー専門医への紹介状を書きます。なるべく早く、受診してください。」
「は、はい……。」
元クイズ女王・千晶の豊富な知識は、連日運び込まれる中重傷患者の初期対応において、重宝されることが多かった。
まさに天職に恵まれたのだと、千晶は誇らしげに語った。
「でもまだまだ、医師としてはぺーぺー。私より凄い医師はもっといる。」
千晶は常に上を向いていた。
[注釈]
※この物語は、フィクションです。医療に関することは専門家が書いたもの以外は絶対に鵜呑みにしないでください。それはぜったいに、ぜったいですッ!
[注釈終わり]
羽翔も、この春に昇任していた。
「結婚すると昇任しやすいってジンクスがあるんだよ。」
「責任感をより一層もてるから、じゃない?」
「うん。そんな気がするよ。」
結婚から4年が経っていたが、互いに忙しいのと、すれ違いの多さから、まだ、新婚の余韻を引きずっていた。
羽翔が潜水艦任務で不在の期間があるというのもあるが、千晶もまた、家にいないことがある。
ふたりで夕飯をとっている間、千晶はチラチラと時計を気にしていた。
「そろそろ行くね。」
「2日連続の夜勤、だもんね。」
「ごめんね。」
「いってらっしゃい。気をつけて。」
白いジャケットを羽織る千晶の背中が自衛隊員に見えた。
(ここで『第一章 第5話 海自の日常』のワンシーンをかぶせます。)
「まだ、子どもは考えてないの?」
「今はまだ、学ぶことで手一杯。」
「そう。」
母にそれとなくせかされてしまう千晶。
「羽翔くんは、どう?」
「え?! あ、その、えっと、あの……、千晶の、望む通りに……。」
「ふふ。やっぱり優しいのね。いい人を捕まえたわね、千晶。」
「うん。」
1年後。
研修医期間があと数ヶ月という頃。
千晶が、妊娠した。
第三章 終わり
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ドクスト→Dr.千晶
ドクスト→DeaR.STONE production
といったもじりでお送りしました。
次章、羽翔さんが育児参加します。
